現在をうろうろ(263)

 憲法解釈と米国の反応・・・

 米国国務省のデイリープレスブリーフィングで、日本の集団的自衛権に関する話が出ていますね。米国国務省がこの新しい解釈を歓迎するか?という問いに対して・・・例によって、歓迎していますね・・・基本は内政の話ですからね。まずは、これはいつもの事です・・・セキュリティーはパートナーシップにつながるから歓迎・・・安全保障に関して反対する必要もないし、努力は認めるという事のようです。とりあえず、意思決定に当たっては議論が重ねられ、透明性は確保されているから・・・

 ただね・・・ I wanted to know if the State Department welcomes this new reinterpretation. ・・・ welcomes 歓迎するってのをどう取るかの問題ですね。・・・ we welcome the new policy and I think probably is pretty clear that we think it's a good thing. ・・・新しい政策を歓迎する、それは、おそらく、我々にとって良いものだと、かなり明らかだと思う・・・実際はどうであるかは別として、現状で聞こえてくる範囲では良さそうだという程度の賛意では・・・明らかに米国にとって不利益なものでなければいつもこのやり取りがあるようですから・・・とりあえず、いいのでは?別に反対しませんよ・・・ぐらいの感じのような気がします。儀礼的なやり取り。

 近隣国との関係についての懸念に関しては・・・特に韓国との緊張を高めのではないかと質問があって・・・これに関しては、セキュリティーポリシーを、諸外国に対して説明しているから、これについては高く評価している。オープンである事は良い・・高く評価しているというのも、とりあえず努力はしてるね・・・ぐらいの感じですかね。実際できているかどうかは別ですから・・・

 憲法解釈を変えた事は・・・日本が米国との緊密な安全保障関係を維持することができる唯一方法であると述べているが・・・米国がこれを支持したからなのか?日本人が望んだものなのか?・・・米国の支持がそれをさせたのではないか?という問いに関しては・・・日本で長時間の議論があったとは思えないが・・・米国が考えるべき問題ではない、日本の安全保障日本が決める事で・・・安全保障に関しては米国は日本と緊密な関係を大切にしている。・・・従って、日本の選択である・・・関与は否定。

 日本が憲法解釈を変えなかったら、日米安保は危機に瀕したのか?という問いには・・・そんなことは関係なく、日米は緊密な関係にある。

 決定の前日のデモに関しては、議論が尽くされたかどうか、それについては満足しているのか?・・・色々と意見を聞いて、コメントの必要があればします。

 日朝の拉致問題の会談については、日本と話したのか?透明性のある拉致問題の解決に支援する事を継続する事を伝え、特にどうしろとかそういった話はしなかった。

 こんな感じですかね・・・英語力が足りなくて・・・細かなニュアンスがつかめない・・・さて、こいつが日本でどのような報道に化けるかが楽しみですね。一応、内政問題だから米国は日本の判断は、米国の国益に反しないことだから・・・評価する・・・つまり、別に問題ない・・・ぐらいですかね。努力は高く評価する国ですから・・・記者連は、日本の判断は米国政府の差し金か?なんって疑問を呈していますが・・・そりゃ、内政の話ですから・・・日本の判断としていますね。実際はどうであったのかは別としてね。話としては出るでしょうが、具体的な指示を出したとは思えませんが・・・

 基本的には、内政には口を出さない国ですから・・・あとは、海外の報道を眺めると、基本的には・・・日本と中国と韓国の話が中心ですね。日本の防衛力は強力だが、日本兵は第二次大戦以降、海外で戦っていない・・・平和憲法の変更は、中国や北朝鮮の軍事力に対抗する事が必要という立場・・・近頃、歴史問題でトラブル続き・・・政府の決定は国民からの支持は受けていない・・・日本の将来は・・・大衆が決定する事になる・・・朝鮮半島支配の歴史の恨みは深い・・・どうやら、諸外国の報道は・・・日朝関係を心配しているという事のようですね。

 そうなると・・・やはり、竹島問題ですね・・・竹島の奪還!でも始めると面白いですが・・・韓国へは遊びに行けなくなるでしょうが・・・アメリカの立場は微妙ですね。コメントを避けている・・・以前に話した通り・・・か・・・

 戦争の火種としては・・・日本と韓国なのか?・・・万全の備えをすること自体が日本に戦争を仕掛けようとする企みをくじく大きな力を持っている。これが抑止力です・・・と我が国の総理大臣は語っています・・・中国の軍備は既に、日本の軍備では抑止力にならないレベルに達している・・・そうなると・・・抑止力足りうる戦力として考えると・・・韓国かね?

 アメリカの立場は微妙だね・・・日米安保、米韓安保・・・米韓相互防衛条約の方が・・・何しろ・・・韓国軍の作戦指揮権は1950年より国連軍に委譲されていて・・・それが、1978年にできた米韓連合司令部に作戦統制権の名で移譲・・・そして、司令官はアメリカ軍大将、副司令官は韓国軍大将・・・つまり、日本が韓国と戦う事は・・・米国と戦う事を意味する・・・日本軍の作戦指揮権も同じパターンであれば問題ないが・・・優先順位からすると・・・米国大統領の指揮権下にある米軍の指揮権下にある韓国軍・・・独立国である日本の軍隊である自衛隊・・・

 なんと・・・米韓連合司令部・・・私は無知だったよ、オバマ大統領の2014年東アジアの歴訪の韓国訪問で米韓連合司令部の存続の話があったのが・・・意味が良くわからなかったが・・・そういう事なのね・・・韓国軍が日本を攻撃できない理由・・・日本軍が韓国軍と戦えない理由・・・こりゃ悩ましい・・・知識と理解というものの関係を再認識・・・

 日米安保の解消となったら・・・日本はアジアで孤立するだけではなく、世界から孤立する事になる・・・沖縄の戦略的な位置の意味が、私の頭の中で変わりました・・・ある意味、沖縄は米国の韓国に対する生命線・・・2014年の2月の韓国・北朝鮮の合意が気になりますね・・・南北の誹謗中傷の中止・・・これと、6月30日の特別提案・・・こいつはとりあえず拒否するしか無いね。

 外交の世界はなかなか複雑ですね。日本は韓国とは現状では戦う事はできない・・・まさか、それで、オバマ大統領が東アジア歴訪を行って・・・作戦統制権を延長したのかね・・・2015年12月1日に米軍の戦時作戦統制権が韓国軍に移管される予定でしたから・・・日本は、1年ほどの準備期間を持って・・・竹島奪還作戦を考えていたとか?そして、2015年12月8日を予定していたとか?戦争のできる国づくりってのは・・・何?軍備拡張で増税して・・・その大半で国の借金の返済かね?日本の債務者は、犯罪を犯してまで債務の履行をしようとしますから・・・変な律儀さ・・・だから気になるのでね。増税の足音が遠くから軍靴の音を伴って・・・

2014.07.03

  

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