現在をうろうろ(300)

 北朝鮮の海岸防衛・・・軍事境界線から北へ・・・小型艇の発進基地と戦略・・・

 段々戦争マニアに近付いてきたような・・・困ったものです。北朝鮮のちょっと風変わりな海軍が・・・好奇心をくすぐるのでね。海軍か・・・普通は遠洋航海とかそういったものが海軍であると・・・しかし、どうやらそういった事とは無縁な艦隊・・・オーストリア海軍などを思い起こしてしまいます。現有兵力の話ではなくて、かつてのオーストリア・ハンガリー帝国時代・・・アドリア海の・・・一応、こちらの海軍は弩級戦艦なども持っていましたが・・・なんとなく、地中海艦隊なので、そういえばウクライナの艦隊も基本的には黒海艦隊ですね。黒海艦隊・・・戦艦ポチョムキンとか・・・

 さて、ざっと右の写真の2つのミサイル艇基地を眺めて、もうひとつの基地を眺めたら先へ進めるでしょう・・・ここの座標は・・・

 39°18'57.19" N 127°25'04.42" E このあたりですね。ここのミサイル艇の格納が面白いんです。レールが敷かれていて・・・

 左のような、レールが敷かれた発進台と横へのレールがあるようで・・・トラバーサーでしたっけ・・・とにかく6艇か7艇を保管できるようです。興味深い格納です・・・全艇発進するのはどのくらいかかるのか気になりますね・・・一番奥の艇は100m程動かさなければなりませんまず25mほど動かして75mを滑走・・・さてどのくらいの時間がかかるか?

 弾薬庫は・・・畑の脇に右のように存在していますね。

 しかし、この艇は何ですかね?25m艇ですがミサイルが・・・183R型ミサイル艇とは違うようです。ミサイルが無いような?

 基本的な艇体は183型魚雷艇と同じようです

 桟橋に停泊しているのはレーダーが搭載されているとか?・・・指揮艇?で他の4艇の魚雷艇を率いるとか?まさか、索敵を行うための艇とか?

 そういえば・・・2014年7月の北朝鮮のスカッドと思われるミサイルの着弾観測に、この艇を使ったのかね?ちょっと気になりますね。しかし、他の艇にも同じような突起物がありますが・・・この艇だけ白いのは何故?こんなのは考えても分かりませんから・・・

 さて、兵員数を推測してみますか・・・士官16人、兵24人がこの基地の人員みたいですね。1艇あたり士官4、兵6・・・10人が1艇を運用・・・この数の根拠は・・・この基地に付属する家屋を数えた結果です。一戸建てが2軒、長屋は2戸と3戸に分かれている物が庭の様子で確認できますから・・・

 多分、左の写真の下の森から上の部分がこの基地の関係者の住宅及び耕作地で、本部要員は左下の建物の住人ではないかと・・・基本的に給与は良くてそれほど農耕作業をしなくても済んでいるという感じですかね?ここの収穫物を兵の24家族で分けると、本土の基地で計算した数値にほぼ一致しますから、多分当たりではないかと・・・士官は農作業をしなくて良い・・・妄想も数によって推測のレベルに上がれるか・・・そのうち、自由にこの国と交流できるようになったら法社会学的な調査も面白いかもしれません。

 さて、隣のミサイル艇の基地を眺めてみましょう。

 この基地は様子が違うようです・・・家屋の数が少ない・・・ミサイル艇は183R型ミサイル艇であるようですが・・・8艇あるので11×8=88所帯の建物が必要なんですが8人の士官が所帯持ちで、下士官と兵は単身赴任か?蛸部屋生活・・・耕作地はそれなりの面積がありますから、この推測で良さそうな感じですね。本部要員も含めて100人ほどの基地と思われますが・・・

 ここにはトラクターがあるのでしょうか?畝の感じからするとなんとなくね・・・弾薬庫から艇までのミサイルの移動とかそういったものにも使えますから・・・単身赴任で非番で農作業があるのなら、それくらいは・・・ただ、地面に8の字を書いたりとか練習をしている様子は無いので、多分訓練済みの兵が来ているのでしょう・・・中国空軍の基地には、そういった練習の跡がありましたが・・・ここには無いのでね。

 この島・・・一応は砂洲でつながっていますから半島なんでしょうが・・・他にも、ちょっと興味深いものがあります。軍のシステムが少しは理解できそうな気がしてね・・・対空陣地と、ちょっと何だかわからないものがあります。

2014.07.15

  

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