現在をうろうろ(2925)
日本貧窮者経済新聞
 なんだか威勢の良い話で・・対中「窒息作戦」って何だよ・・・?(2)

 さて、前回の続きですね・・・【野口裕之の軍事情勢】中国が驚愕した日米韓の対北朝鮮・海上共同訓練 北牽制の裏で練られた対中「窒息作戦」とは(1-6ページ) - 産経ニュース 今度は中国撃つべしになったようですね。さて、どんな話になるのやら・・・北朝鮮対応でアメリカ様が対中国戦の演習をやってるって話の続きですね・・・

 例えば、米空母打撃群を追尾する人民解放軍海軍の潜水艦を逆探知し、スクリュー音や機関音、船体の振動などで生じる音紋を採取し、潜水艦性能の特定などに役立てている。実戦モードに近い環境下、水測員の練度向上にも資するが、今次半島危機では、比べものにならぬ超弩級の収穫があったのではないか。

 ふむ・・・面白いね・・・米空母打撃群を追尾しているのは・・・中国も、空母打撃群を構成する艦艇の情報収集をしているはずですね・・・こいつはお互い様ですね。今回はアメリカ様の原潜も出てきていますからね・・・中国も同じように情報収集でしょうね・・・レーダー波などは・・・中国の3艦隊それぞれに情報収集艦はありますが・・・

 ああ居ますね・・・東海艦隊の左の写真・・・30°00'05.4N 122°06'34.9E - Google マップ この辺りに補助艦はいるようですね・・・

 白い大きな団子のついている艦ですね815型偵察船・・・こういったのも出てくることになりますね・・・いずもなども歩き回ることになりますから・・・継続して探知の対象になるでしょうね・・・まあ、潜水艦も出るだろうしね・・・これに関しては、中国も当然のように情報収集ですね・・・わざわざ庭先に来るわけですから・・・安上がりにチェックですね・・・

 しかし・・・浅海ですからね・・・まあ、10ノット以下で航行しているなら、情報収集をやっていると考えれば良いでしょうね・・・ソナーが最大限に活動するためには低速でなければならないですから・・・ソナーでは自艦の音や水を切る音が邪魔ですから、それなりの専用の艦が必要ですね・・・ひびき型音響測定艦 - Wikipedia 日本の音響測定艦の最大速度は11ノット・・・高速は必要ない・・・アメリカ様の奴は・・・USNS Victorious (T-AGOS-19) - Wikipedia 中国の奴は、もしかしたら、左の写真の双胴船かね?多分そうだね・・・この手の艦が情報収集しているわけですね・・・

 しかし・・・空母打撃群はその速度からして・・・通常動力型の潜水艦の探知は無理じゃん?残念ながら、物理法則の問題でね・・・海中は結構音が多くてね・・・近頃は、あまり海で浮かんでいないですが・・・結構な距離の音が人間の耳でも聞くことができるのでね・・・漁船とかね・・・聴音では距離は分かるが方位を確定するのは難しいですね・・・1度、船が近づいてくるのを確認して、きょろきょろしたら・・・漂流者かと近づいてきた漁船でしたね・・・遠くから声が・・・手を振ってOK・・・サーファーの波待ちの先で浮かんでいることが多いので・・・人の群れからあまり離れないようにしていますけどね・・・海面での昼寝は良いね・・・

 目視できなくても、何隻もの漁船がいることが分かりますね・・・ただ、浮かんでいる場所が浅いので方位は不明瞭、距離は変異は分かりますね・・・水中を泳ぐだけで細かな音は聞こえなくなるしね・・・水中聴音は難しいのは分かりますが・・・生物の出す音もたくさんあるしね・・・

 ふむ・・・今次半島危機では、比べものにならぬ超弩級の収穫があったのではないか・・・残念ながらほとんど無いのでは・・・だって、普段から結構小まめにチェックしていますからね・・・特に、攻撃をかける場合の奴は、通常は使わないのでね・・・普通の見張りのレーダーや測深音だけでしょうからね・・・普通の騒々しい艦隊で動き回って音が聞けるわけないじゃん!

