現在をうろうろ(2801)
日本貧窮者経済新聞
 将軍様の代わりに斬首になる影武者のお話か・・・?(2)

 さて、前回の続きですが・・・【野口裕之の軍事情勢】北朝鮮の金正恩氏が影武者を抱えても米軍の斬首作戦に脅えるワケ 「死の白鳥」が舞う時、死が訪れる(1-6ページ) - 産経ニュース これですね。一人の人間を殺すというのは、その人間の行動が分かっている時だけできることだという事ですね・・・

 「斬首」が先か、対米交渉の切り札となる米本土に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)+装填する小型核弾頭の最終実験が先か…。正常の思考ができぬのなら、金委員長の居所は墓所となる。

 なんでこうなるのかね?斬首はまぐれ当たり的にB-2などの爆撃機を出すことになるね・・・それを何回繰り返すことになるのか?影武者潰しですから・・・毎回、奇跡的に助かって新しい影武者が現れ続ける事になる・・・本物と影武者の差は?一貫して行動していたら・・・影武者と本物の差は無いのでは・・・政治などはチームで行われ、代替わりがあっても一貫してればよいわけですから・・・萬世一系の・・・であればよい・・・正統に継承されれば良いわけですからね・・・たとえ墓に行っても関係は無いと思うが・・・

 爆撃精度の驚異的発達は、一般市民ら非戦闘員の安全性や経済効率も高めたが、今次小欄は爆撃側の安全性と被爆撃側の致死率を飛躍的に高めた側面に焦点を当てたい。

 まあ、精密爆撃ね・・・それは、目標が決定されている場合ですからね・・・攻撃すべき目標が確実にわかっている場合だけ、移動するものに関しては、目標が確実にその場所にその時にある事が要求されますね・・・さて、どんな話になるのかね?

 なお、データは、ベトナム戦争報道でピューリッツァー賞を受賞した米国のジャーナリスト、デーヴィッド・ハルバースタム(1934〜2007年)の著書《静かなる戦争−アメリカの栄光と挫折》や防衛省防衛研究所の研究官論文《米軍の近代化と作戦経費削減効果》などを参考。航空自衛隊の退役将官にも取材してデータを補足した。

 静かなる戦争-アメリカの栄光と挫折は読んでないから・・・貧乏だから買えないし・・・ふむ・・・米軍の近代化と作戦経費削減効果 −03 年イラクに対する軍事作戦の考察− これね・・・

 米国のブッシュ政権は、2001 年9月の『4年毎の国防計画の見直し(01QDR)』で国防政策の基本方針を「脅威ベースアプローチ」から「能力ベースアプローチ」に移行させた。またこの考え方の変化は、その後の米軍のトランスフォーメーションと深く結び付いていた。03 年のイラクに対する軍事作戦(以下、「03 年軍事作戦」)は、このように国防政策が「能力ベースアプローチ」に移行した後に起こった、最初の大規模な軍事作戦であった。そして軍事作戦初期(ブッシュ大統領による5月2日の戦闘終結まで)の経過が示すように、IT 技術等によって近代化された米軍は通常戦争における軍事能力でイラク軍を圧倒したのである。本稿はこの 03年軍事作戦を題材に、米軍のトランスフォーメーションが経済面(作戦経費)で挙げた効果に対する試論である。もっとも作戦経費の削減には軍の近代化とは直接関係のない要因も働いており、それを含めた考察を行う

 イラク戦争に関するものですね・・・でも、この戦争は・・・アメリカ様のインチキ情報で英国とオーストラリアがそれに乗って始めた戦争ですからね・・・IT技術によってでっちあげられた情報に基づいての・・・

 ああ・・・情報が戦争を始めさせる・・・まあ、米国は戦争を始めるのが上手いね・・・キューバ危機も偵察機による写真を公開することでソ連と交渉が始まり・・・ケネディー大統領の外交交渉力でソ連がミサイルを引き上げることになりますね・・・全部を検討すると長くなりますから・・・

