現在をうろうろ(386)

 元山から平壌への道・・・元山平壌街道の沿線(6) 軍事基地と軍民の分離・・・?

 北朝鮮の戦争観は、かなりまともな感じですね。軍事基地と街を分けているという感じがします。軍事目標を住民と分離しているという感じですかね。街道沿いの街には気合の入った軍事基地が存在せず、ちょっと入り込んだ場所に広い緩衝地帯を置いて基地が開かれているような感じです。日本の場合は、戦前からの国防のパターンとして軍民一体があるようで・・・基地と民家が混在していますね。国土に平野が少ないので仕方ないとも言えますが、必然的に民間人が巻き添えを食う事になりますね。なんとなく北朝鮮の陸軍基地のパターンが見えてきたような気がします。どうやら、数回前に見た、武器弾薬庫と思われる倉庫区画が目印になるような感じですね。陽徳の新邑の近くにも似たものがあります・・・座標は・・・

 39°17'52.14" N 126°36'16.66" E ここですね。右のような施設があります。写真中央の営庭、その上に特殊倉庫区画、下中央やや右の糧食庫?・・・どうやら、このパターンのような感じですね。川の上流には小さな水源となるダムもあるし・・・なんとなく、古くからの六鎮の制度の冬営のパターンのような感じです。

 養老令の軍防令近代デジタルライブラリー - 国史大系. 第12巻 令義解 106コマ このあたりから始まる辺境防衛のシステムと変わらないような? 

 しかし・・・かつての街道で、現在は車の越せる道が無いために事実上袋になっている谷ですが、軍事関連のものが多いような感じです。同じ系統のものが谷の東端にありますね。座標は・・・

 39°14'39.88" N 126°35'48.75" E このあたりです。

 左の様な施設ですね。基本的な構成は似ていますが、ちょっと気になるものが2つあります。それは・・・山の上の監視哨のような四角い建物ですね。

 レーダーかもしれませんが不明です。あとは、左の写真の左下の谷にある大型の倉庫ですね。40m余りの長さがありますね。

 この国は、何でも倉庫に入れて保管しているのかね?基本的に自給可能なだけの耕地がどこにでもありますからね・・・都市部以外は飢えないだけの生産量があるはずなんですが・・・5割近い収奪があってもなんとかなるだけの収量があるようですから・・・倉庫には大豆や大麦があるはず・・・特に、大豆などは数年の保管しかできないでしょうから・・・流通量はかなりあるはずなんですがね。

 多分、保存期間の短いジャガイモが常食で、それに大豆、麦・トウモロコシ・・・稀に米というパターンの主食ではないかと・・・なんとなくね。明らかに米作は限定的ですからね。収穫量と、どれだけの保存期間があるかで主食物の構成が決まると思うのですが・・・私も、現在は猪の足を1本貰ったので毎日シチューを食べていますね。かなりの部分は冷凍にしましたが、肉を切り分けて筋を引くわけですが、あまり腕前が良くないので、山ほど屑肉が出るのでね・・・屑はみんな骨も含めて圧力なべで調理して・・・これまた貰い物の加工用の大きなジャガイモを入れて、主食が猪とジャガイモになっていますね。猪は国産ですね。多分、筑波山あたりの・・・庭先の害獣駆除で捕獲されたものでしょう。

 北朝鮮は近代デジタルライブラリー - 現行朝鮮法規輯覧. 第5巻 538コマ 狩猟 狩猟の対象になる生き物の種類は多そうですね・・・虎もいますから・・・

 猪の足を1本貰うと結構な量ですから・・・しばらくは肉を買わなくてもOKですね。・・・衛星写真も・・・自然な山と農業を見るのは少し飽きてきましたね。

 あれ?宇宙政策委員会が何やら提言案をまとめた?・・・・中国の海洋進出や北朝鮮の核・ミサイル開発でアジア太平洋地域の緊張が高まっていることを指摘した上で、「自衛隊の部隊運用、情報収集、海洋監視の分野で人工衛星を活用し、宇宙の監視体制を構築する必要がある」と明記した。・・・だって?既にこれってやってるんでしょう?

 人工衛星を活用した監視体制の強化・・・ん?我が国は情報収集衛星って名の軍事衛星を2003年以来運用しているわけですから、既に10年以上の実績があるはずですから、凄い資料を集めているはずです。担当部署は内閣情報調査室に属する内閣衛星情報センターらしいですから・・・内容は軍事機密に属する事ですから、公開はされていない・・・本職の連中が予算を取って監視しているはずなのに、その内容を知らないはずの連中が提言を行うのか・・・不思議

 ・・・私が、この数カ月でやった事の数百倍の情報を積み上げているわけですから、日本の周辺諸国の情報など手に取るように分かっているのではないかと・・・何しろ、GoogleEarthで眺めているものよりも遥かに詳細な映像な筈ですからね・・・まあ、私ももう少し時間があれば、もうちょっと詳細な精度の高い分析を行う事ができると思いますがね・・・プロの仕事ではないので、遊びの範囲ですが・・・内閣衛星情報センターの定員が219名とか・・・私の600倍ぐらいの分析能力を有しているはずですからね・・・なんとなく、宇宙航空研究開発機構も軍事関連の研究を行わせて重複分の予算を削る話なのかもしれませんが・・・原潜の温排水の調査とか・・・色々とあるはずですからね。

2014.08.23

  

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