現在をうろうろ(2935)
日本貧窮者経済新聞
 御伽の国の北朝鮮はこんな風に作られるのか・・・?

 さて、御伽の国の北朝鮮の新しい、面白い話は無いかね・・・北朝鮮、黄海の島で「謎の工事」-Chosun online 朝鮮日報 ふむ・・・また38North情報か・・・Sometimes A Cigar Is Just A Cigar 38 North Informed Analysis of North Korea これが情報源ですね・・さて、とりあえず日本語の方が簡単ですから・・・でも、なんだか・・・ちょっと違うね。ディプロマットの記事に対する評価のようですね・・・どうやら、元の記事は・・・North Korea’s Mysterious New Islands The Diplomat これのようですね。

 さて、どのようなお伽話が展開されるのやら・・・何しろ御伽の国の北朝鮮ですからね・・・

 北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)や弾道ミサイル潜水艦(SSB)を開発した咸鏡南道新浦の造船所一帯で、新たな活動が捕捉された。米国の北朝鮮専門メディア「38ノース」が4日(現地時間)に報じた。

 ああ、これね・・・North Korea’s Sinpo South Shipyard Activity at the Test Stand 38 North Informed Analysis of North Korea このレポートですね・・・まあ、特に新しい事は無いような感じですね・・・

 北朝鮮の軍事問題に詳しいジョゼフ・バミューダス氏は、4月29日現在の新浦・南造船所の衛星写真を分析した結果、試験発射台で重量貨物用のクレーンが作業を行っている様子が確認されたと語った。また、進入路付近には長さ13メートルの平床トラックも確認された。新浦の造船所は「北極星」SLBMを搭載したゴレ型潜水艦(2000トン)を建造した造船所で、SLBMを3発程度搭載できる3000トン級の新型潜水艦も建造中だといわれている。しかしながら、バミューダス氏は、画像の解像度が低いため、この活動がメンテナンスのためのものなのか、もしくは別の試験発射を準備するためのものなのか、結論を出すのは難しいと付け加えた。38ノースは「北朝鮮が、陸上の弾道ミサイルを補完するため、SLBMプログラムの加速や新たなデザインの開発を計画していることが分かる」と伝えた。

 3000トンクラスを建造できるとは思いますが・・・というより、ゴレ型潜水艦って名づけられたのか・・・とにかく、この造船所での建造艦の喫水の深さが2m位従来より深いものが作れるようになったという感じですかね・・・何しろ、このあたりの海岸は浅いですからね・・・浮きドックを使っての進水の限界で、このゴレ型潜水艦が作られたようですね・・・

 この辺りの基地にそうりゅう型は近づくこともできない・・・浮上航行でもかなり困難じゃないかね?何しろ、オーストラリアのスターリング基地への水道も・・・魚雷や燃料をどこかで降ろさないと無理じゃないかね・・・普通に母港に入れない潜水艦を日本政府はオーストラリアに売ろうとしたのですからね・・・噴飯物だね・・・まあ、誠意が無いと言われるのも仕方ないね・・・オーストラリアも天然の良港が少ないので、軍艦の喫水は4.5mぐらいを上限にしているようですからね・・・

 シドニー港でも、同行した「あさゆき」と「はくりゅう」は異なる桟橋に・・・だって、喫水が違いすぎますからね・・・まさかの海自潜水艦「はくりゅう」受注失敗…舞台裏で予兆となった屈辱的な仕打ちとは - 政治・経済 - ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]

しかし、シドニー湾のクッタバル海軍基地に入港した「はくりゅう」は、そこで“奇妙な待遇”を受けた。同行した2隻の海自護衛艦は、観光客も見物できるメインの埠頭に停泊したのに「はくりゅう」だけは人目につかない湾奥の埠頭へ係留されたのだ。

 まあ、喫水の違いじゃん?いたよ・・・2016年4月25日の画像があるね・・・左の写真の様に係留された場所が違いますね・・・2隻の護衛艦の並びにキャンベラ級強襲揚陸艦があってこれの喫水が7.08m 

 英語版のCanberra-class landing helicopter dock - Wikipedia

Keeping the maximum draught low was an important factor during design, allowing the ships to operate in littoral waters and small harbours.

 軍港の限界で・・・この喫水・・・「はくりゅう」の喫水は8.5m・・・よって、より水深のあるドック前しか停泊できなかったんじゃないかね?この辺りの水深は12m 10m〜15mの範囲だとさ・・・ここに8.5mの喫水・・・無理やり入れたのでは?

 電子海図のサイトがあるとは知らなかった・・・なかなか面白いね・・・そうりゅう型が航行できる場所ってのはかなり限られることになるね・・・黄海で暴れることは不可能だね・・・平均44mですから・・・潜水艦の活動できる海ではない・・・あれ?大脱線・・・

 新浦港だよ・・・ここの港湾図は国立国会図書館デジタルコレクション - 朝鮮港湾要覧 166コマ にありますね・・・ここは、凄く浅いのだよ・・・8mあるかないかぐらいじゃないかね?だから、喫水の制約が非常に大きいことになるね・・・左の部分の図ですが・・・海水の色を比較することで、潜水艦建造所の海の深さは推測できますからね・・・

