現在をうろうろ(3906)
日本貧窮者経済新聞
 中東のアメリカ様の空軍基地をチェックしてみるか・・・(2)→この最初へ

 さて、なんだか余計なものを見ると、余計なものを書きたくなるね・・・なんだか、知識基盤が私は異常なのかね?それとも・・・所謂ジャーナリストが勉強不足なのか?多くの場合は名言集からの抜出程度の内容でしかなかったりしますからね・・・小さな普ちゃんの演説原稿の中のエピソードなども、本文を読んでいるのか心配になるものがありますからね・・・まあ、一般論としてはそうだろうが・・・この言葉は、もっと違った文脈の中に現れてきたはず・・・とかね。私も無知だから色々と確認しなければならないことが世の中にあってね・・・今の世の中では幸いなことに、調べ物が非常に楽になりましたからね・・・古典は原典に当たれる・・・翻訳も昔のなら手に入るしね・・・

 マハンの本なども、ずっと以前に帆船に興味があった頃には色々と読みましたがね・・・帆船がらみは、白鯨あたりからだっけね・・・あれからは色々と学ばせてもらいましたね・・・さて、とにかくアラビア半島のアメリカ様の空軍基地をチェックしないとね・・・

 まずは、クウェートの29°20'49.7N 47°31'15.4E - Google マップ この基地ね・・・Ali Al Salem Air Base - Wikipedia こんな基地です。この基地は一時期米軍が利用して、現在はクウェートの下に戻っていますね。ただ、386th Air Expeditionary Wing - Wikipedia このアメリカ様の部隊が駐留していますね・・・

 精密爆撃の跡があって、なかなか興味深いものですね。コンクリートの構造物は強靭ですが、それを破壊する目的の爆弾に対しての抵抗力は左のようなものですね・・・ここの防空システムも一般的なものですね。トルコの基地と同じで、パトリオットが配備されていますね。

 右のような陣を作っていますね。これは米軍の持ち込み品か?日本経済新聞 電子版 米、クウェートにパトリオット売却へ イラン念頭 イランの恐怖を説いて買わせたようですね・・・2010年か・・・この防空陣地は2009年には無くて、2012年に現れていますから、クウェート軍の運用するものなのでしょうね。

 しかし・・・なんだか、気になるのはカタールですね。トランプ大統領:カタールとサウジ仲介 電話協議で - 毎日新聞

 トランプ米大統領は2〜3日、サウジアラビアのサルマン国王、カタールのタミム首長と相次いで電話協議した。昨年6月から断交状態にある両国に対し、湾岸協力会議(GCC)加盟国として結束を保つよう要請した。ホワイトハウスが3日、発表した。

 サウジやアラブ首長国連邦(UAE)など4カ国は昨年6月、テロリストへの資金援助を続けているとしてカタールと断交。トランプ氏はサウジ側を支持し続けてきたが、中東地域で勢力圏を拡大するイランに対する包囲網構築に向け、中東の親米国同士の足並みをそろえることに重点を置いた形だ。

 カタールには中東最大の米空軍基地があり、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討戦や、アフガニスタンへの出撃基地として使われている。マティス国防長官やティラーソン前国務長官は、サウジとカタールの関係改善に向けた仲介を続けてきた。


 これとかね・・・気になるのは、何でトランプ大統領が関係改善の仲介かね?発端はアラブ5カ国:カタールと国交断絶 「テロ組織支援」理由 - 毎日新聞 これによると・・・

 直接の発端とみられるのは、カタールのメディアが報じた国家元首・タミム首長の5月23日の発言。「地域大国のイランと敵対するのは賢明でない」と述べたと伝えられた。カタールは報道内容を否定したが、トランプ米大統領が中東歴訪でイランを批判し、アラブ諸国の結束を強調した直後だったため、サウジやエジプトは発言を非難。カタールを拠点とする衛星テレビ局アルジャジーラのウェブサイトを遮断するなどの措置を取っていた。

 カタールは欧州風の意見を述べただけですからね・・・エルサレムの件があるから、カタールと断交した国々がアメリカ様のポチ化は考えにくいしね・・・湾岸協力会議(GCC)加盟国として結束を保つよう要請・・・湾岸協力会議 - Wikipedia こいつの内部問題かね?この加盟国は左のような感じですがね・・・

