現在をうろうろ(2457)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(173)

 さて、リーフレタスの新規栽培を開始する気になっちゃいましたね。無加温2か月収穫を目指して・・・発芽しないで終わるかもしれないが・・・培養はコンパクトに6cmポット、春菊で使って終わった軽石を下に詰めて、上に培土を乗せた形にしましょう・・・何しろこの時期にミズゴケいじりは絶対に避けたい・・・それだけですね・・・うまくいけば、こいつで標準化してしまえば良いわけですからね。

 IT化ってのは基本的に作業単位の言語化と言ってもよさそうですからね・・・なんとなくやるのではなく・・・作業単位を明確にする作業もしないと・・・そうなると・・・

作業1・・・4×4のセルトポットを作業用のボードの上に2つ並べて置く、続いて6cmポットを各セルの中に収める
作業2・・・ポットに半量の軽石を詰める、続いてその上に培土を入れて軽く鎮圧する
作業3・・・既定の器具を使って各ポットに播種する
作業4・・・バジル小屋の上の発芽場のトレーに苦土石灰を規定量投入して、2つのセルトレイを置き、既定の肥料を含む水を規定量投入

 こんな感じですかね・・・鎮圧方法なども、器具の指定や圧力なども数値化する必要があるかもしれませんが・・・ポットに半量とかももっと厳密に・・・資材調達のためには必要なデータですから・・・こういった細かなものを1つ1つ規定していく作業がIT化に他ならないわけですからね。

 まったく、データベースの構築遊びを考えたら、作業のコード化ができない・・・基本知識が無いから・・・だからコード化のために作業の流れを知らないといけなかった・・・おかげで本気の野菜栽培になっちゃいましたからね・・・データベースの構築には、仕事の最良の流れとイレギュラー処理のパターンを知らないとね・・・現場の作業を知らないと良いデータベースの構築ができない・・・従って・・・作業を自分にプログラミングして、イレギュラー処理のパターンも考えることになる・・・資材が足りなければそこで強制終了・・・それでも良いし、代用品があればそれを指定・・・とかね。

 結局、データベースの構築ってのは、設計者の理解の範囲がそのまま反映されるから・・・植物栽培に関して、ほとんど知識が無い私が・・・良いデータベースを構築することはできない・・・従って、作業の明確化を行い、それぞれのステージの最適化をやりながら、やっとここまでたどり着いた・・・気象データなどによる環境計測なども含めてね・・・栽培を取り巻く環境を、データベース上に構築する作業・・・つまり現実世界のモデル化をやっていた・・・現実の鏡のようなデータベース・・・まあ、面白かったですね。

 私の頭の中には、命令の束が沢山出来ましたからね・・・指示を記憶しました、実行します!ってやつがね・・・さて、略奪の時間だ!

 略奪を終えて帰ってきましたね・・・作業もしてきましたが・・・作業2の内容は変更でした・・・軽石をいきなり入れると、ポットの穴から軽石が漏れることが判明・・・よって、作業2は・・・

作業2・・・ポットに半量の軽石を詰める、続いてその上に培土を入れて軽く鎮圧する
作業2・・・ポットに4分の1まで培土を入れ、半量の軽石を詰め、続いてその上に培土を入れて軽く鎮圧する

 という具合に変更・・・作業内容の変更履歴や、変更理由なども記録しておくとデータベースの価値が高まるわけですが・・・まあ、コードを考えないとね・・・7桁程度のもので・・・上2桁は何とか、コード体系の明確化もしないとね・・・コードだけで作業が読めるようになるような・・・そういったものですね。

 作業の最適化とデータベースの関係というのはこんな感じでしょうね。データベース上の計画、そして、その実施と、フィードバックによる評価と改善・・・そして、次の計画への反映・・・結局、明確な計画なしにはPDCAサイクルは回らないのでね。私の太陽光利用型無加温完全手動植物工場でも・・・明確なPDCAサイクルが回っているというわけです。

 計画通りに考えないでただ実行するだけだと早いわけです・・・本日の作業に関連したものを説明的な写真にすると左のようなものですね・・・播種が終わって、底面給水トレーに入った状態ですが・・・

 セルポットにポリポットが入ってそこに、培土・軽石・培土・・・(単に培土が足りないのと、使用済みの使うあての無い軽石があっただけですがね)・・・と詰め器具を用いて播種、作業用ボードからこのビニールを乗せた稲苗トレー(底面給水トレーとする)に、セルポットを移動させるための2本の竹棒・・・これまた、規程器具ですね・・・これが無いと移動が困難ですから・・・

 レタスの種ですから、上から水を与えにくい・・・霧吹きならOKですが・・・だから、底面からの給水だけですね。先に水を撒いてその上に蒔くのもOKですが・・・私の好みで濡れたものを動かすのは面倒なので・・・重いしね。一応・・・規定量の苦土石灰を入れています・・・7オンスカップで1杯分・・・多いのか少ないのか?

 結構な量のはずなんですが、意外と早く消えてなくなりますね・・・不思議な事に・・・実は、後でこれで悩むことになったのですが・・・

 あとは、左のように発芽場へセットして水を入れれば作業は終了です。

 これが、私の所の全手動植物工場の最新の播種作業ですね。

 手順の明確化以外は原始的なものです・・・

 野蛮で暴虐な私は・・・発芽後およそ40日ほどの幼いサニーレタスと山東菜を数本半殺しにしてきました・・・本当に死ぬかもしれませんが、根はそのまま残してきましたから・・・再生するかどうか・・・成長点を切ったわけですから・・・さてどうなるか?うまく再生するなら・・・これからは、半殺しですね。

 結果は、野蛮な私のサラダになって食べられてしまうわけです。

 再生してくれれば、種子から育てるより根がある分早いだろうと・・・クレソンも少し毟って来ればよかった・・・もうじき、ルッコラも大きくなる予定だし・・・チーズをかけると美味いね!

 わが、植物工場の製品ですが・・・12月09日播種のサニーレタスがいつ収穫できるかが問題ですね・・・吹き曝しの屋根だけのような場所でね・・・しかし、クレソンとサニーレタスの混合栽培も面白いかもね・・・一度に収穫できるというか・・・スポンジの上で栽培し、そのまま出荷するなら・・・ちょっと良い感じかもね・・・

2016.12.09

  

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