現在をうろうろ(2664)
日本貧窮者経済新聞
 水素社会の掛け声の火は・・・既に消えかかっているのか・・・?

 やはり、水素社会は無理なのでは?化学工業日報 水素エネをブームで終わらせないで これって、水素エネルギーがブームで終わりそうだからなのかね?

 水素エネルギーへの期待が高まっている。通商産業省の工業技術院(現経済産業省の産業技術総合研究所)が主導した産官学の新エネルギー研究開発プロジェクト「サンシャイン計画」(1978~92年)、「ニューサンシャイン計画」(93~2000年)に続く第3次ブームといわれている。水素のコストが十分に下げられず過去のブームは終焉したといわれるがエネファーム、燃料電池自動車など今日につながる成果を残した。

 わ!懐かしいね・・・サンシャイン計画・・・色々やったけど、諸外国から高い評価を受けたことにして幕引きをしたやつね・・・石炭液化に関して、私は興味を持ちましたが・・・結局は一通りやっておしまいですね・・・なかなか、日本の学問は実用化しないものですね・・・石炭液化は、西ドイツが頑張って、中国や北朝鮮も普通にやっていますね・・・日本ではC1化学は流行らないようですからね・・・北朝鮮には少なくとも2つの石炭液化プロセスが稼働していて・・・人造石油や、水素・アンモニア・肥料・火薬・メタノールなどを生産しているはずですね。39°50'12.2N 127°37'07.1E - Google マップ ここと39°39'28.2N 125°41'51.3E - Google マップ ここですね・・・このプラントの能力はさすがにわかりませんが・・・中国の似たような規模の工場と比較して推測することは可能でしょうが・・・

 石炭と水から、一酸化炭素と水素を作って、この一酸化炭素と水素をスタートにしていますから・・ある意味、水素社会の実装ということになりますね・・・日本もサンシャイン計画で石炭液化を試みましたが・・・一定の成果を出して終了・・・という感じで、いつもの終わらせ方ね・・・まあ、日本は基本的に世界中からプロセスに適した原料を輸入してきちゃうのでね・・・結局、ありもので何とかするようなタイプの生産はコストがかかることになる・・・

 戦前の貧乏な日本は・・・原材料を国産に求めて、技術導入をしていましたから・・・無理をしてでも、効率が悪くても原料は国内産で何とかしようとした・・・国内産のコストが安いということですね・・・初期投資リスクはあるが、効率は悪いが、それでも原料が国内産なら・・・持続可能・・・

 ある意味、北朝鮮が国産資源による国産にこだわる理由でもあるわけです・・・

 戦前の日本の出した・・・輸入するには外貨が必要・・・外貨を考えないで済ませるには?という問いに対して、結論は・・・国産資源の無い物は・・・その資源を産出する場所を日本にしてしまえばよいという、乱暴な方法ですね・・・石油が無いから、パレンバンを攻略、ボーキサイトが無いから・・・とかね。大東亜共栄圏の自給自足体制の確立ってね・・・借金の山の日本政府がやらかした戦争・・・ 

現在の研究開発は技術だけではなく、社会実装が大きなテーマ。東京オリンピックに向けて水素バスなど多様な実証事業が計画されている。五輪後も勢いを継続させるべく、確かな成果を残すことが求められる。

 どうせ、消えるのさ・・・だって、水素は扱いに金がかかりすぎますからね・・・水素の涌く泉があったら、水素をそのまま使うかね?使いにくいから、メタンか何か扱いやすいものに加工するだろうことは自明だと思うが・・・高価なインフラを整備する必要はないから・・・何しろ、日立造船は・・・化学工業日報 【トップインタビュー】 日立造船 谷所 敬 社長 ここで、明確に示しているじゃん・・・