 ああ・・・これって、もしかして旧米軍基地を置いた諸国かね?サウジアラビアから、実質的にアメリカ様は追い出されたのでは・・・しかも、アラビア半島最大の軍事基地・・・キング・ハリド軍事都市 - Wikipedia これね。

 この国々の中で最大の軍事基地からアメリカ様が追われた・・・27°58'55.0N 45°32'41.0E - Google マップ ここを中心とした基地ね・・・カタールには中東最大の米空軍基地があり・・・ここは・・・25°07'05.5N 51°19'07.1E - Google マップ ここですね。

 キング・ハリド軍事都市はWikiによれば・・・湾岸戦争後のアメリカのオーバープレゼンスに対するサウジ国内での反米感情の高まりに伴い、アメリカ軍が中東における軍事プレゼンスの軸足をクウェートやカタールに移したため、今日、ハリド国王軍事都市におけるアメリカの駐留は最小限であり、極僅かなアメリカ政府関係者が生活し、勤務しているのみである。

 どうやら、これの延長線上に・・・カタールもあるのかね?反米感情の高まりに伴い、アメリカ軍が中東における軍事プレゼンスの軸足をクウェートやカタールに移し・・・まあ、イランに言及した・・・地域大国のイランと敵対するのは賢明でない・・・つまり、極端に言えば反米的になっていると・・・そして・・・軍事プレゼンスの軸足をクウェートやカタールに移し・・・これが、軸足をカタールからアラブ首長国連邦へ・・・UAE’s Mysterious Airbase Ares まさかと思うが・・・22°46'20.5N 55°03'48.8E - Google マップ ここに新しい基地が作られ、拡張されているという奴ね・・・アラブ首長国連邦を防波堤にして・・・?小さな普ちゃんも送り込んだし・・・エルサレムをイスラエルの首都にしたトランプ君の背水の陣じゃないだろうね・・・アメリカ様によってアミールつまり遠征軍の司令官的になった族長君たちが、信徒たちの長のカリフに戻ろうとしている?

 まあ、欧州は戦争を望まないから、イランとの共存の道を主張して・・・カタールが、それに乗っている・・・しかし、トランプ大統領の取り巻きは・・・サウジとカタールの関係改善に向けた仲介を続けてきたわけだね・・・この辺りのアメリカ様の影響力はどの程度なのかね?

 なんだか、民族の確信の前に・・・アメリカ様が敗退を始めたのではないかね・・・?あれ?・・・米中関係の変容と欧州にも波及する「中国脅威論」 オピニオンの「ビューポイント」 ふむ・・・

 中国を専門とするシンクタンクのメルカトル中国問題研究所(ベルリン)も2月、グローバル公共政策研究所(GPPi)と共同で「中国・覇権主義の台頭;欧州で拡大する中国の政治的影響力を読む」という報告書を発表し、欧州側から見た「中国=脅威」論を打ち出している。

 はあ?黄禍論かね・・・欧州の奴で黄禍論的な奴はあったっけ・・・?また、フー・マンチューを題材とした新作映画が見られるのかね?フー・マンチュー - Wikipedia 類似のもので、私の記憶にあるのは・・・サンダーバードの執事のキラノを操る・・・誰だっけ・・・サンダーバード (テレビ番組) - Wikipedia ああ、奴はザ・フッド(The Hood)だったのね・・・わ!0000じゃん!寝る・・・起きました。どうも・・・中国脅威論が台頭し始めているような感じですが、なんとなく、欧州らしくないような?

 理由は、例のお間抜けちゃんの掲げた奴ね・・・【野口裕之の軍事情勢】米軍少将が憑依した中国共産党「悪徳サラ金戦略」が始まった! (1-7ページ) - 産経ニュース これって、只の中国脅威論じゃん!そして・・・ここの最初のリスト・・・

 ▽豪州のダーウィン港=2015年、99年間の運営権取得
 ▽アラブ首長国連邦(UAE)のハリファ港=16年、埠頭の35年間の利用権を取得
 ▽ベルギーのセーブルルージュ港=17年、港湾運営会社を買収


