現在をうろうろ(3279)
日本貧窮者経済新聞
 国民のための国防常識か・・・戦前の話かな?どんな素敵な話なのやら・・・?(6)

 さて、前回の続きですね・・・国民のための国防常識 〜 憲法学者に惑わされないために オピニオンの「ビューポイント」 どうやって、戦争ができるようにするのかを考えているのかね?戦争がやりたくて仕方ないのかね?それとも、単なる武器が無いと怖くて眠れないのかね?どうも・・・私には良く分からないね・・・戦争ってのがね。単なる人殺しの恐怖と、破壊の恐怖を振り撒くだけのイベントですからね・・・まあ、どうでも良いですがね・・・沢山死ぬことになるだけですから・・・核戦争は見てみたいね・・・なんだか凄そうでね。どうせ、焼かれるなら・・・核の閃光を見てみたいものだね・・・再突入の明るい光の筋・・・その後の閃光と、巨大なキノコ雲、そして・・・その周りに飛び交う稲妻・・・まあ、知識を駆使すれば・・・頭の中にイメージを生み出すことはできますがね・・・そして・・・放射性降下物を含む黒い雨・・・体中で内出血が起こり、血を噴出させはらわたも力が抜けて・・・倒れて死ぬだけでしょうけどね・・・

 まあ、残念ながら・・・既に鹿嶋に疎開済みですから・・・そんな素敵な体験の中で死を迎えることは無さそうですね・・・利己主義的ですから・・・国防は政治家が、命がけの外交で勝ち取るものですからね・・・今は、武力ではないのでね・・・まあ、、そのうち「日本らしい日本」が侵略戦争を始めそうでね・・・

 第2項は「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」であるが、これに対して、同じ答弁書は次のように指摘している。
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 憲法第9条第2項は、『戦力』の保持を禁止しているが、このことは、自衛のための必要最小限度の実力を保持することまで禁止する趣旨のものではなく、これを超える実力を保持することを禁止する趣旨のものであると解している。[1, 204]
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「必要最小限度の実力」に関しては、「性能上専ら他国の国土の潰滅的破壊のためにのみ用いられる兵器については、これを保持することが許されないと考えており、たとえば、ICBM(大陸間弾道ミサイル)、長距離戦略爆撃機、攻撃型空母みたいなものは保有することは許されない」としている。[1, 204]

 重要なのは、国の交戦権は認めない・・・これは、国際法の精神に合致していますね・・・国際法では戦争は禁じられている・・・但し、自衛権は認められている・・・自衛の範囲は?この通りで良いのでは?別に問題は無い・・・

■7.「自衛隊が憲法違反だ」とする主張は憲法違反
 政府見解はそうだとしても、ほとんどの憲法学者は「憲法9条は『戦力は持てない』としているのだから、自衛隊は憲法違反だ」と考えている。彼らは問い詰めるであろう、「政府見解がほとんどの憲法学者よりも正しい、とする根拠はどこにあるのか」と。この異議に対する田村氏のカウンターパンチは単純明快である。

 交戦権を持たないから、武力は必要としない・・・これが理想ですが、自衛権が存するから・・・日本の主権の及ぶ範囲での武力行使は問題は無さそうですね・・・警察予備隊からの発展物ですからね・・・外征用の軍隊を戦力とするのだと考えれば良いだけですからね・・・ただ、敵基地攻撃能力が好きな連中がいるのでね・・・政府見解は、まあ、現実問題として・・・憲法学者は理想を・・・そのための外交を行わなければならないが・・・小さな晋ちゃんでは・・・

 憲法81条は、「最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である」と述べている。政府見解が正しいか、大方の憲法学者が正しいのかを、最終的に決定するのは最高裁判所である。

 あれ?正しいかどうか?そんなものは問題ではないでしょうね・・・現実と理想の問題ですから・・・未だに、国連軍は無いしね・・・NATO軍はその萌芽のようなものですが・・・今後どのようになっていくのやら?それだけの話だとね・・・少なくとも、侵略が起これば・・・多国籍軍が作られるわけですからね・・・これに参加したくて仕方がない、小さな晋ちゃんがいるだけの話ですからね・・・

 そして、前述の砂川判決が最高裁が下した唯一のものである以上、「自衛隊が憲法違反だ」とする主張そのものが憲法違反なのである。

 砂川事件判決は・・・自衛権が存する事しか判断していなかったっけ?