▼ パワー・ツー・ガス(PTG)システムについて。
 「PTGは、再生可能エネルギーで得た大量の余剰電力を水素やメタンの燃料に変換し貯蔵・輸送する技術。昨秋にPTGシステムの製造販売を行う独エトガス社を買収した。水素社会の実現には高価なインフラ整備が課題となるが、メタンとして流通させれば既存インフラが活用できる。水素社会の前に新興国などでPTGシステムを普及させたい」


 水素社会の前に・・PTGで終わるのでは?多分、既に水素社会は終わっているのでは?偉大なる安倍晋三閣下のスローガンで踊って、水素インフラを整備して・・・どうするのかね?どうやら「日本らしい日本」は糞田舎者で、何か目新しいものだと、それに夢を託してしまうような感じですね・・・結果は、ガラパゴス状態になる・・・でも、私はガラパゴスの携帯電話が好きだね・・・持ち運びが楽だから・・・電話として機能してくれるだけでいいですからね・・・1日PCの前に座っていると・・・あんなのでネットの中を徘徊する気にはならないですからね。

 何でも、目的が重要ですから・・・水素社会の目的は何?ってね・・・クリーンなエネルギー・・・再生可能エネルギーで得た大量の余剰電力を水素やメタンの燃料に変換・・・これで、完璧じゃん・・・田舎者は、水素にあこがれ、実質を取るとメタンになる・・・多分、水素の火を消すなとかブームで終わらすなとか・・・既に、終わっていることを意識しているのではないかと・・・

 まあ、自動車産業も電気自動車になったら、内燃機関が不要になるから・・・軽工業になって、大会社は解体かね?トヨタなど日本の自動車産業は消えることになりそうですからね・・・日本フルハーフとかデザインラインなどが乗用車の艤装や架装を手掛けるようになるかも・・・光岡みたいにボディーを作るか?いや、光岡は今やボディーも作る立派な自動車企業・・・ここもEVに?少量多品種の趣味的な会社へ?

 私だと、鋼管フレームで・・・そうだな・・・画像画像・・・ロータスセブン フレーム - Google 検索 こいつに、モーターとバッテリー、制御装置を組み込んで・・・外装はFRPか何かで・・・どうせ、3Dプリンターの出力センターとかも利用できるようになるでしょうからね・・・そうなれば・・・間違いなく、日本の大手乗用車メーカーは解体・・・パーツメーカーとコーチビルダーの時代がやってくるね。

 どうせ、アメリカあたりで、こういった遊びが始まりそうですからね・・・車いじりの楽しい時代がやって来そうな感じですね!わくわく!キット・カーの世界・・・キット・カーなんってなじみの言葉じゃないでしょうから・・・キットカー - Wikipedia これでも読んで検討してください・・キット・カーのベースになった車の素晴らしい意匠を・・・画像検索でKit car - Google 検索 こんな車をガレージに3台も置けたら面白いね!ってね・・・

 現在、経済産業、文部科学、環境、国土交通の各省で水素エネルギー関連事業が進められている。再生可能エネルギーを用いた製造技術、水素キャリアなど貯蔵・輸送技術、水素発電や燃料電池などの利用技術と多岐にわたる。水素キャリアである液化水素、メチルシクロヘキサン(MCH)を海外から輸送する実証事業は具体的検討段階に入った。また水素ステーションの建設コスト低減といった喫緊の課題から、50年ごろを見据えた車載用水素吸蔵合金のような息の長いテーマもある。

 どうやら、2050年ごろを見据えると、水素はエネルギーコンテナになりえないのでは・・・所詮はハイブリッドカーからEVへと既に移行が始まっている・・・つまり、クリーンに電力が作れれば、それでおしまい・・・何で、水素を運ばなきゃいけない?ってなりつつあるわけですから・・・必要なのはエネルギーで・・・水素ではないから・・・まあ、水素は化学工業のスタートですから・・・再生可能エネルギーで得た大量の余剰電力を水素やメタンの燃料に変換し貯蔵・・・大量の余剰電力はバッテリーへ流し込んで・・・電気として利用・・・

