現在をうろうろ(2486)
日本貧窮者経済新聞
 プーチン大統領インタービューだって・・・?(7)

 さて、プーチン露大統領インタビューの全文<1> 政治 読売新聞(YOMIURI ONLINE) これの続きですね・・・

 ――経済協力で日本にも利益があるが、一定の努力をして、もう一つ領土を動かしたい。動かしてほしいと希望を持っている国民が多い。大統領自身は、56年の宣言が唯一双方で批准した法的文書だと再三強調している。一方、条約締結後に歯舞と色丹の2島を引き渡すと明記されている。引き渡すことの定義については、主権を渡すことではないと。そう書いていないと。信頼醸成が効果を上げた場合、この2島の引き渡しはどういう形になるのか。

 プーチン それについて話すのは時期尚早だ。あなた方は、いつも共同宣言を引き合いに出すが、日本はその履行を拒否した。もし首相や内閣が、この宣言に戻るというなら、我々は話し合う。もし、あなた方が注意深く、共同宣言をご覧になれば、9項で(2島)引き渡しについて書かれているが、どちらの主権で、どんな条件で引き渡されるか明記されていないことが分かるだろう。

 非常にたくさんの問題が残っている。共同宣言の枠内だけでも、まだ多くの作業が必要だ。もし、日本側が共同宣言の枠を超えるのなら、これはまた別のテーマだ。しかし、このように厳しい旧来の問題を解決するためには、私は安倍首相に賛成で、両国間の信頼、友好、協力の雰囲気を作らなければならない。まさにそこから始めなければならないと私は思う。

 敷かれた既定の路線がある・・・これから外れることはロシアが認めたくないようですね。どちらの主権で、どんな条件で引き渡されるか明記されていない・・・まずは、領土問題は現状維持で、平和条約・・・ロシアの領有の中での共同開発・・・旧島民の日本国籍での定住と・・・日本人の増加により・・・日本化が進めば民主的手法での日本の領有への道が開かれると考えるのが適当なようですね・・・ロシアの民主的手法による併合・・・果たして、日本人が行くかね?その問題があるしね・・・多分、旧島民の権利は限定的に認める方向になるとは思うが・・・私が旧島民でも・・・多分戻らないね・・・さすがに20年ぐらいは超不便な場所であり続けそうですからね・・・その後は、消滅じゃないかね?離島は流行らない・・・結局は・・・産業次第ですね。

 ――安倍首相とは10年間で相当の回数会い、名前で呼び合う関係だ。信頼があると思う。4島の帰属と平和条約交渉は、2人がいる間に解決するという、歴史が用意した良い局面だと思う。国民の絶大な信頼がある。安倍首相も支持率が高い。いつまでに解決したいという思いはあるのか。

 プーチン 当然、我々は、それを目指そうとしている。なぜなら、対日関係における過去のすべての問題を解決することは利益になるからだ。我々が前進することを妨げるものがあってはならない。このことは、ロシアの優先事項の一つだ。我々はそれを望んでいる。

 しかし、私の任期、安倍首相の任期で何らかの期限を定めることは、プロがするべきことではない。なぜなら、我々は任期についてではなく、可能性のある合意の質についてこそ話し合うべきなのだから。以上が第一の点だ。

 第二に、確かに現在のロシアの大統領と日本の首相に対する支持率はかなり高い。私は支持を乱用する権利があるとは思っていない。このことについてはすでに述べた。もちろん、私も安倍首相も、在任中になんらかの大きな成果を上げることを望んでいる。

 安倍首相について言えば、私は彼の立場を知っているが、できれば在任期間中にこのプロセスに終止符を打ちたいと望んでいる。私も対日関係だけでなく、ほかの方面においても、例えば内政でも、経済、国際関係においても、何か意義のある成果を上げたいと望んでいる。ただそれができるかどうかまだわからない。


 支持率を高める努力をしているのはお互いさま・・・金で領土を売った大統領にはなりたくないのは自明・・・対日関係における過去のすべての問題を解決することは利益になる・・・領土の話は抜きにして、平和条約・・・そして、経済協力・・・アメリカ様という不確定要素を・・・日本外交からの排除・・・日本が真にアメリカの属国からの離脱ができるかどうか・・・未だに冷戦構造の中に日本はあるようだから・・・無理だね。弱虫だから、正義を貫くような事はできない・・・正論も何もない・・・ただそれだけじゃないかね?言うことも言えない・・・幼い「日本らしい日本」ということになるかと・・・

 なんだか、訳も分からずに、爺さんの影を追ってるのかね・・・馬鹿じゃないかね?・・・安倍首相について言えば、私は彼の立場を知っているが、できれば在任期間中にこのプロセスに終止符を打ちたいと望んでいる。・・・何もしていなくて、成果を望んでいるようですからね・・・何か意義のある成果を上げたいと望んでいる。ただそれができるかどうかまだわからない。・・・・偉大なる安倍晋三閣下は、何もしないで、何か意義のある成果を下々が上げてくれて、その儀式を行いたいだけのようですからね。

 オバマ大統領との寿司屋での難しい話は無理だったようですからね・・・かわいそうな、小さな晋ちゃん・・・すきやばし次郎「オバマ大統領は、出された寿司を全部食べた」・・・来店したオバマ大統領と安倍首相は、着席するなり「最初から事務的な難しい話に入られたので、どうしていいかわからなかった」・・・「寿司を残した」とする報道については「官邸やホワイトハウスからコメントするなと言われていたので黙っていました。お出ししたものは全部召し上がって頂いて、喜んで頂いたので、ありがたく思っています」と話した。

