現在をうろうろ(3953)
日本貧窮者経済新聞
 アメリカ様はNATOに何を求めているのやら・・・?(2)→この最初へ

 何だか、アメリカ様は背水の陣なのかね・・・?とにかく前回の続き・・・米国がNATOに求めるもの  WEDGE Infinity(ウェッジ) これのポンペオ国務長官の話を眺めないと・・・戦争も外務の領域に違いないが・・・?そういえば、日本の軍事情報の泰斗の野口君は・・・【野口裕之の軍事情勢】北朝鮮を交渉のテーブルに着席させたのは外務当局にあらず 諜報機関だった!(1-7ページ) - 産経ニュース これで・・・「忍者の国なのになぜ、日本には本格的情報機関がないのか? それは冗談だが、北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の許容限度を超える軍事膨張など、世界屈指の危険地帯に位置する日本に情報機関がないとは。異常な国家体制に映る」・・・こんな風に言われて嘆いていますが・・・?日本の諜報機関は・・・外務省の管轄だね・・・諜報機関の出店は大使館などの公館ですからね・・・軍事諜報機関も駐在武官が元締めですからね・・・駐在武官 - Wikipedia 日本では、第二次世界大戦以前は帝国陸軍・海軍から派遣され、「○○国在勤帝国大使館附陸軍武官」及び「○○国在勤帝国大使館附海軍武官」等と呼称した。・・・これらが機密費を使って豪遊していたわけで・・・現在は・・・防衛駐在官 - Wikipedia これが、それぞれの国の軍事情報を吸い上げているはずなんですがね・・・戦前では駐在武官からの情報が外務省を経ないで軍に流れたのが、現在では外務省と防衛省が共有する形になったというのでしょうね・・・

 本格的諜報機関は外務省が存在しているわけでね・・・アメリカ様の場合は、国務省が統括するものと、合衆国大統領の直属機関のCIAがあるというだけですからね・・・この辺りは、法制度の違いというだけだと思いますが・・・合衆国大統領は私兵である海兵隊を動かすための専属の情報機関としてCIAを持っているというだけですからね・・・どこの国も基本的に外務省が諜報機関を統べるというわけでね・・・まさか、そういった事も知らないのかね・・・物語作家君は・・・

 だから、イスラエルのモサドもイスラエル情報コミュニティーという、それぞれの役所の情報組織の中での・・・実行部隊で法的な基盤は無いという不思議な組織ね・・・国家組織の中に存在しない部局、つまり、国家が関与していると政治問題になる仕事をする部署というだけですからね。

 日本の場合、戦前は実質的に商社が担っていたようですがね・・・商社の駐在員は帝国臣民として帝国の保護下にあるが、非合法活動は現地の法で処罰される・・・簡単じゃないかね?

 戦前の北京の特務機関の金の流れなども眺めたことがあるのでね・・・本を出版してやって金を回したりとかね・・・色々と助成の跡をたどると見えてくるわけでね・・・文部省や外務省の助成が活動費になったりと・・・不思議なポチ国・・・物語が情報と化けるのかね・・・?さて、とにかく続き・・・

 トランプ大統領は、テロとの戦いがNATOの重要な焦点であるべきであることも明確にしている。同盟は、北アフリカと中東におけるパートナー諸国とテロとの戦いで協働すべきである。

 残念ながら、国家間の戦争の可能性が欧州では消えてしまったのでね・・・昔の欧州の東方問題を、ちょっと領域を外縁に押しやって煽っているという事ですね・・・かつての東方問題が、対オスマン帝国でしたが・・・トルコがNATOに加盟しちゃって、実質的に旧オスマン帝国領内での東方問題が消えた・・・オスマン帝国 - Wikipedia

 左のオスマン帝国の最大領域ね・・・オスマン帝国の法が行われた場所・・・オスマン帝国は失われたが、法文化の共有がある場所ですね・・・ローマ帝国の法が行われ、それを継受しての東ローマ帝国・・・そして、オスマン帝国・・・私は、歴史法学を学んだ関係で、こういった歴史的法空間というものを考えちゃうのでね・・・

 サウジアラビアやイランは・・・この法空間とは別の法空間にあったわけでね・・・幼い普ちゃんの大袈裟な法の支配も、私にとっては・・・納得したら守ろうね!その程度のものだと・・・オスマン帝国の法を納得して守ろうとした地域が左の奴・・・共通の商法を持つなら、この領域での取引のルールは基本的に同じ・・・という事ですね。接する地域も取引をする以上は、そのルールに則っての行動になるだけですからね・・・

 トルコのNATO入りでこの赤い空間もトルコの納得したことを納得できる土壌であることになった・・・アメリカ様は・・・アラビア半島の灰色の部分のサウジアラビアとの仲が良いことになっているが・・・サウジアラビアはロシアのS-400を導入・・・トルコもS-400を・・・S-400はロシア・中国・インド・ベトナムが保有する新鋭防空ミサイルシステムですからね・・・アメリカ様の兵器の売り上げは落ちるのでは・・・?

