現在をうろうろ(3761)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の原子炉が稼働していて、蒸気が漏れているって・・・?

 さて、北朝鮮のプルトニウム転換の話がまた出ていますね・・・North Korea’s Yongbyon Nuclear Complex 5 MWe Reactor is Likely Operating, New Military Encampment Established 38 North Info なんだか、38Northは大丈夫かね?これって、重大事故を報じているのかね?

 ああ、日本語報道もありますね・・・北朝鮮、原子炉稼働を継続 米サイト、蒸気を確認 - サッと見ニュース - 産経フォト これだと・・・

 米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は5日、最新の商業衛星写真に基づき、北西部寧辺の黒鉛減速炉(原子炉)の稼働が継続している形跡があるとの分析結果を公表した。原子炉から取り出した使用済み核燃料を再処理し、プルトニウムの生産を再開した可能性があるとしている。

 2月25日撮影の衛星画像などによると、発電施設から原子炉稼働を示す蒸気が確認されたほか、付近の川に張った氷が溶けているのが分かった。

 ん?この前の奴と新しい画像が出たかね・・・?原子炉が稼働して、蒸気が・・・何で漏れるかね・・・問題にしているのは左の部分でスチームが洩れているって・・・原子炉が稼働して、このタービン建屋から湯気が出てると・・・この湯気は・・・この原子炉は黒鉛で中性子を減速して核分裂を臨界に保って・・・発生する熱を炭酸ガスによって運び出し、この高温の炭酸ガスによって熱交換機で水蒸気を作り・・・これをタービンに送っているから・・・この蒸気が漏れていることになるね・・・

 ここで循環する水は・・・直接放射能に接することは無いですから安全でしょうが・・・これって、本来は・・・閉鎖系で回っているはずですがね・・・漏れてはいけないものが洩れているという事になりますが・・・?350℃位の二酸化炭素で沸騰させて・・・日本初の商用原子炉の東海発電所では・・・1次冷却材の熱で熱交換器を介して61kg/cm2、364℃の高圧蒸気と19kg/cm2、354℃の低圧蒸気を発生させていましたね・・・この手の蒸気が漏れると・・・かなりまずいのでは?パッキンなどから噴き出していると・・・漏れが大きくなっていきますからね・・・1平方センチメートル当たり1kgで1気圧ですから・・・19気圧・・・タービンまで行くと16気圧強かね?温度が下がりますからね・・・それでも・・・1平方センチメートル当たり16kgの圧力とか60kg近い圧力ですからね・・・タービン建屋からの本気の原子炉の二次側の水蒸気だったら大事じゃん・・・?

 それに、この水で、炉心を冷却する炭酸ガスを冷やしているわけですから・・・大量の水漏れになるとまずいでしょうからね・・・原子炉が稼働していて蒸気が漏れているなら・・・これって事故じゃないかね?

 上の黄色の矢印の蒸気漏れの場所の・・・道を挟んで赤と緑の屋根の建物の脇・・・右の写真の赤で囲った所にボイラー室があって・・・矢印の影が・・・どうやらボイラー室からの暖房用の配管の影のようですね・・・赤で囲った下の方の細い・・・影に平行な線が・・・暖房用の配管だと思われますね・・・従って、暖房用のスチームの漏れと考えた方が無難な気がしますがね・・・水頭圧0.5Mパスカル120℃未満が暖房用の温水の規格じゃなかったっけ・・・?つまり、およそ5気圧、1平方センチメートル当たり5kg未満で120℃・・・水蒸気だと0.1Mパスカル=1気圧未満じゃないかね?

 ただ、0.5Mパスカルだと160℃近くなるわけだから、水蒸気と圧力で高温の水が混在・・・で、120℃・・・120℃の飽和水蒸気圧は2気圧・・・常圧の1気圧に1気圧の上乗せが基準の根拠かね・・・?覚えていたら、ボイラーマンに聞いてみないと・・・配管の支障があって、水蒸気が噴き出した時に部屋の中の人間が逃げる暇もなく茹る事の無いように設定している基準と思われるが・・・暖房用の物なら・・・多少は漏れても気にしないで済みますからね・・・

 上の写真のたなびき具合からすると・・・高圧水蒸気には見えないが・・・?上の写真は商用の30cm級の衛星写真の原画から切り出したもののようですね・・・これが、30cm級の威力のようですね・・・どうやって手に入れたかは・・・内緒!頑張ると手に入りますね・・・

 38Northの記事を書いている人の知識の背景が気になりますね・・・私の知識は・・・イーカゲンですから・・・信じる前に、自分で確認してね・・・書かれていることに保証する気はないのでね。だって・・・遊びですからね。金になるなら、うろ覚えの知識ではなく、自分の知識も疑ってチェックしてからにしますからね・・・

 38Northの分析力に文句をつけるつもりはないが・・・もしかしたら、ここも謀略系の物に加担しているのかね?一部のライターが・・・訂正、研究者がRFAにも寄稿していますからね・・・純粋な研究機関であるのか・・・ちょっと疑問ですからね。一応はホプキンス大学を拠点としているようですがね・・・原子炉のタービン用の蒸気が漏れていれば、かなりの事故・・・暖房用の蒸気漏れなら近いうちに修理・・・このぐらいの違いではないかとね。

 あと、この原子炉の排熱は都市と農業関連の暖房に利用・・・一応は配管らしきものの存在があって・・・左の赤丸げ原子炉、黄色の線が埋設された配管と思われるものですね・・・一応、土手の存在と、掘り返されて修正が加えられたと思われる作業の跡からの推測・・・暖房用の熱供給は、昔のこの施設の宣伝の中にあったものですね・・・そのソースは・・・私のサイトの検索が限定的になってしまったので、ちょっと示せませんがね・・・

 この施設概要は・・・北朝鮮の原子力研究センター (14-02-02-01) - ATOMICA - ここにありますね。

 1979年には、電気出力5MWe(5,000kWe)の実験用原子炉(黒鉛減速・炭酸ガス冷却炉)の建設を開始し、1986年1月に完成して電力と暖房用熱の供給を開始し、1994年5月、プルトニウムを抽出するため使用済燃料棒約8,000本を原子炉から取り出し、核燃料貯蔵施設に貯蔵した。

 一応は、暖房用の熱源になっていることが示されていますね・・・

 一方で、原子炉の冷却作業を示唆する温排水が排水管から流れた形跡はなく、本格稼働したかどうかは確定できないとしている。稼働状態の判別を困難にするために、北朝鮮側が排水管を川まで延伸した可能性も否定できないという。

 ちょっと分析が甘いのでは・・・流水は凍らないから・・・写真右上の流れは凍らない・・・ああ、この写真は2003年3月5日の物で、多分原子炉は稼働・・・冷却塔からの湯気は無いが・・・写真左下の部分ね・・・都市暖房からの排熱の関係で、暖かい水が水路から本流へ流れているのが確認できて・・・川の中に温水が出されているらしい兆候がありますね・・・

 赤丸部分の拡大写真が左のものですね。川の中の配管は・・・この辺りの川の砂洲の動きからすると・・・可能性は低いですから・・・この水路が主な排熱を流していると思われますね・・・水路と雪で覆われている場所で隔絶しているのは・・・かなりの降雪があり、水の流れが・・・砂の中を伏流している可能性を考えれば説明がつきそうな気がしますね・・・

 ああ、何だかだるいね・・・まだ暗いから、ちょっと何か飲むかね・・・・しかし、38Northの連中が見ているものと私の見ているものは同じなのだが・・・見解がかなり違うが・・・まあ、私は頭が悪いのでね・・・仕方ないか・・・

2018.03.07

  

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