現在をうろうろ(2996)
日本貧窮者経済新聞
 日本人は戦争法を知らないのか・・・?(1)

 さて、戦争の始め方が流れ始めましたね・・・安倍総理「9条改憲」をどう読み解くか。日本人だけが知らない戦時国際法とは?【評論家・江崎道朗】 日刊SPA! 戦時国際法の話が出始めて・・・どんな話やら?

サッカーの試合で、相手のエリアに入らずに勝てるのか?
 中学生のサッカー・チームが、日本代表チームに勝つことは可能か。

 結論から言えば可能だ。日本代表チームに特別のルールを課せばいいのだ。例えば、日本代表チームの選手はキーパーも含め全員、足を縄で縛り、かつ相手のエリア内に入って攻めてはいけないとすればいい。そうすれば中学生のチームでも楽勝だろう。

 はあ?特別なルールではなくとも・・・勝つ可能性は無いわけでもないですからね・・・別に、問題はないね。単に、ひどい負けさせ方をさせないぐらいの忖度があっても良いし・・・いじめに見えるような勝ち方をしても面白くないでしょうね・・・特に、観客がいる場合はね・・・

「そんなのサッカーではない」という声が聞こえてきそうだ。そう、こんなのサッカーではない。ルールが敵味方に等しく適用されてこそ試合は成り立つ。

 特殊な条件を考えての理屈は・・・屁理屈を積み上げるための伏線かね?まあ、相手エリアに入ってはいけないというルールは面白いね・・・現在、北朝鮮とアメリカ様がやろうとしているゲームもそれに近いね・・・北朝鮮への上陸作戦は困難だから、できれば巡航ミサイル程度で何とか勝利したい・・・相手エリア内に入らずにゴールを狙うという戦争ですね。これなら・・・侵略の意図は薄くなる・・・それで、政治的な目的が達せられればね・・・まあ、アメリカ様の足を縛っているのは・・・国際世論という観客であると言えますね・・・

 中学生のサッカーチームのような北朝鮮が、日本代表のようなレベルのアメリカ様に負けないのは、とりあえずこんな枠組みがあるからですね・・・シリアで化学兵器をアメリカ様は使って、それを口実にミサイル攻撃をしたという、国際社会での疑惑が湧いてくると・・・それ以上の行動が取りにくくなる・・・金正男君をアメリカ様は化学兵器で暗殺したという噂があれば・・・化学兵器を理由に北朝鮮に戦争を仕掛けることもしずらくなる・・・

 国際社会の目が厳しくなっているというだけでしょう・・・イラク戦争でアメリカ様は偽情報で有志を募って戦争を始めましたが・・・多くの国が後悔しましたからね・・・アメリカ様の大統領交代期の国際紛争は・・・マッチポンプだとバレつつあるという事でしょう。

 ところがこんな当たり前の理屈を理解しようとしないのが、日本のマスコミであり、政治家たちだ。何しろ「外国と同じルールで日本が勝負できるようになってはいけない」とマスコミも政治家たちも叫んでいるのだ。

 はあ?日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。・・・立派な態度だと思いますね。この態度を堅持していたら・・・戦争を仕掛ける国はあるだろうか?

 まあ、見栄とハッタリの「日本らしい日本」の弱虫君は、奴は絶対に喧嘩はしないと言っている、じゃあ、足を縄で縛り、かつ相手のエリア内に入って攻めては来ないから殴りに行こうぜ!ああ、沢山殴った、すっきりした!また、殴りに行こうぜ!というのが平気でできるようですね。

 つまり、見栄とハッタリの「日本らしい日本」の弱虫君は・・・われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。・・・なんてできない!弱虫だからね・・・そして、見栄とハッタリだけで生きているから・・・誰も助けてくれないと信じているようですからね・・・だから、アメリカ様に一生懸命ゴマをすって・・・アメリカ様のポチになる事で守ってもらおうとする・・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼・・・信頼に応えずに、戦争を仕掛けてくるような国があるのかね?何しろ、国際社会は狭いですからね・・・しかも、国家の寿命は長いし・・・歴史も記録される。

 日本は既に、侵略戦争をしてしまった・・・しかも負けた・・・この事実はちょっと消せないですから・・・人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚する事と、われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。・・・この事で、過去の過ちを再び犯さないようにしなければならないわけですが・・・

 残念ながら、見栄とハッタリの「日本らしい日本」の弱虫君は・・・弱虫故に諸国民の公正と信義に信頼することができないというだけじゃん・・・さて、どんな弱虫君の論が展開されるのかね?ちょっと、楽しみだね・・・

 なんの話かと言えば、日本国憲法9条と自衛隊のことだ。

 実は日本人の大多数は、国際政治が世界共通のルールで動いていることを教えてもらっていない。世界共通のルールを知らないから、「日本がまともな独立国家ではない」ことを日本人だけが知らないのだ。

 はあ?国際政治が世界共通のルールで動いている・・・?このルールは・・・人間相互の関係を支配する崇高な理想・・・こいつですね。民族や文化を越えてみんなが納得できる・・・いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務である・・・単純にいえばこれだけの話ですね。このルールに沿っていれば、別に戦争は起きない・・・中途半端な事をしたり、理想を押し付けるとかしなければ、普通は戦争にはならない・・・でも、見栄とハッタリの「日本らしい日本」の弱虫君は・・・どうやら、北朝鮮をアメリカ様に殴らせたい、もしくは、殴りに行きたい・・・だって、借金の山だから・・・簡単な話ですね。朝鮮特需よ再び!なんだか、そんな感じですからね・・・

 この世界共通のルールとは、戦時国際法という。

「日本を弱いままにしておきたい」人たちが絶対にその存在を知らせようとはしない、禁断の学問だ。

 戦時国際法ね・・・別に禁断の学問かね?一応、私も法哲学畑に居ましたから、戦時国際法などもチェックしていましたが・・・日本で禁断なのは、1975年のヘルシンキ宣言以降の国際法かと思っていましたが・・・

 なぜ禁断なのか。お花畑しか教えてもらえなかった人たちにはショックかも知れないが、実は国際政治の共通のルール、つまり戦時国際法では、戦争そのものは「違法」でも「犯罪」でもない。戦争は悲惨な惨禍をもたらすが、それでも伝統的に「合法」とされてきた。

 どこが合法なのやら?自衛のための戦いは、条件付きで合法ですね・・・それと、戦争が起こってしまったら、その戦争が悲惨なものにならないようにする程度の法が存在する・・・そして、その法は、戦争が終わって平時になってから事後的に色々と活用されることになる・・・戦いは単なる殺し合いだから・・・始まってしまったら止めることが困難だから・・・なるべく、開始条件のハードルを高くすることで抑止しているだけですね・・・

 まあ、日本の素敵な軍事情報は、国際法で禁じられたダムや核施設などへの攻撃なども面白おかしく説明していたりしますからね・・・日本では事実上無差別攻撃論が横行しているどころか・・・禁じられている軍事行動を煽るようなものが多いですからね・・・ああ・・・お腹がすいた。まあ・・・「日本らしい日本」の弱虫ちゃんには・・・事の葉の庭に出てくる大衆君のようなものですからね・・・面白いね。なんだかつまらないアニメ・・・だって、普通の「日本らしい日本」じゃん!夢も無いしね・・・さて、飯だね・・・10時になっちゃうよ・・・

2017.05.25

  

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