 NATOの門戸開放政策への米国の支持、加盟希望国への米国の関与は揺るぎない。我々は、加盟希望国がNATOの基準を満たせるよう、二国間およびNATOの枠組みを通じて支援し続ける。6月の首脳会議に向けて次の3つに焦点を当てる。国防費増と負担の分担、NATOの抑止力と防衛力強化、テロとの戦いである。

 ここまでくると・・・どうやら、アメリカ製の兵器を買おう!キャンペーンにしか聞こえなくなるのですがね・・・我々は、加盟希望国がNATOの基準を満たせるよう、二国間およびNATOの枠組みを通じて支援し続ける・・・旧共産圏がロシア製の兵器を使い、ライセンス生産を自国で行い続けている事に対する不満をぶつけているような感じでね・・・NATO加盟国が増えても、アメリカ様の兵器の売れ行きに貢献していない・・・何でS-400を導入する!F-35は売らない・・・やった!買わずに済む!・・・になっているとか?トルコの現状はそんな感じですからね・・・

 韓国と北朝鮮の歴史的首脳会談にも祝意を表したい。トランプ大統領の最大限の圧力作戦がなければここに至ることはなかったであろう。文在寅大統領と金正恩指導者が板門店宣言で完全な非核化について述べたことに勇気づけられる。我々は、宣言を精査している。

 なんとなく、圧力に屈したようには見えないのでね・・・トランプ大統領の最大限の圧力作戦がなければここに至ることはなかったであろう・・・韓国が戦争に巻き込まれるのが嫌で北に寝返ったとも言えるのでは・・・民族の確信を使って・・・北朝鮮も、韓国に核兵器を使わないと、応えたわけですからね・・・そして、平昌オリンピック・・・結局は、アメリカ様はいつも・・・この、民族の確信に負けるのでしょうね・・・所詮、テロリストの作った食い詰め者の寄せ集め国家・・・ルーマニアの民族の確信には恐れ入ったが・・・右の奴ね・・・これがルーマニアだ!ってね・・・ルーマニアは、トラヤヌス帝をはめたのか?麻生君みたいだね・・・

 我々の目標は変わらない。我々は、恒久的(注:permanent。通常はcompleteと言うところ)、不可逆的、検証可能な形で、北朝鮮が大量破壊兵器を遅滞なく破棄することを求める。それまで、世界中からの最大限の圧力が続く。トランプ大統領が言ったように、米国は過去の過ちを繰り返さない。いかなる対話も、国連安保理決議、その他の一切の制裁に取って代わるものではない。

 さて、最大限の圧力はどうなる・・・?既に・・・北京から元山へ、核実験場の閉鎖のセレモニーの燃料油の話も出ない状態ですからね・・・何で出ないのかね・・・?平昌オリンピックの頃には誰が軽油を出すか・・・行った交通機関の輸送手段はどうなるかの話がありましたが・・・朝鮮半島での南北交流の燃料油は・・・?まあ、歩いて行き来は・・・飯も食わせたし・・・

 米国は、同盟国である、韓国、日本と緊密に協力して共同の対処を続ける。北の約束は結構なことだが、透明で検証可能な行動が肝要だ。

 まあ、これしか言いようは無いね・・・さて、これに関してどんな風な話が続くのかね・・・

 上記発言は、米国がNATOに対して求めていることをよくまとめた内容である。すなわち、国防費増額による負担の分担、ロシアの脅威への対応、中東における協力である。

 まあ、端的に云えばそうなりますね・・・

 まず、NATO加盟各国が2014年のウェールズ合意を遵守し、国防費をGDP比2%まで引き上げるよう求めることと、米国がNATO条約第5条に定められた集団防衛にコミットし続けると約束することは、NATO関連の会議やNATO加盟国との会談では決まり文句のようになっている。トランプ大統領が就任当初、NATO加盟国が負担を分担しなければNATO条約第5条に米国がコミットしないとも受け取れる発言をしたのは、不適切であった。しかし、その後の軌道修正、当局者の努力により、適切な方向に向かっているように思われる。NATO加盟国が国防費を増やしてNATOの抑止力を高めること自体は、当然結構なことである。

 しかし・・・本当に結構なことかね・・・NATOウェールズ首脳会合概要 | 外務省

 ロシアによるウクライナ攻撃,中東の過激派台頭,北アフリカの不安定化を受け,NATOが全方位的な任務を引き受け,加盟国を全方位的な脅威から守れるよう,NATOの集団防衛を強化する即応性行動計画(RAP)に合意。これは,NATO即応部隊(NRF)内の初動対処部隊(VJTF/極めて短時間で展開可能な部隊)の創設,迅速な増派のための東方加盟国内への司令部の常時配置,受入施設の整備,装備・物資の事前配置,更に集団防衛に焦点を当てた演習計画の強化を含むもの。バルト諸国,ポーランド,ルーマニアが施設提供の意思を表明。

