現在をうろうろ(286)

 北朝鮮の海岸防衛・・・軍事境界線から北へ・・・南涯から通川へかけての海岸防備の続きの続き・・・

 さて、この荳白から通川までの防衛陣地を眺めましたが・・・さて、この海岸の防衛陣地は一通り見たような気がしますね。一応、全体像を掲げておきますかね。

 右の写真がその様子です・・・写真の左下から広がる扇形の部分が、全面陣地でこいつを抜くのはなかなか大変ですね。ただ、この地域を押さえれば・・・金剛山麓を抜けて平壌への道が開けますから、ここは重要な軍事ポイントであると言えますね。

 この地域の解説は・・・近代デジタルライブラリー - 韓国水産誌. 第2輯 231コマ 通川郡

 ここを攻略するとなると、どんな兵力が必要になるか?住民はすべて民兵と考えて良さそうですから・・・大きな捕虜収容所が必要になる・・・徹底抗戦を叫ぶ地元の民兵・・・どのような教育を受けているかが問題ですね。場合によっては・・・日本で起こった沖縄の惨状と同じ事が繰り返されるのでは?戦闘というより・・・殺し合い・・・ベトナムでも起こったパターン・・・戦争などするものではないですね。しかし、ここの陣容からすると・・・戦争への備えはかなり本気ですね。

 ノルマンディー上陸作戦を考えると・・・多分、初期上陸で5万人程度の兵力が必要ですね。戦いは・・・硫黄島の戦いのパターンですかね・・・栗林中将の戦術でしょう。そのために、海岸防衛は自然障壁を主として、上陸しようとする艦艇を1回だけのミサイル攻撃で撃ち尽くして撤退、上陸部隊が内陸への歩みを始めるために集結したら、攻撃・・・飛行場を占領しようとするでしょうから・・・周囲の陣地死守・相互支援で持久抵抗・・・潜水艦による補給の撹乱・・・こんな感じですかね。日本本土も2ヶ月の持久戦が行われると・・・食料も燃料も尽きてくる・・・日本商船団は無いから・・・このとき、政府はどこから物資を調達するのかね?と、日本が戦う事を前提にしていますが・・・1960年代の武器であっても、21世紀の兵器に歩兵レベルの戦闘では十分な備えと言えそうですから・・・結局のところは人間の体は銃弾に対しての抵抗力は無いという事ですね。

 さて、上の写真の左上の通川の軍備を眺めるとしましょう。

 左の写真の2つの山は交通壕が掘られて要塞化されているようです。近隣の住民が立て篭もって徹底抗戦ですかね。座標は・・・

 38°55'54.65" N 127°52'04.60" E ここですね。基本的には海岸防衛のパターンは変わらないような感じですね。

 さて、軍港を含む通川・・・庫底の湾の様子を眺めるとしましょう。ここの座標は・・・

 38°57'51.74" N 127°53'17.99" E このあたりですね。

 右のような美しい湾ですね。湾の奥は砂浜で湾口のそれぞれに海軍の基地があるようです。

 右の写真で中央下の部分にミサイル艇がつながれています。非常に小さな軍用の舟艇が見られるようです。主力は30mほどのミサイル艇のようですが・・・これは何だろう?そして10mほどの艇がありますが、この程度のサイズでは搭載力が小さくて・・・何に使うのか?

 高台には必ず陣地が構築されているようです。陣地へ持ち込む兵器の所在が問題ですね。何か所か、それらしき場所がありますが、決定的なものではないですが・・・

 右のは間違いなく弾薬庫でしょう。小さなものですが・・・何がしまわれているのか?・・・ここの座標は・・・

 38°57'42.16" N 127°52'03.98" E ここですね。ここのマウンドは内部の構造物に比べて非常に立派な気がしますが・・・これは何故?ちょっと気になります。安全係数が高い?高性能爆薬が多量に貯蔵されている?

 興味は尽きませんが・・・

2014.07.10

  

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