 誘導弾薬の積極的な利用により1目標を破壊するのに必要な弾数の減少がある。ベトナム戦争当時、自由落下爆弾を搭載した F-4 戦闘機が1目標を破壊するには 176 発が必要であった(飛行回数は 30)。これが 91 年の湾岸危機の時は、レーザー誘導爆弾2発を搭載した F-117 が1度に2目標を破壊できるようになった。そして 03 年の軍事作戦時には、B-2 爆撃機は全地球測位システム(GPS)誘導爆弾を 16 発、B-1 爆撃機は JDAM(精密誘導爆弾)を 24 発搭載可能であり、各爆弾1発で1目標の破壊が可能となり飛行回数の減少にも貢献した。

 誘導弾・誘導爆弾の類は有効だという事ですね・・・値段は?って余計な事も気になりますね・・・兵站基地を破壊するのが良い戦略になるのでしょう・・・さて、どんな話になるのかね?

 これってF-4でやったからでしょうね・・・多分、B-29でノルデン爆撃照準器を使ったら被害は大きかっただろうが、命中精度は高かったでしょうね・・・ノルデン爆撃照準装置はパイロットから操縦を射撃手に移すことで高精度を発揮・・・対空射撃を見ないで照準に専念する爆撃手に操縦を移すわけですから・・・パイロットは怖くても操縦を奪いにくい・・・対空砲火や戦闘機を見ながらじっと待つしかないからね・・・だから、 私はこの照準器が怖いね・・・目標しか見ていない爆撃手は近くを飛び交う対空砲火や戦闘機を見ていないですからね・・・

 B-29はベトナム戦争まで精密爆撃に供されましたね・・・あ!中国製のB-29というか、B-29のソ連コピーのその改造機が現存して、展示されているね・・・40°10'59.2N 116°21'31.4E - Google マップ ここに・・・KJ-1って奴・・・KJ-1 (航空機) - Wikipedia これね・・・まあ、B-29は現存機がありますが・・・飛行可能なのもね・・・List of surviving Boeing B-29 Superfortresses - Wikipedia このあたりを眺めるとね・・

革命的成長を遂げた精密誘導爆撃の精度
 第二次世界大戦(1939〜45年)において、ドイツ本土の戦略爆撃を行い、ドイツの工業力を弱体化させ、ドイツ降伏を早める一助を担った米軍の《重戦略爆撃機B−17》。目標との爆撃誤差が700メートルも生じ、命中率を90%まで高めるには、何と9千発の爆弾を投下しなければならなかった。かかる戦果をあげるには、1千機の出撃を強いられる上、搭乗員1万人の命を危険にさらす前提を伴った。

 技術的な限界ですね・・・いずれにせよ、防空網を破っての攻撃ですからね・・・被害は出る・・・700mの誤差は当時の高高度爆撃では仕方ないものですね・・・この条件下での戦略・戦術ですから・・・勝つためには勝てるだけの資材投入を行わなければならないわけですから・・・費用対効果・・・よりは、勝つことが優先されるからオーバー・キルをするしかない・・・1目標1発というわけにはなかなかいかないはずですがね・・・貧乏な日本は残念ながら最低限のものでやろうとするから・・・精神力まで動員しなければならなくなる・・・

 ベトナム戦争では、空爆精度は進化を遂げたとはいえ、《F−4戦闘機》が1目標を破壊するために、自由落下(無誘導)爆弾176発が必要で、飛行回数も30を数えた。

 劇的変化は、宇宙空間を利用して軍事作戦を遂行し、「宇宙戦争の幕開け」と位置付けられた湾岸戦争(1991年)で起こった。《F−117ステルス対地攻撃機》は搭載する2発のレーザー誘導爆弾で、一度に2目標を破壊した。

 ほい、出てきたね・・・論文の内容・・・

 ここで、湾岸戦争の作戦計画を担任した米空軍のジョン・ウォーデン大佐の発想=戦功を記しておきたい。

 ウォーデン大佐はGPS(全地球測位システム)が正確に目的地を判定できる点に着目し、GPSを爆弾に取り付けて位置情報の変化を与えて誘導する戦法を編み出した。外部の誘導なしに、設定された座標へ着弾させる精密誘導爆弾でJDAM(ジェイダム)と呼ばれる。