 だって、大容量の蓄電システムって、既に送電系の中に組み込まれていますからね・・・東北電力南相馬変電所系統用蓄電池システム・・・37°32'11.5N 140°56'56.0E - Google マップ ここにある奴・・・南相馬変電所の大容量蓄電池システムの営業運転開始について 東北電力 蓄電システムって、電気を化学エネルギーに変換して蓄積する装置だから、水素をエネルギーコンテナにするより、リチウムイオン電池に蓄えるのが現在の主流じゃん・・・つまり、リチウムの化合物をエネルギーコンテナに使っているだけの話で・・・日本の潜水艦も、既に・・・ディーゼルから、非大気依存機関で水素なども検討されたが、スターリングエンジンも降ろして・・・リチウムイオン電池へ・・・そのうち、洋上充電ステーションでもできたら、ディーゼルエンジンも降ろすだろうね・・・1回の充電で4日ぐらいの哨戒航海が可能とかになれば・・・まあ、充電艦とセットとかでの運用とか・・・ああ、簡単だね・・・既にドイツが・・・UボートXIV型ってのをかつて運用していましたね・・・Milchkuh;乳牛の愛称で知られて奴、Uボートに燃料と食料を補給するための潜水艦・・・攻撃型の電池潜水艦と発電用の潜水艦の運用ってのは良いじゃん・・・

 だから、別にエネルギーコンテナとして、水素にこだわる必要はない・・・馬鹿げた水素社会は2020年を前に消えそうだというだけですね・・・

 パリ協定においては、気温上昇を産業革命以前に比べ2度C以下に、さらに1.5度C以下にとどめるよう努力し、今世紀内にゼロエミッションを達成するという目標が設定された。一方、日本政府は、50年までに温室効果ガスの排出80%削減を目指すことを閣議決定している。いずれも高いハードルだ。再生可能エネの普及、CO2回収・貯留(CCS)の実用化、原子力の活用など有望技術はあっても、それぞれ制約がある。現状では達成困難と明言する研究者も少なくない。

 まあ、残念ながら・・・太陽を原動力とする再生エネルギーは・・・単に核融合で発生したエネルギーの二次利用に過ぎないから、原子力が究極のエネルギーになるでしょうね・・・原発の余剰電力で、原料物質の合成を行うのが最も簡単・・・原子力の負のイメージを恐れなければ・・・でも、「日本らしい日本」は怖がりの弱虫ちゃんだから、原子力って考えるのも怖いだけのようですからね。

 日本のエネルギー自給率は先進国最低レベルの6%。電源構成の85%(15年度)を占める化石燃料を、すべて他の燃料で代替することは、ある程度、原子力を再稼働させたとしても非現実的に見える。2次エネルギーである水素は自給率向上に直接結びつかないし、化石燃料が不要になるとは考えにくい。

 まあ、原子力など止めて・・・薪の生活にするとか・・・江戸時代生活に、LED電球とスマートフォンでも別にOKじゃないかと・・・これが最先端の生活になるかもね。

 しかし各種機関で行われているシミュレーションには衝撃的なものがある。目標達成への努力を放棄すれば、悲惨な状況に至るのは必至。政策を総動員して温暖化のテンポを遅らせる必要がある。水素エネルギーは、すべてを解決できる切り札ではないにしろ、やはり有力な手段の一つ。ブームに終わらせず着実に成果を上げ、新たな可能性を切り開いてほしい。

 ああ、温暖化がもうちょっと進んで、寒の時期の最低気温が氷点下にならなくなると暮らしやすいのにね・・・大気制御で、大気中の水蒸気をコントロースする技術があれば、宇宙に熱を捨てられるのにね・・・

 既に、私の中では・・・水素社会は終わっている・・・残念だね!妄想妄想・・・妄想かまやかしの水素社会か?なんだかね?

2017.02.07

  

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