現在をうろうろ(370)

 北朝鮮の海岸防衛・・・軍事境界線から北へ・・・強制収容所と防空網、機甲師団に水利事業・・・

 さて、清津の周辺の防空網をチェックしていると奇妙なものを見てしまうのです・・・軍隊によって守られている場所ってのがね・・・

 強制収容所と目されている場所が3つの対空陣地によって守られている?座標は・・・

 41°49'57.20" N 129°43'29.77" E ここですが・・・この黄色く色付けしたした場所が囲われ、さらに色のついた右の方に高い塀で囲まれた監視塔のついた区画がある場所です・・・ここに防空体制が敷かれている理由が不明・・・

 まあ、空挺部隊が降下するには良さそうな気はしますが・・・ある意味・・・外に対する防衛が手薄な要塞ですから・・・

 それとも、何か重要なものを生産しているのかね?前回見たときには強制収容所って括りで眺めていたんで・・・監視塔と領域と、宿舎ぐらいしか気にしませんでしたが・・・鋳物工場がありそうな感じですがね・・・機械工場であるようですが、建屋が非常に大きなものがあります。220mの32m程の建物ですね。それから、かなりの数のトラックがありますね。工場内の高度に閉鎖的な部分の収容者区画からすると、400から1000名程度の収容者が居そうな雰囲気です。農場も多分・・・800人程度が妥当な線かね?

 ここは終身収容という事ですから・・・就業期間の長い熟練工が多く・・・他社からの引き抜きは無いし・・・政府からの発注で仕事に切れ目が無いとなれば・・・生産性は非常に高いのではないかと?社会改革者は、仕事の手順の改革なども行う能力を持っているはずですから・・・使い方次第では下手な模範工場よりも優秀なはずなんですが・・・

 工場区画の建物と鋳物工場だとすると、その原料のストックの量は類似の羅南の炭鉱機械の工場の5倍くらいありそうですからね・・・集約度が高く工場の規模が違う・・・あとは、農業関連の区画は、工場区画の南側はアヒルの飼育区画でしょうね。一部は牛の可能性もありますが・・・あとは、機械化されたトウモロコシや大麦の類、そして果樹園の農場でしょう。周囲の哨戒ラインは・・・舞水端里のものと類似のものですね。

 しかし、なんとなく高度な工業製品を作っているような?政治犯は基本的に優秀なはずですからね・・・いくつかの分野で優秀な人間でなければ・・・だから、危険・・・隔離しないと同じ病が周囲に移って行く・・・思想や物事のやり方などは感染力がありますからね。ここの設備を見ると・・・どうも、劣悪な環境を与えているとは思えない・・・生産を目的としているような感じですからね・・・そうでなければ、起重機やトラックなどが配置されるはずがない・・・劣悪な環境であれば機械力を使わず苦力として働かされますね。鉄塊を担がされたり・・・どうもここでは、そういった非能率な事は行われていないようです。

 眺めていても知恵は出てきませんから、そのうち類似の工場が現れるかもしれませんし・・・保留ですね。

 他に興味あるものは・・・もしかしたら戦車かも?ってものがありました。座標は・・・

 41°47'14.13" N 129°41'04.27" E ここなんですが・・・

 右のような写真ですが・・・荷車かもしれませんが・・・なんとなくね。砲塔とか不明ですが・・・軽戦車のサイズで・・・何か片側に細いものが出ているようなんですがね・・・大型の戦車だとある程度のディティールが分かりますが・・・

 左のような、感じですね。北朝鮮の原子炉の近くで見つけたやつですが・・・どうやら武器を展示してあるような感じですがね。これだと明らかに戦車・・・角ばり方が類似点なんで・・・まあ、違っていても問題は無いのでね。そのうちわかる分かるかもしれませんが・・・北朝鮮の強制収容所への見学会のお知らせが来るかもしれませんから・・・

 その節は・・・丁重にお断りを・・・でも、面白そうかも?明らかに中庭の軽戦車の写真の方は擬解像の領域のものですから・・・見えないけど見えている可能性もあるのでね・・・場合によっては見たいものが見えてしまうので厄介です・・・機甲師団でもいるんですかね?北朝鮮を眺めていて、こんなに車がある場所は珍しくて・・・座標・・・

 41°47'24.35" N 129°39'49.38" E ここには右のように2012年5月19日には車両がずいぶんとあります。これが何なのか?6mの2.5m程度ですね。雰囲気は・・・BRDM-2か?この写真の解像度では分かりませんね。右上の黒っぽい屋根の車両庫の方は、常に車両がいますから・・・しかし、右の写真の方には、このときだけですね。

 ただこのあたりの山を四駆で走りまわればそれだけで訓練になりますね。沢に橋が無く、そのまま走る抜けるような場所ですから・・・林業での不整地走行の熟練者なら普通の装輪車両なら、大抵の場所は走らせられるのではないかと・・・

 どうも、康徳線沿いは軍事基地が目白押しという感じですね。南康徳駅、康徳駅、芹洞駅、輸城駅・・・そういえば、このあたりに短波の送信所がありますね。座標は・・・

 41°45'38.32" N 129°42'31.32" E ここですね。

 左の写真のように3本のアンテナがありますが・・・朝鮮中央放送局の清津送信所の電波は・・・中波と短波・・・630m程と140m程か・・・140÷7=70mなら4MHz程度?で短波放送用・・・630mで折り返して500kHzぐらい?まあ、妥当な線かね?

 北朝鮮では遠距離通信用の長波とか使ってるのかね?ちょっと気になりますね。通信インフラはなんとなく、日本の1960年代のような感じもしますが・・・衛星も利用している事は、パラボラアンテナを装備した宇宙通信基地があることから分かりますが・・・

 さて、これで清津に関しては眺めたことになりますかね・・・気になるのはトンネルの掘削技術ですね。

 どうも分からないのが用水と思われるものなんですが・・・座標は・・・

 41°52'28.74" N 129°43'40.54" E 右の写真のように山から湧いて出るような水・・・これって用水路なんでしょうが・・・取水場所が良くわかりません。標高と・・・これだけの量の水を送り込むために必要とする川とを探すわけですが・・・近くに無いのでね・・・水力発電所用の導水のためのトンネルなどは10km以上のものを掘っていますから・・・治水のために結構な数のトンネルを掘っているような感じです。

 花崗岩地帯の治水は厄介ですから・・・花崗岩真砂地帯の土砂流出は激しいですから、そして、保水性も無く・・・多量の砂で流路が変わりやすいという事ですかね・・・

2014.08.13

  

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