 設計には結構悩むのではないかとね・・・ゴルフ級で2800トンで喫水は8mぐらいありますからね・・・どんなミサイル潜水艦を作るやら・・・

 私は、兵器より・・・インフラの方が面白いのでね・・・まあ、それなりに色々と研究しているはずですね・・・浅海面用に緑の潜水艦にしたりと・・・迷彩が確かに必要ですからね・・・非常に澄んだきれいな海ですからね・・・

 しかし変だね?なんで・・・この記事の前振りにこんな奴を載せたのかね・・・?黄海の島での活動の話なのだが・・・あとは、ミサイル発射用のベースと思われる浮きドックのような奴があるとかやってましたね・・・SLBMの実験プラットフォームが北朝鮮には2つあるってさ・・・? ここで眺めたやつも・・・しかし、こちらには触れていないね?続きは・・・

 これと共に、北朝鮮が西海東倉里ミサイル発射場に近い沿岸の島々で、目的がはっきりしない工事を進めている様子も捕捉され、ミサイル発射用ではないかという見方も出ている。米国の外交・安全保障分野のオンラインメディア「ディプロマット」は最近、衛星写真分析会社「Strategic Sentinel」のリサーチ・アソシエイトを務めるダーメン・クック氏が寄稿した「北朝鮮のミステリアスな新しい島々」というタイトルの記事を掲載した。クック氏は、少なくとも5つの島に軍事用とも考えられる施設が設置され、一部の島は島自体が大きくなり、北朝鮮も中国のように軍事用の疑いがある人工島の建設を行っている−と主張した。クック氏は、これらの島に作られた施設の目的について、攻撃用の移動式長距離ミサイルの発射、防御用の短距離地対空ミサイルの発射、もしくはミサイル格納庫などといった可能性を提示した。


 何だよ・・・違うじゃん・・・ディプロマットの奴は変だと38Northで書いているんじゃん・・・機械翻訳だと・・・Sometimes A Cigar Is Just A Cigar 38 North Informed Analysis of North Korea これの冒頭で・・・

2017年5月1日、ディプロマットはダーメン・クックの記事「Strategic Sentinel」を発表しました。これは、北朝鮮人が「ソヘイ市周辺の小さな島々にいくつかの軍事施設を建設した」と主張しています。しかし、この報告書では、北朝鮮の軍事インフラと最近の歴史についての理解が不十分であることを示している。

この記事を書く前に、方法論的な誤りや誤った結論についてStrategic Sentinelに直接触れました。しかし、これは潜在的に政治的に敏感な話題なので、分析にいくつかの訂正を公表し、北朝鮮の分析を改善するための他の研究者に一般的なヒントを公表したいと思う。


 結局これらの施設に関して、ミサイルとは無関係だろうって話なんですがね・・・単なる埋め立て地の施設群・・・それだけ・・・干拓地を眺めるための施設とか・・・水門橋とか・・・左の写真のEは、水門橋を作るための準備ですね・・・Dの写真を使って説明すれば良いかな・・・

 右がDの地点・・・39°41'36.9N 124°47'20.9E - Google マップ ここですね。Eと類似の構造が作られていて・・・最新の画像をロールオーバーで組むと明瞭ですね・・・

 明らかに水門でも作って排水している・・・干拓地の基本じゃん・・・38Northも時々というか・・・継続して誤認しているものもありますがね・・・使われていない養魚地が石炭置き場だとやってたり・・・

 残念ながら・・・上の写真によって示されている奴は・・・軍事基地ではなく、農業のための埋め立て地を作るための施設だと・・・その説明ですね。で38Northの方の結論は・・・機械翻訳では・・・

結論

北朝鮮の分析は容易ではないが、大胆な結論を下す前に、研究者が取り組むべき基本的なステップがある。この場合、Strategic Sentinelは情報に基づいた評価を行うためにこれらの島で必要なバックグラウンド作業を行っていないようです。決定できるように、Google Earthのいくつかの衛星画像(Landsatの画像を見るのを忘れていました)を見て、既存の期待に基づいて結論を導き出したようです。

北朝鮮については、この種の研究は一般的ではないが、近視眼的アプローチは誰にも誤った結論を導くだろう。北朝鮮への実効的な結論を導くには、全面的なアプローチが必要であり、それには次のものが含まれていなければならない:1)衛星画像(そしてもっと良いもの)。2)主な情報源の研究(可能であれば韓国語で); 3)脱北者へのインタビュー。4)業界/フィールドの専門家とのインタビュー。5)機密扱いされていない文書の審査。このような情報があっても、最高の研究者はまだ間違いを犯していますが、そのうち少数しかうまくいきません。ここに提示されたコメントは、今後のすべての研究の改善に役立つことが期待されます。

閉会では、北朝鮮を議論するときに、オッカムの剃刀を取り入れることはしばしば有益である。「競合する仮説の中で、最も少ない仮定を持つものを選ぶべきである」時々葉巻は葉巻だけである。


 フロイトを引いたかよ・・・ "Sometimes a cigar is just a cigar"まあ、葉巻は葉巻だよね・・・形は似ているがミサイルじゃない。フロイトは性のメタファー・・・おちんちんの話ですから・・・ひどいものでおちょくっとるな。何でもミサイルに結び付けるなという事ですね。しかし・・・朝鮮日報は原型をとどめないまでに元記事たちを破壊することで、御伽の国を作り出しているのかね?

 日本でも大差ないか・・・全ては偉大なる安倍晋三閣下の思うままに粉飾・・・大差ないね。やはり、同じ文化圏なのか?

2017.05.06

  

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