現在をうろうろ(385)

 元山から平壌への道・・・元山平壌街道の沿線(5) ミサイル基地の気配のある所・・・?

 さて、昭和6年頃では平元線が完成していなくて、この頃の旅程では陽徳温泉で一泊するようです。近代デジタルライブラリー - けい林十三道 33コマ で紹介されています。現在もこの陽徳は人口が多いようです。ただ、なんとなく交通路が交通手段の発達で変更があるような感じですね。昭和6年の段階でもバスが走っているようですから・・・徒歩旅行者が使っていたのはどうやら、現在の道路や鉄道が通っている所より北の谷を進んでいたような感じですね。間道はあるものです・・・陽徳の座標は・・・

 39°13'11.96" N 126°38'45.98" E このあたりですね。右の写真のような町が広がっています。これが、陽徳(新邑・破邑)という事のようです。陽徳郡の郡庁の移動で街の名前が様々に示されていて分かりにくい・・・写真中央の市街から中央やや右の上に伸びる川沿いに温泉街があるようです。この温泉街と北の谷の集落が大湯洞という場所のようです。ここが、宿泊場所として使われていたようです。

 資料が増えてくると地名も色々と入るようになりますが・・・なかなか面倒・・・

 この谷は古い交通路であったのかと・・・なんとなくね。そして、どうも不明な建物があるので気になります。・・・座標は・・・

 39°13'41.77" N 126°42'11.09" E ここなんですが・・・

 40m近い建物なんですが、ここに2棟の建物があって、最寄りの建物までは直線距離で700mあまり、道路距離では1km程ありますね。建物脇に地面を掘った跡がありますから鉱山かもしれませんが・・・ただね・・・どこかにあった建物に似てるんでね・・・座標・・・

 40°51'08.10" N 129°24'12.78" E ここの建物です。勝手にミサイルに燃料でも注入する場所か何かに考えたやつですね。

 右の写真の建物ですね。右の建物は多分、最新のもので、上のものは2003年ごろには存在します。もっと古い建物かもしれませんが・・・何かね?

 周囲何もないのが怪しいだけですが・・・ただ、ここと道がつながっている場所も、ちょっと怪しいのです。

 大型の倉庫もあるし、特に怪しいのは・・・座標・・・

 39°13'55.61" N 126°41'17.08" E ここですね。

 倉庫が隠れている・・・中央の広場のある建物は明らかに隠されていますね。雰囲気は半地下式の建物ではないかと・・・もしかすると、2004年ごろに完成が噂された陽徳郡のミサイル基地ではないかと・・・妄想するわけです。

 特に怪しいのは・・・この地域ってのが、伝統的に平安南道だって事ですね。この近辺は色々と黄海道になったり変動が多い地域で・・・なぜか、この部分が平安南道から飛び出しているように見えるのですが・・・何か伝統的なものがあるのかもしれませんが、不明ですね。気になるのは、倉庫が多く見受けられる事ですね・・・北朝鮮には食管法があって、道境を越えての穀物の移送は制限されているというやつがありますね。法は政府であっても順守しなければいけないのでね・・・日本では、言葉の解釈を変えることで同じ文言を違った意味に変えることが可能ですから、既に法治国家ではないようです。恣意的に法の中身が変わる・・・素敵な国家です。

 どうも、日本の政治屋は、戦争は制服を着た兵士が行うという事を理解していないような気がしますね。確かに、戦力は国の生産能力のすべてですが・・・人殺しをするのは制服を着た兵士であるという事をね・・・ただ、日本では戦前の陸軍はそれをねじ曲げて宣伝していましたからね・・・というより、国力10倍の国と戦うためには国家総動員体制でなければ無理だから・・・戦争を兵士だけで行うものとはできないという事ですね。従って、国民と軍隊とは一体となって武力戦争に参与する事になる・・・近代デジタルライブラリー - 国防の本義と其強化の提唱 我が国の政治屋の論調はこの本の論調に似ていますね・・・この本を下敷きにして、今風に再構成してみると・・・多分、我が国の政治屋が叫んでいる内容に重なりそうですね。

 当時海軍はロンドン軍縮条約の制限から外れて軍拡を進めて行きます・・・現在は、憲法9条の制限から外れて軍拡の道を歩み始めましたからね。近代デジタルライブラリー - 国防の本義と其強化の提唱 17コマ

 国防の基幹たるべき我が武力は、皇道の大義を世界に宣布せんとする、破邪顕正の大乗剣であり、利己的覇道を基調とし、優勝劣敗をのみ念として動く他国の小乗剣に比すべきものではないという点である・・・こんなことが書かれていますね。

 皇道の大義を積極的平和主義に書きかえればOK・・・TPPなども詰まるところはブロック経済ですからね・・・国際情勢も似ている・・・これで、恐慌でも起これば世界大戦の準備は完了しそうですからね・・・ちょっと、悲観的ですが残念ながら・・・日本は貿易が止まれば国民は飢えますから・・・武力で経済ブロックを構築しなければならなくなる・・・だから、朝鮮・満州へと勢力を広げて食料を確保し、人口を10倍にする事ができたわけですからね。気が重い話です・・・近くの国と仲良くできない政治屋が指導している国ですから・・・絶対国防圏の話もそのうち形を変えて現れてくるでしょう・・・シーレーン防衛に具体性が現れる・・・近代デジタルライブラリー - 検索結果 国防の本義 こういったカテゴリーの本を読むと気が重くなります。

2014.08.23

  

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