現在をうろうろ(276)

 中国人民解放軍南海艦隊・・・軍港(10) 本土の基地は?

 本土側の鉄道連絡船の桟橋は結構長い、こいつは駅から歩いて行くパターンではないですね。・・・積み込みは500m近い編成の列車を4分して積み込んでいるような感じですね。そして、1時間ほどの船旅を客車の中で・・・という事のようです。座標は・・・

 20°13'46.65" N 110°07'31.68" E ここですね。右のような桟橋があります・・・ここまで沖合に出さないと大型船は着岸できない・・・遠浅な海岸であるという事です。

 カーフェリー用の埠頭は左のような感じに、2か所あります。のものです。頑張って詰めれば、同時に7隻・10隻程度の荷役作業ができそうな感じです。この座標は・・・

 20°16'06.11" N 110°12'45.38" E ここですね。ここから本土へ道がつながっています。

 さて、軍港はこの海南島への2つの入口から100km程離れた場所にあります。その間の海岸は遠浅の砂浜が続き・・・良い港は殆ど存在しないようです。軍港の座標は・・・

 21°14'00.29" N 110°25'48.37" E で、右のような河川港です。ここには揚陸艦が沢山いますね。さすがに、北海艦隊や東海艦隊には配備しにくいのか?・・・このあたりに配備すると・・・台湾や日本や韓国が騒ぎ出すかもしれないという配慮ですかね?それとも、単純にシーレーン防衛の多目的艦とか・・・確かに、こいつは多くの島を持つ国の軍隊には売れる商品ですね。

 何でも運べるし・・・荷降ろしが楽だし・・・遠洋航海が可能ですから・・・大きさからいうと、ちょっと遅いですが、鉄道連絡船なども搭載力はありますね。これなんか改造すると・・・レールが敷かれているから・・・これを滑られて落とすタイプの舟艇を作ればどれだけ搭載できるか・・・今の船は良くできていますからね。

 さて、この軍港を中心とした防衛はどうなっているのか?ちょっと、近くを眺めたのですが、レーダーサイトが見当たらない・・・街の近くに旅客空港があるが・・・海南島の基地群が防空を担っているのか?ちょっと気になります。航空基地は・・・座標は・・・
 21°23'22.68" N 110°12'00.63" E ここですね。左のような基地です。ここにはミサイル陣地がありますね。ちょっと、配備されているミサイルは分かりませんが、大型のミサイルも運用できそうな感じです。

 ミサイル陣地の様子はおなじみのものですね。2002年の写真ではこのミサイルサークルは建設中で、それぞれのサークルの周りにはマウンドが作られている事が分かります。そして、このミサイル陣の左上の駐車場のような広場にミサイルを積んだトレーラーが並んでいます。その様子は・・・

 左のようなものです。他にも列を作っていますが・・・結構な数のミサイルが並んでいます。さあ、こいつは何か?HQ-9か何かではないかと・・・このミサイルの長さは7m弱で、左の写真の長い車両の長さが14mぐらいはありそうですから可能性はありますね。いや・・・中距離弾道弾か?戦術・戦略ミサイルの両方を備えているのか?気になります。

 陣の構築中の様子は左のようなものです。ここの陣地の中央構造物は特別高くなるようには作られていないようです。

 最新の映像には遥かに短い車両が陣に並んでいますね・・・そうなるとHQ-7かね?ちょっと詳細は不明ですね。とにかく、この手の陣の構造は左のようなものですね。

 ちょっと気になるのは、植樹された木ですね。この木は成長が早すぎる気が・・・この緑化の成果は凄い・・・温かい所は違うのかね?これも、後で調べてみましょう・・・影の様子からするとヤシの仲間ではなさそうな・・・南洋桐かね?ユーカリか?

 軍用のトラックのようなものがずいぶんとあります。それから・・・例のウォータージェットのミサイル艇のような迷彩の車が何台か見る事ができるので、軍の施設ではないかと思われます。この座標は・・・

 21°22'59.52" N 110°22'59.30" E ここです。ここのバスケットボールコートの色もなかなか素敵ですね。ここはなんとなく、装甲車があるような・・・気合で見ていますから、みたいものが見えている可能性がありますが・・・92式装輪装甲車かなにか・・・そんな感じですね。旧来の迷彩だと、車両の形が判別できますが、新式のデジタル模様の迷彩は識別が困難ですね。コントラストの差が大きいと、形の判別が困難になりますね。

 技術の進歩はこんなところにも現れていますね。特に、装備品の雰囲気も消してしまうので、こいつはちょっと厄介です。

 この軍港の周囲の軍事基地としては・・・ヘリポートもあります。このヘリポートの座標は・・・

 21°10'02.58" N 110°15'13.90" E ここです、右の写真のようなものです。どのようなヘリコプターが運用されているかは不明ですが、こんな感じです。ちょっと気になるのは、近くに輸送部隊か何かがあります。座標は・・・・

 21°09'04.75" N 110°15'51.49" E このあたりです。

 ここには左のような充実たコースがあります。右の方の幾何学的な模様は、普通の平面なので、従来型の施設ですが、ここには、坂道などを持った訓練施設があります。中央やや上の施設ですね。こういった所でどんな訓練をしているのやら?単に平らな所を車が転がせるだけでは駄目という事のようです・・・

 これが、軍港の周囲の軍事基地という事のようです。このあたりは土地の小さな起伏があって、どこも同じように見えるのが難点です。

 軍港まわりの設備としては、乾ドックが新たに建設されています。これで、ずいぶんと船のメンテナンスは楽になるのでしょう・・・港湾に適した形に埋め立てられ、干潟は干拓され、ただでなくとも広い国土が押広げられていきますね。1年で見違えるようになる活力に満ちた国・・・羨ましいですね。

2014.07.07

  

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