 もし憲法学者が心底から「自衛隊が憲法違反だ」と考えたら、その後の論理展開は以下の3通りになる。

a)武力をいっさい認めない憲法では国民の「平和のうちに生存する権利」を守れないから、自衛隊を合憲とするよう憲法を改正すべきである。

 あれ?国際法で戦争は禁じられているから、軍隊を持たないのであれば、即降伏、停戦・・・国連に任せる・・・これが、クウェート侵攻の際のパターンに近いね・・・多国籍軍に頑張ってもらえばOK・・・国民の生存する権利は降伏によって達せられて、平和は・・・国際社会の枠組みに任せての回復という手段がありますがね・・・

b)憲法の命ずる通り、武力はいっさい持つべきではない。したがって他国に侵略された場合は、それを甘受し、どれほど国民が虐殺、略奪されても仕方がない。

 戦時国際法の枠組みを考えれば良いだけじゃん・・・どれほど国民が虐殺、略奪されても仕方がない・・・そんなことは考える必要は無い・・・ジュネーブ諸条約を元に交渉すれば良いだけですからね・・・なんだか、国際法で禁じられている事ばかり並べるね・・・「日本らしい日本」は国際法というものがどういった性格のものか分かっていないようですね・・・

c)憲法の命ずる通り、武力はいっさい持つべきではない。日本さえ他国を侵略しなければ戦争は起こらないから、平和も人権も保てる。

 これが理想ですね・・・それに・・・

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ


 これができたら、凄くカッコいいじゃん!素晴らしく美しい文言だと思いますがね・・・人を信頼しないとダメなんですが・・・残念ながら、日本には信頼に足る人間が少なくてね・・・お友達ごっこみたいな連中しかいないですからね・・・理想のために肩を並べて戦う仲間などはあまり作れないですからね・・・私利私欲のために肩を並べて権力を利用、後で、おねしょのシーツ隠しは得意なお友達連はいますがね・・・

 どうも、「日本らしい日本」は安っぽくてね・・・この武器さえあれば!とか・・・戦略ミサイルがあれば!戦略爆撃機があれば!攻撃型空母があれば!・・・コンプレックスの塊ですからね・・・だから、コンプレックス商品としての記事の描き出す夢の世界に憧れ・・・夢と現実の差が分からなくなって・・・戦争だ!なんって叫び出すことになるのでしょうね・・・

 一般社会の常識から考えたら、b)もc)もあり得ないだろう。それなら、a)を主張すべきだが、憲法学者が改憲を主張している姿はあまり見たことがない。要は、憲法学者の多くは、法学の世界に閉じこもっていて、そこから先を考えてないのである。

 戦争が国際法で禁じられた世界は理想から遠いのだよ・・・戦争が無い世界を作らなければならないのだからね。しかし、戦争のない世界を作るために、武器を積み上げたい弱虫の兵器マニアがいるだけの話じゃないかとね・・・武器が無いと安心できない・・・公正と信義に信頼に信頼することはできないようですからね・・・そんなものを守る奴が居ない事は小学生でも分かるとか・・・そういった幼い論理しか思いつかないようですからね。

 彼らの中には狂信者や確信犯や利得者もいるだろうが、いずれにせよ、3割の抵抗蜂であることは確かである。我々、働き蜂の一般国民は国防の基本的常識を学び、彼らの言説に惑わされないようにしなければならない。

 完全に狂信者じゃないかね?・・・

 戦後の防衛の分野に当てはめると、話し合いによる平和として、国家の平和と安全を守るために声をあげてきたリーダー蜂が3割、黙々と日々の仕事に打ち込んでいる働き蜂が4割、軍国主義国家による平和という半世紀以上も反省もなく誤った言説をまき散らしてきた抵抗蜂が3割という構図だろう。

 なんだか、理想が低い武器大好き君が多くてね・・・武器が無いと眠れないのかね?かわいそうに・・・小さな子供だね・・・これさえあれば・・・安心だね!

2017.09.18

  

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