 小さな普ちゃんが行く羽目になった国々が並んでいるね・・・バルト諸国,ポーランド,ルーマニアが施設提供の意思を表明・・・この辺りの国々はアメリカ様の商品を買わない代わりに、施設提供ですね・・・ポーランドへは行かなかったね・・・ブルガリアとセルビアでしたね・・・北朝鮮が怖い怖い病を流しに行ったのでしたね・・・この辺りの国々はロシアを怖いと思っているか・・・?そのあたりではないかとね・・・臆病を植え付けに幼い弱虫の普ちゃんが行ったというのが、目的じゃないかね?だって・・・「北朝鮮は今や(エストニアの首都)タリンを射程に入れる弾道ミサイルを発射するなど、欧州にとって重大な脅威であります。ITやサイバー分野をはじめとする幅広い分野での協力を一層強化していきたい」こんな事を言って出かけたわけですからね・・・エストニア以外は、北朝鮮と国交があるしね・・・トランプ大統領が就任当初、NATO加盟国が負担を分担しなければNATO条約第5条に米国がコミットしないとも受け取れる発言・・・別に、帰れば・・・という感じだったので・・・不適切であった。しかし、その後の軌道修正、当局者の努力により、適切な方向に向かっているように思われる。

 まあ、防衛費を増やしたが・・・アメリカ様の武器を買う動きはあまり無いようですね・・・F-35も爆発的に売れている気配は無い・・・F-16からの移行もあまり進む気配が無い・・・おかげでF-16の中古市場が活性化しているね・・・

 ロシアへの脅威については、共通の認識ができているように思われる。ロシアが英国のソールズベリーで元スパイ父娘を旧ソ連製の化学兵器で攻撃したとみられる事件以降、西側諸国は続々とロシアの外交官を追放するなど結束した対応をとり、米国は対ロ制裁を強化するなど、ロシアに対する厳しい姿勢で一致するようになった。また、リチャードソン米海軍作戦部長は5月4日、オバマ政権下の2011年に解体された第2艦隊を復活させると発表している。第2艦隊は、米東岸から欧州西岸にかけての大西洋北部を担当するもので、その復活は、同海域におけるロシア海軍の潜水艦部隊を中心とする活動活発化に対抗する措置である。

 共通の認識の内容が違うのではないかとね・・・化学兵器関連の事件はCIAが主導して大統領の交代期のキャンペーンとして打ったのではないかという疑惑が深まっているのではないかとね・・・

 中東関連では、上記発言では、テロ対策しか触れていない。「我々の最も重要な二国間パートナーシップのいくつかがNATOの中に含まれている」と述べているのは、シリアのアサド政権による化学兵器を罰するために、4月に米英仏が共同で空爆をしたことが念頭にあると思われる。ポンペオ長官が中東を重視していることは、この会合に引き続いて中東を歴訪したことからも明らかである。ただ、中東で一番の問題はイラン核合意である。これに関しては、ポンペオ長官は、質疑応答の中で「イランの問題についても話し合った」と述べるにとどまっている。5月12日にトランプ大統領がイラン核合意から米国が離脱するか否かを発表する予定を前に、具体的な話ができなかったのはやむを得ない。しかし、欧州側はイラン核合意の継続を強く求めており、今後の米欧間の大きな争点となろう。

 ミサイル攻撃も、英仏はお付き合い程度の演習規模ですからね・・・中途半端だったシリアへのミサイル攻撃 ワールド 最新記事 ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト 中途半端だし、一般工業原料の塩素ガスを化学兵器と叫ばなければならない状況ですから・・・肝心の化学兵器の影が無い・・・

 上記発言では、最大限の圧力作戦の成果を強調するなど格別目新しい内容ではないものの、北朝鮮問題にも言葉を多く割いて言及している点も注目される。なお、北朝鮮の核・ミサイル問題については、ストルテンベルクNATO事務総長も、今回のNATO外相理事会に際しての記者会見で、「北朝鮮の行動に真の変化があるまで制裁は続けられるべきである」と述べている。

 従って・・・恐怖を振りまいてアメリカ様の兵器を買おう!というだけのような感じですね・・・話し合いではない!アメリカ製の兵器を買え!兵器こそが平和を作る!全ての国がアメリカ製の兵器だけを保有すれば平和になる!というだけですかね・・・?

 それでも・・・NATO加盟国の中にもロシア製のS-400を買う裏切り者がいるし、アメリカ製の最新防空システムの外に、ロシア製のS-400を買う二股組もいるし、安価なロシア製のミサイルが好きで、アメリカ様にあまりいじられたくないS-400導入国もあるし・・・こういった事を容認できない、小さな普ちゃんのポチ国の負け犬魂の体現者で、軍事評論の泰斗の野口君は・・・【野口裕之の軍事情勢】シリア攻撃に秘めた米軍の北朝鮮防空網向け「威力偵察」(1-6ページ) - 産経ニュース こんな記事を書くことになるわけですね・・・NATO加盟国のトルコでもS-400が生産されるのだよ・・・容認できない!で終わりかね・・・?

2018.05.16

  

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