 この辺りって、一流の外交をやってる国じゃん?・・・そして貧困国かね?こんな国も騙されて国土の切り売りをやっている!と叫んでいるのかもしれないが・・・二流の国じゃないですからね。こういったは馬鹿と鋏は使い様って感じですが・・・基本的に、これらの国は中国の脅威を感じていないという事じゃん・・・中国の脅威ではなく、中国との関係を発展させる基盤を作るのに参加しているわけだね・・・これに対する脅威を感じているのはどこかといえば・・・アメリカ様じゃン・・・例によって、謀略報道をアメリカ様が流していると考えるのが単純ですが・・・まあ、当たりでしょうね・・・マハン君も目的と手段を明確にするように言っていますからね・・・

 敵の海の生命線に対して嫌がらせをするのであれば、攻撃的でなければならない・・・公海上での自由航行が保証された世界になってしまったから・・・海賊が出れば中国もアメリカ様も海賊から有価物を守るために艦隊を派遣し、合同で海賊を排除するというわけでね。マハン君の時代と状況が違うわけでね・・・自国の産業保護の名目で鉄やアルミニウムの制裁関税をかけると、自国の製造業で困る部分が出る・・・EUに対して敵対的な関税をかけることがアメリカ様にはできない・・・最高性能の電子機器や光学機器、高性能の砲などは欧州製だから・・・それだけですからね。アメリカ様は単純でね・・・

 逆に言えば、その単純なアメリカ様のポチに成り下がっている小さな普ちゃんのポチ国が情けなくてね。何で、負け犬で何でもアメリカ様のために外交の下請けをしなければならないのかね?国民と陛下の日本国を取り返したい気がしますが・・・まあ、私はやる気がないのでね・・・遊んでいる方が良い・・・とりあえず平和ならね。

 なんとなく、アメリカ様の中東での地位が揺らいでいるような雰囲気があるのがね・・・それの表れとして、カタールが変調をきたしているように見えてね。カタールとアラブ首長国連邦間で湾岸危機後初となる協定、日本も署名 TRT 日本語 これも気になるね・・・ちょっとわかりにくい記事ですが・・・

カタール、アラブ首長国連邦、日本の石油企業の間で、エル・ブンドゥク油田からの石油の採掘と開発継続に向けた利権協定が署名された。

カタール国営石油会社のカタール・ペトロリアム、アラブ首長国連邦政府を代表してアブダビ最高石油協議会、アブダビ国営石油(ADNOC)、日本の合同石油開発、エル・ブンドゥク有限会社(現地操業会社)の間で油田の開発と石油生産の継続に向けた利権協定が交わされた。

当該の協定は、湾岸諸国がカタールへの禁輸適用を開始した2017年6月以降、アラブ首長国連邦との間で署名された初めての協定となる性質を持っている。

 大した話じゃなく見えますが・・・このエル・ブンドゥク油田がカタールとアラブ首長国連邦とが大元の採掘権を有している・・・

アブダビ政権とダーシー・エクスプロレーション有限会社の間で1953年3月に初めてエル・ブンドゥク油田に対して署名された利権契約は、当時からこれまでに何度も更新が行われている。

1969年3月にはカタールとアブダビの間でエル・ブンドゥク油田を平等に所有することを想定した協定が交わされている。

サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、エジプトの政府が6月5日にカタールと国交を断絶し、経済封鎖を実施したことが湾岸地域に危機を招いている。


 しかし・・・アラブ首長国連邦はカタールと国交を断行している中での話ですからね・・・日本政府はカタールをどのように扱うかの問題でもある・・・こういった中での・・・エネルギー、経済協力強化 UAEで首相と皇太子会談 - SankeiBiz(サンケイビズ) 小さな普ちゃんの外交ですからね・・・日本企業がアブダビ沖に保有する海上油田権益の延長決定に謝意を伝達。・・・ポチ国はアラブ首長国連邦側に立った・・・もちろん、アメリカ様のポチとしてですね。そして、アメリカ様のポチとして防衛協力を進める方針も共有という事になる・・・こうなると、カタールの中東一のアメリカ様の空軍基地の移転騒ぎになりそうでね・・・こうなると、カタールのアメリカ様の空軍基地を見ないといけなくなる・・・さて、一旦切って何か食うか・・・

2018.05.01

  

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