現在をうろうろ(327)

 北朝鮮の海岸防衛・・・軍事境界線から北へ・・・馬養島の潜水艦は?(1)

 さて、前回は研究開発施設を眺めましたが、その施設の隣は木工船の造船所か何かのようですね。多分、木材の保管庫が2棟あって木材を数年間保管して乾燥させるとか・・・しかし、漁船と戦闘艇の違いが良くわからないですね。あと気になるのはエンジン工場ですね・・・こいつがどこにあるのか?さて、新浦を更に眺めるとしましょう。

 まずは、造船設備が改善されていますね。2012年あたりで完成したようでが、右のような乾ドックあります。170m程度の艦船が入れるようです。この座標は・・・

 40°01'51.84" N 128°12'35.87" E ここですね。鉄工所が無いですから、基本的にはメンテナンス用であると思われます。しかし、写真左上の建造用の船台の方の鉄工所を・・・道幅が狭いから共用できないか・・・まあ、敷地に余裕があるでしょうから・・・建造にも使うかもしれませんが・・・というより、この乾ドックは、別の乾ドックが忙し過ぎるので作った可能性があるのでね。多分、メンテナンス用がメインであろうと思います。

 どんな船がやってくるのか楽しみですね。この周辺では、この隣に、例の小型艇の発進台がありますが、あまり使われていないようです。

 この新浦の近くにちょっと面白い島があります・・・

 屋根付きの建造船台と潜水艦の乗った浮きドックがあったのが左の半島の付け根の長い突堤の直ぐ上あたり・・・ですね。そして、上の写真の乾ドックは、写真右から3つ目の半島の左側ですね。

 そして、左の写真の・・・この島が馬養島なんです。ここの乾ドックがいつも満員御礼に近いんです・・・船が殆ど入っていない時の写真を・・・座標は・・・

 39°59'51.82" N 128°12'01.31" E ここですね。

 右のような乾ドックがあります。115m程ありますが・・・結構、いつも船が入っているような感じです。最新の物などは・・・

 オイルサーディーンの缶詰状態ですね。2隻の潜水艦と35m程の魚雷艇か何かが詰め込まれています。整備が間に合わなかったのか、この湾の中には、沈んだ潜水艦が・・・潜水艦は沈むから潜水艦ですけど・・・次の座標の所に横たわっています。

 40°00'02.40" N 128°11'42.39" E

 残念ながら2009年ごろからですね。浮揚させる余裕は無いのかと、ちょっと気になりますが・・・廃棄船を座洲させていたのがひっくり返ったのか?ちょっと気になります。

 左の潜水艦は甲板を切り開かれて、中身を引っ張り出されてしまったみたいですね。多分・・・共食い修理をやっているという事なのでしょう。古い廃棄艦をパーツボックスとして使っているとか・・・バッテリーをリサイクルに回した跡か?

 右の写真のように邪魔くさく沈んでいるのもありますから、ちょっと悩ましいものがあります。

 さかのぼれる最も古い衛星写真では、赤さびた潜水艦が集まってきています。この様子からすると・・・多分、この乾ドックができて、それほど経っていないのではないかと・・・しかし気になるのは、例の秘密造船所の40m程の長さの潜水艦がここにはいない・・・まさか、ここのは廃棄寸前のものの再生を行っている?とにかく、年とともに潜水艦が綺麗になっている事は確かですが・・・北朝鮮では乾ドックの不足が深刻だったのでしょう・・・中国もそうでしたね・・・恐ろしい勢いで乾ドックを作っていましたから・・・

 しかし・・・旧来の修理用のスペースも使えば良いのに・・・

 多分、人手不足ではないかと?このドックができる前には、左の写真右下の屋根付きの船台のところで引き上げて整備していたと思われます。整備を急ぐ潜水艦を整備するなら、船台を使って並行して行えば良いような気もしますが・・・使っていないという事は・・・人手不足ですかね?

 新しい、乾ドックも果たして、上手く運用できるのか?ちょっと心配ですね。何しろ、新しい作業手順ですから・・・熟練者と、何も知らない新人を放り込むのかね?滑走式の船台とドックでは作業手順やルールがずいぶんと違うような気がしますからね。

2014.07.24

  

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