現在をうろうろ(2627)
日本貧窮者経済新聞
 日本の不思議な民主主義と不思議な報道と・・・?

 なんだか面白いね・・・安倍首相vs林元農相 地元・下関市長選で激しい“代理戦争” 日刊ゲンダイDIGITAL 別に、代理戦争などはどうでもよいのですが・・・この記事での、言葉がね・・・そして、日本の民主制って世襲制かね?やっぱり領主制に近いのかと・・・伝統的支配というのが好きなのか?それとも・・・関心が無いのか・・・

 「総理は本気モード。この選挙に勝って“政敵”を叩きのめすつもりだ」――。官邸関係者がこう言うのは、2年以内に行われる解散・総選挙のことではない。安倍首相のお膝元、山口県下関市の市長選をめぐって、激しい“代理戦争”が繰り広げられている。

 選挙に勝って政敵を叩きのめす・・・民主制ってこういったものなのかね?広く民意を拾ったものが、この場合市長選ですから・・・行政を任されるだけのものだと思うのだが・・・何で、こういった話になるのかが不明・・・候補者の決闘で決めるとか面白いと思うが・・・大金をかけて、収益で事業を行うとかね・・・市長選の目的は、政敵を叩きのめすための手段・・・なるほど、素晴らしい民主国家だ・・・地方自治は民主主義の学校と呼ばれるが・・・

 まさか、選挙戦で金を使わせて疲弊した上で、勝者には仕事が、敗者にはくたびれ儲けが約束されて、貧乏になって再起不能になる・・・ということかね?

 自民党も理念を共有しているということでもないようですね・・・自民党は単なる業界団体で・・・その中で安倍組とか林組とかが張っていて業界団体内での下らない抗争事件を演じて、それをマスコミは喜んで報道していることなのかね?さすが、日刊ゲンダイだね!素晴らしい・・・政治屋の抗争事件を見事なエンターテインメントに昇華させているわけですね・・・不思議な民主主義・・・政策と実行力に対する信任だと・・・違ったんだ・・・うちのお父ちゃんが偉い!って騒ぐのが日本の民主主義なのか・・・市長選は二次とか三次団体の抗争で・・・それによって1次団体に箔がつくことになるということですかね?なんだか、凄い民主制のような気がするが・・?

 3月5日に告示される下関市長選は、3選を目指す現職の中尾友昭氏(67)が、いち早く出馬を表明していた。そこに、安倍首相が元秘書の前田晋太郎氏(40)をぶつけてきたのだ。

 まあ、失業したくないから出馬するわけですね・・・よほど市政にほれ込んで、立派な仕事を成し遂げて死にたいのでしょうね・・・公約を毎回きちんとこなして、新たな公約の下に・・・そこに、ぶつけてきたってのは・・・より良い政策と実行力を引っ提げてか?それとも、偉大なる安倍晋三閣下の二次・三次団体としての自分たちの売り込み・・・ここは、今日から俺のシマだ!と殴り込みをかけてきたのかね?これだと、なんだかわかりやすいね・・・俺の子飼いがここを仕切るんだ!って感じですかね・・・

「下関は、安倍首相と林芳正元農相の地盤で、中選挙区時代には父親同士が血みどろの戦いを演じてきました。今は安倍さんが衆院小選挙区、林さんが参院選挙区とすみ分けていますが、安倍派と林派の確執は根強い。中尾市長は林さんに近く、後援会のメンバーにも林さんの支援者がズラリと名を連ねています。地元市政が2期8年間も林派に支配されたことが面白くない安倍さんがケンカを吹っかけ、保守分裂選挙になっている。安倍さんは年末年始に地元入りし、前田氏への支援を熱心に訴えていました」(地元政界関係者)

 どうやら、民主制などとは無関係で、票田=やくざのシマに相当する物の拡大で相手を圧倒する事が重要なのね?しかも、票田は世襲なので・・・代々抗争事件を引き継がなければならないということになるようですね・・・人的な魅力よりは・・・単に、派閥抗争だけということになりますかね?人脈による投票ですから・・・面白いね・・・日本の民主制は・・・投票行動は各個人が行うが、投票内容に関しては、個々人の判断ではなく・・・その個人を人脈の中で束ねる人間の意思によって個々人への通達によって投票することになる・・・なんとなく、そんな感じなのかね?