 結局は、精密攻撃をするための情報が問題になるわけです・・・GPSは便利ですね・・・ICBMの黎明期にはモスクワの座標の決定が問題になって・・・衛星を使った観測が行われましたね・・・肉眼でも見ることができた当時の巨大なエコー衛星を駐モスクワアメリカ大使館から観測して緯度経度を決定・・・ジオイドの問題もあるでしょうが・・・それで、モスクワ攻撃が可能になったようですがね・・・39°00'18.1N 125°44'11.7E - Google マップ 平壌駅ですが・・・この座標精度が現実に誘導に使えるかは難しいですね・・・中国の様子をチェックしているとGoogleマップの座標と地図情報に差がありますからね・・・そういった誤差情報は現地での観測が必要になりますからね・・・

 以前は、軍用機などプラットフォームが爆弾を目標近辺にまで運ぶ必要があった。だが、この伝統的空爆では搭乗員が対空砲火を避けようとして、爆弾が目標に投下される前に回避行動に移る。結果、命中率を低下させていた。GPSを爆撃に転用したウォーデン大佐の発想は、搭乗員の戦死を極小化しつつ、命中率を目を見張るほど引き上げた。

 誘導方法の問題ですね・・・伝統的な空爆では目標を目視する必要があった・・・最終的な攻撃は攻撃者の判断に任されていただけですね。目視できる範囲だと、相手からも見えるから反撃が行われる・・・できればアウトレンジ戦法を取りたい・・・偵察結果によってプリセットされた攻撃目標へ見えないところから兵器を投射するという事ですね・・・

 情報が正しければOKですが・・・建物の使途は変わるときがありますからね・・・学校が兵舎になり・・・病院になる事もある・・・TV誘導なら赤十字や赤新月社のマークが見えて攻撃を中止することができる・・・かもしれない・・・兵舎の情報で攻撃したら、兵舎から病院に化けていたのが分からず攻撃・・・つまり、情報と判断の問題ですからね・・・精密な誤爆が行われることになるかもしれない・・・

 しかし、湾岸戦争はまた、多くの解決すべき課題も突き付けた。使用した衛星の多くは、核ミサイルの指揮・統制やミサイル発射基地などの偵察・監視、弾道ミサイルの早期発射情報確保に象徴されるが、冷戦時代に特化した戦略目的に傾斜していた。技術的にもGPS誘導はまだ少なく、「レーザー誘導」「カメラ(光学)によるTV誘導」などが主流で、悪天候時の運用には限界があった。

 その点、イラク戦争(2003年)での命中精度は革命的であった。

 《B−2ステルス戦略爆撃機》はGPSを活用した精密誘導爆弾JDAMを16発、《B−1B戦略爆撃機》は24発も携行できる。各爆弾1発で1目標を破壊でき、飛行回数減少にも貢献した。つまり、1回の出撃で16〜24目標を破壊しうるのである。

 振り上げた手を下す場所は情報と判断によるものですからね・・・精密誘導兵器に必要なものは・・・リアルタイムの情報ですね・・・

 当然ながら、米本土より通信衛星を介して遠隔操作される無人攻撃機もフォローする。

 精密な情報があれば地球の裏側だろうが・・・地球をはるかに離れたイトカワ (小惑星) - Wikipedia ここに弾丸を打ち込み損ねましたがサンプラーで表面をかきとって来ましたからね・・・別に誘導は大したことではない・・・問題は目標の情報ですからね・・・

 かくして、指揮・統制司令部+核・化学・生物兵器などをミサイルに搭載した大量破壊兵器の発射基地や保管施設+レーダー・通信網+電力施設など、軍事の中枢や関連インフラは粉砕されていく。

 あれ?生物化学兵器はあったのかね?無い物は攻撃できない・・・このでっち上げで英国は戦争に参加したわけですからね・・・長くなってきたから一旦切るか・・・外は荒れ模様だね・・・

2017.03.27

  

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