 しかし、日本の報道は何で、物理法則などを無視しての報道が・・・ああ、これは物語か・・・物語のようなものが流れるかね?並行宇宙の物語なのかね?そうか・・・私にはなまじ余計な科学知識があるからいけないのか・・・物理法則を無視すれば、何でも書けるかな・・・海洋工学に興味があって・・・なまじ、専門書などを読んだのがいけなかった・・・物語は知識がなく、自分の世界だけで書けばよいという事か・・・まあ、物語と現実をベースとした近未来像ですからね・・・なかなか、私にはできないね・・・これが、私の弱点だね・・・

 米軍は自衛隊や韓国軍と共同訓練を続けているが、中国人民解放軍の戦略中枢は、追尾を命じた情報収集機や情報収集艦、潜水艦などが送ってくる位置情報を地図上にプロットして驚愕しただろう。

 (1)フィリピン海における、米原子力空母《カール・ビンソン》を核とする空母打撃群と海上自衛隊の護衛艦《あしがら》《さみだれ》による共同訓練。

 (2)日本海における、米海軍の駆逐艦《フィッツジェラルド》と海自護衛艦《ちょうかい》による共同訓練。

 (3)日本海における、カール・ビンソンを核とする米空母打撃群と海自や韓国海軍との共同訓練。 

 (4)沖縄本島東方の太平洋上における、米空母カール・ビンソンの艦上機FA18戦闘攻撃機と航空自衛隊のF15戦闘機との共同訓練。 

 (5)米原子力空母ロナルド・レーガンの艦上機が硫黄島(東京都)で陸上離着陸訓練(FCLP/5月2以降)。 

 (6)高高度迎撃ミサイル・システム(THAAD=サード)の韓国配備開始。 

 (7)黄海における米海軍と韓国海軍の共同訓練。


 ふむ・・・こんなにたくさんの情報を得られて大喜びかね?何しろ・・・3艦隊にそれぞれ情報収集艦が配備されていますからね・・・これだけの艦船の各艦の発する音や、哨戒レーダーや測信儀などのデータが得られるね・・・それから艦隊行動のパターン・・・対潜哨戒の場合のフォーメーションとか・・・戦闘航海の速度なら、ソナーなどで観測できる速度じゃないですからね・・・THAADの電波が出た!とか面白がっていますね・・・通信のパターンとか・・・秘話通信は内容は把握できないが、どういったタイミングで電波を出すかとか・・・こういった解析が重要ですからね・・・つまり、これだけの内容を開陳したという事ですね・・・こんなに情報をありがとう!って感じじゃん・・・まあ、演習を解析することで、フォーメーションプレーが見えるようになるわけですからね・・・

 日本のサッカーなどのフォーメーションプレーは確実だから・・・阿吽の呼吸ってのが盗めれば・・・怖くない、だってやることが決まっているから・・・初動で動きが盗めれば簡単・・・だって、既定の線で進むから・・・米海軍は、日本艦艇向けのフォーメーションを組んでいると思いますね・・・それが確実なのを知っているから・・・逆に言えば・・・オトリに使われる可能性が高い・・・日本艦フォーメーションを崩しません!米艦、フォーメーションから外れます・・・このとき敵司令官の判断は?この部分ですね・・・オトリとして使われる可能性を秘めている・・・こういったのが国益の選択ですから仕方ない・・・

 このパターンの報道も簡単ですね・・・日本艦の献身的努力によって、艦隊は勝利を得た!これだけでしょうね・・・集団的自衛権というのはなかなか難しいね・・・死せるものを称えよ!これで済むからね・・・これに反論は困難・・・

 まあ、論理だけで構成するとこんな感じになりますからね・・・威勢の良い話にもその裏には動きがあるのだよ・・・物理法則を知っているとある程度は予測できる確実な事があるという事なのでね・・・「日本らしい日本」は感情的な是を重視しますから・・・そこでは物理化学の法則が無視される・・・逆に言えば、法則を無視した話が出ると・・・それの嘘の連鎖が見えてくるだけですね・・・無知の連鎖ともいうが・・・私も、無知だから専門家を気取る気は無いですがね・・・まあ、使う物理化学法則は自家薬籠中のもの程度で遊んでいますがね・・・これなら、あまり嘘をつかなくて済む・・・

 まあ、戦争用の物理法則は比較的簡単ですからね・・・大学入試レベルまでは教えられる・・・知らないことは教えないで済ませることも技として有していますから・・・逃げられる・・・分からなければ学ぶ時間だけがあればOK・・・アンチョコをチェックする短時間があればOK・・・何しろプロですから!アンチョコを生徒に見せるための資料として扱えばOK・・・この説明が分かるか?って言いつつ・・・慌てて先まで読んで話せばよい・・・まあ、概略を知っているという条件がありますがね・・・無知では無理・・・手元の参考文献は読んでおくべきですね・・・

2017.05.04

  

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