現在をうろうろ(2589)
日本貧窮者経済新聞
 日本は北朝鮮のような独裁国家になるって・・・?(2)

 さて、前回の・・・「日本が北朝鮮のような独裁国家になるかもしれない」映画『太陽の下で』の監督が語る未来|サイゾーウーマン これの続きですね。

――確かにこの映画で、北朝鮮の家族の方たちは、数々の指示に素直に応じていましたね。そこには不満な様子は全くありませんでした。監督は彼らの笑顔は本物だと思いましたか? 撮影時のことを教えてください。

マンスキー監督 彼らは「ああしろ、こうしろ」と指示されていることに対して素直に応じていましたし、全く反抗心の芽も感じられませんでした。というか、「なぜこんなことするんだ?」という思考が全くないようでした。とても厳しい決まりに対して、従順であることの体制が出来上がっているのです。北朝鮮の方たちは、この映画の8歳の女の子ジンミと同じように、幼いときから従うように教育されて育ちますから、疑いを持つことはないのでしょう。

 別に、北朝鮮だけじゃないのでは?儒教文化圏だと・・・日本も基本的そうじゃないかね?私が・・・朝から自宅で笛でも吹いていたら・・・あそこの家の馬鹿息子は・・・絶対言われるね・・・両親はしっかりしていたのに・・・自宅では遊びにくい環境にある・・・

 私と家族が生きたスターリン時代は、表向きは同じように全体主義を教えられましたが、家に帰れば自由がありました。しかし、北朝鮮には家庭においても自由はない。抜け道はいっさい用意されていないのです。

 このあたりは、日本だって同じじゃないかね・・・特に、壁の薄いアパートなどでは・・・足音や息までひそめて生活しなければならない・・・それに、一億層活躍社会で、家で遊んでいるなんって許されないみたいですからね・・・労働の邪魔になる子供は託児所へ・・・出産したら、速やかに職場復帰とか・・・凄い政策ですからね・・・家にいることが許されない・・・自宅の家事を行わずに、他人の家の家事を行うことが推奨される社会を偉大なる安倍晋三閣下は所望していますからね・・・一億総賃仕事社会で、税収アップ!この道しかない!・・・こういったスローガンを掲げてくれると判りやすいのにね・・・家を捨てて仕事に生きよう!とか・・・

 賃仕事をしてもらわないと・・・課税対象にならないですからね・・・家事労働や自炊の禁止もしたいのではないかと・・・

 家にいる自由も失われそうな気配ですからね・・・まあ、基本的に日本は子供を騒音源とみなす社会ですから・・・子供=未来は否定されているから・・・当座の借金返済のための税収の10兆円アップ=GDPがあと100兆円・・・名目GDPが600兆円にならないと政府は借金で押しつぶされるという明瞭な未来がありますからね・・・

 どうも、困窮する政府は見栄とハッタリで・・・困ったものです。

■北朝鮮と日本、いつ立場がひっくり返るかわからない未来
――日本人は拉致問題が解決していないこともあって、北朝鮮に対してあまりいい印象を持たない人も多いと思うのですが、この映画が日本公開されるにあたり、日本の観客に向けたメッセージなどはありますか?

マンスキー監督 私はこの映画で北朝鮮を宣伝するつもりは全くありません。日本の方たちには、近い国である北朝鮮の人たちが、どんな生活を送っているのかを知ってほしいのです。もうひとつ、この映画で伝えたいこと、それは北朝鮮の人たちが手に入れていないフリーダム、自由についてです。自由というのはスミレの花のように小さなものです。水を与えないとしおれてしまうし、太陽を浴び過ぎると枯れてしまいます。とても繊細なのです。

 日本では、自宅でぶらぶらする自由もないし・・・家庭を守る自由は存在しない・・・ひたすら働いて政府に上納することが要求されている社会になろうとしているようですからね・・・日本の家族制度はどうなるのかね?家で子供を育てることが非国民的な所業になるのかね?託児所・保育園に神社の設置の義務・・・事業所にも・・・まあ、習慣としての参拝するようにさせるとかね・・・

 家庭では、偉大なる安倍晋三閣下の肖像写真を掲げるとか・・・

 まあ、もぅじき日本も大きく変わりそうですね・・・

 いいですか、自由というのは自然に発生するものではありません。今、あなたたちが生きている日本の自由は決して安全なものではなく、いつ失うかわからないのです。自由は国民みんなで獲得するもので、それらを絶えず意識し、思考していかないと、あなたの指の隙間からこぼれて消えていきます。あなたたちは、この映画が抱える問題点を自分たちの問題として考えてみてほしい。これは心からの願いです。

 近い将来この映画の中に出てくる肖像写真は、偉大なる安倍晋三閣下になり・・・崇敬の対象が伝統的なものへと置き換えられていくことは想像に難くないですから・・・信条の自由は失われていくことになるのでは?

 既に、大手の新聞の記事は・・・政府の統制下にあるみたいですからね・・・どれも、大本営発表を流しているみたいで、横並びですから・・・株価が下がると株価関連の報道は自粛されているみたいだし・・・表向きは同じように全体主義を教えられましたが、家に帰れば自由がありました。しかし、北朝鮮には家庭においても自由はない。・・・北朝鮮だけではなく、日本にも自由は無いのでは?自粛することが当たり前で、全く反抗心の芽も感じられませんでした。というか、「なぜこんなことするんだ?」という思考が全くないようでした。とても厳しい決まりに対して、従順であることの体制が出来上がっているのです。・・・疑問を持たずに、なんとなく反体制になりそうだと自粛・・・黙る事での保身の道を・・・これが、「日本らしい日本」の本質のような気がしますが・・・ただ、私のようなハズレも・・・何とか、生活できていますがね・・・この暮らしがいつまで続くか・・・?そのために、経済的自由と・・・食糧の自給の道を拓こうとしているわけですがね・・・北朝鮮の抗日が咸鏡北道で始まったのは・・・この地域の農民の90%以上が自作農で、小作農がほとんどいなかったからですからね・・・飢えない人間は強い・・・アメリカの自由主義だって、自作農や自営業者の力ですからね・・・日本は会社に属させることで・・・事実上の小作社会・・・個が弱いことになる・・・ああ、直ぐに長くなるね・・・一旦切るか・・・

2017.01.17

  

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