 何しろ、平成28年に行われた某市の市議会選挙で・・・票の取りまとめの依頼があって、資金が出たが、その資金の一部が行方不明・・・結果は票の取りまとめが充分に為されず落選・・・資金の流れを調べたら、途中で消えた・・・結果は得票がその分だけ減って・・・その消えた金を回収するために人が動いた・・・みたいでね。噂では・・・

 どうやら、地方では未だに票は商品なのかね?1970年頃の某市の市長選挙では、候補者の本家の旅館が3000円入りの封筒と手拭いを配りに来て、それを見て・・・子供心に・・・びっくりしましたっけ・・・新興住宅地などができると物要り?票が読めなくなるから大変なのかね?

 しかし・・・何で・・・今は安倍さんが衆院小選挙区、林さんが参院選挙区とすみ分けていますが・・・寄生虫かよ?

地元市議2期目の前田氏は、安倍首相の秘書を7年半にわたって務めた子飼いだ。今月9日に下関市内で開かれた「新春のつどい」でも、安倍首相は前田氏をステージに上げ、約3000人の支援者の前で親密ぶりをアピールしていた。シャカリキな首相に気おされたのか、自民党下関支部は前田氏推薦を決定。これに林派が多い自民党市議団は反発したものの、保守分裂が先鋭化すれば「遺恨が残り、混乱を招く恐れがある」と文書を出し、自主投票を決めた。

 ふむ・・・安倍首相は前田氏をステージに上げ、約3000人の支援者の前で親密ぶりをアピール・・・こういった行為が大切なのね・・・首相のお気に入り・・・まあ、同じ価値観で、トランプ大統領のお気に入りになりたい偉大なる安倍晋三閣下なのかね?まあ、価値観というものは・・・変わらないでしょうからね。今日、偉大なる安倍晋三閣下とトランプ大統領の電話会談がありますが、どうなることやら?会ったとか電話で話したとかが重要なようですね。

 「日本らしい日本」を私はまるで知らなくて・・・この何年か・・・元やくざの親分さんと話す中で、段々日本の伝統的支配の体系が見えるようになってきましたが・・・はっきり言って馬鹿らしいね・・・不思議な恩義の世界・・・一緒に飯を食ったからって・・・まあ、一宿一飯の恩義ね・・・私は、合理的判断が好きですから・・・食い逃げ派だね・・・

「安倍さんは自分に歯向かった人間は絶対に許さない。報復を恐れた市議団が及び腰になるのも分かります。林さんに対して異常な対抗心を燃やしているのも、父親の代からの因縁に加え、12年の自民党総裁選に林さんが立候補したことを『自分に盾突いた』と感じたようで、いまだに根に持っている。林さんが衆院へのクラ替えを狙っているという話もあり、その前に潰そうと躍起なのです」(地元関係者)

 凄いね・・・自分に歯向かった人間を心服させて自分の側に立たせるのが良いと思いますが・・・絶対に許さないか・・・これって、味方が減るだけじゃないかね?まあ、「日本らしい日本」は心服ってのが無いから良いのかね?永遠の服従あるのみ?

異常な執念深さというか、器が小さいというか……。もっとも、安倍首相は4年前の市長選でも中尾市長に対抗馬をぶつけたが惨敗。今回は元秘書を立てて勝負に出たわけで、絶対に負けられない。自分が積極的に関与した地元の市長選でも勝てない首相に誰がついていくのか。下関市長選の結果次第では、一気に求心力が低下しかねない。

 求心力とかの問題ではなくて・・・不思議な民主制だということだけは分かりましたね・・・日本の地方自治もアメリカの大統領選挙に見習って・・・市長選挙人とか面白いかも?票田の割り方を考えるだけでもなかなか面白いね・・・地縁や仕事つながりとか様々なものが見えてくるかもね。しかし、衆参での住み分けってのは面白いね・・・

 この選挙で・・・有権者って何なの?これって、どこの国の民主主義の話かね?民主国家の中の事なのか?面白いね・・・有権者は、決闘に投票するのかね?

2017.01.28

  

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