現在をうろうろ(331)

 北朝鮮の海岸防衛・・・軍事境界線から北へ・・・地下要塞と、街灯と、大昔の城塞都市

 さて、要塞の攻城戦ってのは土木工事と似たようなものです。そして、ここは海に面した要塞ではないですから、榴弾砲がかなりあるのではないかと・・・戦車も欲しいですが、まだ配備されていない?隠されているとすると幅12m程の屋根があるはずなんで、比較的絞りやすいと思われますが・・・平らな露天掘りをやっている鉱山みたいな場所が付属していれば、それが演習場でしょうからね・・・一応、例の司令部と勝手に決めた建物群の裏手にそれらしき場所があるけど・・・座標は・・・

 40°02'37.85" N 127°38'46.35" E ここですが、左の写真のような感じ・・・車庫入れの練習がやれそうな場所がありますが、ちょっと小さい・・・軽戦車でもあるならOKですが、いまひとつ確証が出てこない・・・ああ、82式軽戦車ならOKか・・・機甲師団がありそうな気配でですが・・・

 歩兵戦闘車や装甲兵員輸送車の類ですかね?化学兵器も使う気なら、軽装甲車のようなものでも良さそうな気はしますが・・・旧式な塩素やアンモニア、ホスゲン・・・一般的な工業原料を集積している場所を作って、そこで防戦するとか・・・化学兵器は使っていない、攻撃によりタンクが損傷して漏れた・・・駄目かね?

 興南地区にはその手の化学工業がありますから、どんな風に攻撃したら良いのか?どのように防衛したら良いのかが難しいのではないかと・・・爆薬工場とか・・・防衛したがる兵士はいないような?放棄か?世の中には守りにくいものがありますね。原発の守備兵なんかは・・・戦争だなんって始まったら逃げちゃうかも?兵隊を重兵器に鎖でつなぐとか・・・弾薬庫だと、時限発火装置を使って爆破ですかね。大日本帝国陸軍は・・・九二式大時限発火機・九二式小時限発火機とかを保有していたようです。何日後とか、何時間後とか・・・今の北朝鮮にもあるのかね?最初から自爆のための準備ができているとか?

 一般的な戦争では、それなりにルールがありますから・・・それほど無茶な事はしないはずですが・・・我が国の猜疑心の強い政治屋さんは何を考えるか?心配です・・・何しろ、有事法制や憲法解釈の変更に関して、ありえないような虐殺系の話をして国民を脅迫していますから・・・日本にはジュネーブ条約や赤十字は無いようです。防衛省・自衛隊:ジュネーヴ諸条約 こういった条約に反した命令を下す可能性のある政治屋である可能性が高いのが困りものです。かつての無制限潜水艦作戦に近いことで、国民を恐怖に陥れようとしましたからね・・・それより、財政再建はどうするのかね?

 あきらめないで、資料を探せば、さすがに旧帝国領内ですから、ちょっと古いですが、例の地下要塞と勝手に決めた場所の詳細地図が出てきました。咸興郡及び隣接地方古城址位置図ってのがね。近代デジタルライブラリー - 古蹟調査報告. 大正8年度 第1冊

 なるほど・・・この要塞へ南から入る道が、この地図に記されていますね。この道は、大型車の通行は困難では?牛が通れるか?この道の入口には、新しく何かの施設ができています。鉱山か何かのようですが、一応は塀で囲まれていますね。

 そして、この隣の谷は・・・かつて、管理区域であるとか噂された場所ですね。さて、事実はどんなものなのか?とにかく、この場所は攻めるのは大変だと思われます。最後は、ここのダムを爆破・・・空軍基地が落ちるなら止むを得ない。

 地下要塞は終わりにして、例の原発関連の周辺集落を眺めて、先へ進めるとしましょう。

 原発の波及効果を考えてか、原発の周辺の集落には新しい試みがなされたような感じです。

 何と、夜間照明設備があるんですから・・・座標は・・・40°03'07.75" N 128°19'29.03" E ここです。

 右のような夜間照明設備のあるテニスコート・・・しかも、この街には街灯があるのですから・・・これは驚くべき事です。しかも、道路は舗装され、マーキングもあるんですから・・・ただ、残念ながら原発と共に、この場所の開発も止まってしまったような感じです。

 しかし、こういった街を目指しているのであろうことは分かりますが・・・ロシアの原発の導入の際に、自国の労働者を入れるためにロシアが造成したものかもしれませんが・・・

 見たり知ったりしたら・・・欲しくなる・・・

 しかし、左のようにゲートが閉じられた閉鎖された空間ですからね。

 閉鎖された空間・・・このあたりには北青城があったはずですが・・・周囲3km近くの石塁を築いて、城の周り濠をめぐらし4つの門を持つ城・・・

 右の写真の場所かね?座標は・・・

 40°10'49.24" N 128°25'35.51" E ここですね。周囲の山の上を石塁があるような感じですが・・・果たして、ここで良いのかが問題ですが・・・このあたりには昔の都城の遺跡が他にもあるようです。

 多分・・・座標 40°09'00.22" N 128°25'34.26" E ・・・

 左の写真の土塁もかつての都城の跡ではないかと思われます。一辺が300m余りの四角い空間・・・こういった囲まれたところが、安心を得られる場所として考えられていたのでしょう。都市のデザインがなんとなく・・・高い建物に囲まれた区画の中に、低層住宅が並ぶパターンが良く見られるのでね・・・やがて、鐘城に辿りつくでしょう。そこには、これと似た土塁に囲まれ、四方に門を構えた都城を見る事ができますからね。

 私は、どうもこういった城郭の中に住むのは・・・しかし・・・外の世界は虎が歩きまわり、匪賊が跋扈する世界だと、こういったものが安心を得る手段として必要だったという事は理解できますが・・・ただ、朝鮮の民話に出てくる虎が・・・どうも、お人好しで、ちょっと抜けていて、愛嬌のある生き物として描かれる場合が多いのは何故かが気になりますね。

2014.07.25

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの
 首相官邸ホームページ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)

 聯合ニュース
 産経ニュース検索 世界読解
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

 寄り付き前の外資系証券会社経由の注文状況

 International Institute for Strategic Studies IISS
 Chinese Military Review
 外邦図 デジタルアーカイブ - GAIHOZU Map Digital Archive
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 日露戦役写真帖
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮旅行案内記
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮港湾要覧












inserted by FC2 system