 偉大なる安倍晋三閣下は黙々と食べて・・・オバマ大統領は、そこで箸を置いて・・・お出ししたものは全部召し上がって・・・食い損ねたものがあったということですね。箸を置いた理由は・・・映画を見ればわかりますね・・・二郎は鮨の夢を見る - Wikipedia オバマ大統領は、この映画を見たはず・・・この店がどんな店であるかを知っているから・・・多分ね。オバマ大統領、高級すし半分しか食べず? 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News この報道では明確じゃん・・・「すきやばし次郎」と同じ雑居ビルの地下にある焼き鳥店の店主が「次郎」の店員から聞いた話としてTBSに語ったところによると、オバマ大統領はコースを半分ほど終えたところで箸を置いた。一方の安倍首相は完食したという。・・・何も知らない、小さな小さな晋ちゃんじゃん・・・この店は食い終わったら出ることになってるのでね・・・寿司を食う店だから・・・馬鹿だね。コースの時間は・・・食い終わるまで・・・お任せで出させたから、偉大なる安倍晋三閣下のペースで出し、オバマ大統領のペースで出した・・・結果は、職人との会話も楽しんだオバマ大統領が、途中で箸を置く羽目になった・・・自明

 また同じような事をするのではないかと・・・頭の足りない人は、同じことを何度でも繰り返すから・・・

 ――安倍首相をどう評価するか。タフネゴシエーターか、よきパートナーか。

 プーチン 私の印象では、安倍首相は第一に(政治家として)立派なプロフェッショナルだ。これは明らかなことだ。疑問の余地なく、自分の国をとても愛しており、その国益を守ることを目指している。非常に実務的にそれを実現するためにアプローチしている。

 非常に信頼できるしっかりしたパートナーで、具体的で大変重要なものごとについて合意できる人物だ。私は、そうした理解に基づき、これからも彼との関係を築いていくつもりだ。その中には、両国の協力関係における最も厳しく、重要な問題も含まれている。

 これって、本気で言ってるのかね?ああ、手ごわい交渉相手だとは考えていないね・・・非常に実務的にそれを実現するためにアプローチしている・・・自分では何もしないで、根回しをさせて、単に儀式を行うだけということですかね。根回しした通りの話しかできないから・・・非常に信頼できるしっかりしたパートナーと言える・・・いきなり無理難題などを持ち出す知能は無い・・・従って、事前の合意があれば・・・具体的で大変重要なものごとについて合意できる人物・・・式次第からぶれることが無い・・・というより、首脳としての交渉能力が存しないだけじゃん・・・交渉ができない儀式だけを行う人間という認識のようですね。

 しかし・・・両国の協力関係における最も厳しく、重要な問題に関しては交渉能力が無いから、東京で事務方と話をすることにしたのでは?これなら、納得できるね。

 ――日露関係のしめくくりに、一つ聞きたい。ロシアに有名なことわざがある。「静かに行くほど遠くに行く」と。遠くに行くことを日本とロシアの関係の強化発展とするなら、前段はどういうことを想定しているのか。

 プーチン このことわざは、なにか重要なことを決める際には、急いではならないという意味だ。慎重に急がずにやれば、最良の結果、最高の質を得ることができる。これは、目的を追求する際にさぼった方がいいと言っているわけではない。目的を追求しているようなふりをしろと言っているのでもない。拙速を避けて、良質の仕事をしなさいということだ。

 偉大なる安倍晋三閣下は目的を追求しているようなふりをしているだけで、プーチン大統領は拙速を避けて、良質の仕事をしたいということのようですね。だって、プーチン大統領は偉大なる安倍晋三閣下ができれば在任期間中にこのプロセスに終止符を打ちたいと望んでいるという認識を持っていますからね・・・さらに、私の任期、安倍首相の任期で何らかの期限を定めることは、プロがするべきことではない。なぜなら、我々は任期についてではなく、可能性のある合意の質についてこそ話し合うべきなのだから。とまで言ってますからね・・・拙速を避けて、良質の仕事・・・ここまで言ってるのに・・・偉大なる安倍晋三閣下は立派なプロフェッショナルだ・・・と本当に言い切っているのかね?信じられないね・・・支持率を高めるための努力をしている・・・私は支持を乱用する権利があるとは思っていない。じゃあ、偉大なる安倍晋三閣下は?支持を乱用する権利があると思っているのかね?まあ、強行採決などをやっているのは世界が知っていますし・・・消費税率の引き上げを噴飯物の理由をつけて先送りですからね・・・これまた、世界が知っているわけだから・・・なかなか、プーチン大統領は行間に大量な情報を流し込んでくれていますね。

 日本語の言語としての構造がいい加減だから・・・主語が不明確な文が横行する・・・意味不明な文がね。インドヨーロッパ語族の言語は明快ですからね・・・フランス語などはさらにフランス翰林院による文法の研究と辞書の編纂によってさらに明快な言語へとリファイン・・・それに、多くの言語が倣いましたからね・・・日本語は・・・未だに曖昧で習得が困難な言語ですからね。

 私も未だに日本語がうまく読み取れないことが多いですからね・・・難しい・・・長くなったから、一旦切るか・・・

2016.12.15

  

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