現在をうろうろ(2401)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(129)

 さて、お馬鹿な政治屋のチェックするより、腹を満たしてくれる野菜ちゃんの方が面白いね・・・やはり、豊かさの基本は食い物にあると思うね・・・

 植物は光を利用して養分を作りますから・・・明るさが気になります。何しろ照度計を買ってから晴れた日が無くてね・・・8時に太陽の方に向けると6万ルクスを超えますから、これから昼に向かって照度はこれに近づいていくと思われます。この時点で、トマト小屋の中は14000ルクスぐらいになっていますからね・・・照度計を水平にして・・・ですから、植物工場などものすごく暗い・・・家庭用の2000ルクスの照明なんかでの栽培は日陰のしかも暗いところで栽培しているようなものですからね。

 この事で、人工光による植物工場などアドバンテージが無いということになりますね・・・やはり、屋根に放射熱対策を施した方が良さそうに思えますがね・・・多分、私だと、やっちゃうと思いますね・・・真夏の日差しの半分ぐらいで良いわけですから・・・直上を覆う形でストライプの全光透過と青透過の50%の屋根・・・夏季は通風型で・・・冬季は8割ぐらいを閉鎖・・・無加温・・・昼間の温度の問題ですから・・・夜間は根の温度を下げないために、井戸水を循環させるか・・・糠でも入れて温床かね?茸栽培をしていると思われるかもしれないが・・・それでも良さそうな気がしてね・・・それに、光は直射光より散乱光の方が光飽和に至っているのなら、利用率は良くなるはずだし・・・葉陰を作らない・・・という風にね・・・どうも、常識はずれですが・・・現在までの知見からするとね。

 いま10時ですが、遊び場で照度を測ると日向で水平にして7万ルクス、陽光に対して垂直にすると10万ルクスぐらいありますね。だから、この時点でトマトも光飽和に達することになりますね。晴天の太陽の威力・・・だから、透過率60%程度でも・・・周囲からの光も含めるとかなりの明るさになりそうでね・・・光の条件はかなり簡単にクリアーできてしまうというより・・・利用効率を上げる工夫がちょっと必要ということですかね・・・しかし、ちょっと明るいね・・・どうやら、建物の反射を拾っているようですね・・・

 私の場合では・・・自然光で2段で作っていたりするわけですから・・・作業性はこの方が良いですから・・・それと、圧倒的なマグネシウムの不足だけは理解しましたからね・・・もう、黄色い葉っぱは出しません!多分・・・

 まあ、塩化マグネシウムの溶液を作りましたから、これからは手軽にマグネシウムを与えられるだろうと・・・現実問題として、凄い勢いで苦土石灰がなくなりますからね・・・苦土石灰はアルカリ資材ですが、ほぼ中性のようですから・・・アルカリ性には偏らない・・・ほとんどが炭酸カルシウムでしょうからね。これで、大体マグネシウムの使い方だけは理解できたという感じですね。

 本当に、マグネシウムの回収の不可逆変化は痛いですね・・・気付いた時には貴重な葉が1枚失われる・・・この栽培だと、肥料流出は無いですから・・・その分ちょっと気を使いますね・・・まあ、慣れなのでしょうが・・・

 これで、ベースはできたから・・・あとは普通化成とその他の微量元素の使い方を考えればなんとかなりそうな感じですね・・・培地での肥料収支を考えれば良いわけですからね・・・先行投入と土の緩衝作用でなんとななりそうな気がしてきましたからね・・・不足があると、根が長く伸びてくるような感じですから・・・

 なんだか、このあたりも一般的な常識から既に外れているような感じ・・・根はコンパクトな方が良いと信じかかっていますからね。そう・・・多分、いまだと・・・青草の投入は事実上マグネシウムの投入ではないかと思いますからね・・・炭素資材の投入とか言いますが・・・冬枯れの草では肥料効果はほとんどない・・・青草やそれを干したものにはマグネシウムとカリウムが多そうですからね・・・こういった違いかな・・・有機農法とか騒ぎますが、結局は化成肥料と苦土石灰では微量元素が不足する・・・飼料に含まれる銅と亜鉛が豊富な豚プンがが利くとか・・・窒素分も多いし・・・もみ殻を入れればシリカが増えるし、土中で水素が抜けて炭化すれば、イオンを吸着して肥料の流出が防げるとか・・・

 どうも、有機農法って騒いでいるのは・・・複雑系の理解が無いままに・・・資材の投入を行う手段として・・・力の弱い物をなんとなく大量に与えているという感じですからね・・・生命の原料は至ってお安くできているから・・・微量で利くようになっているようですからね・・・

 ただ、本当に植物にとって代替物が無いマグネシウムの不足は・・・回収して葉を落として柔組織へ回しますからね・・・さて、二十日大根の双葉・・・黄色くさせずに済むかどうか?これがいま気になっているものですね。

 マグネシウムが不足すれば、絶対にここのマグネシウムに手を出すはずですからね。そろそろ、窒素やカリウムも与えないと・・・このさじ加減がね・・・それが問題です。

 継続して与えるなら肥料濃度は0.3%程度で良いでしょうから・・・窒素リン酸カリウムの各成分ごとで0.1%つまり普通化成で8:8:8で24%で2kgの水・・・有効成分が6gを維持・・・初期投入は25gということですかね?これで、1日に水は500g蒸散で消滅・・・肥料成分の植物の利用率が不明ですから・・・計算不能・・・推測は・・・普通化成の成分も不明だし・・・電解質の量の問題だから・・・薄目で妥協していくしかない・・・まず欲しいのは生育の全ステージで必要な元素の量ですね・・・


 葉の色は、結構濃いから・・・カブの葉ぐらいで妥協するか・・・ほうれん草ほどではない・・・カリウムに合わせることにして・・・データを眺めれば、収奪を考えてやればなんとかなるでしょうね・・・播種から4週間の栽培ステージ・・・
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 亜鉛 マンガン ヨウ素 セレン クロム モリブデン
ほうれんそう 葉 通年平均 生   16 690 49 69 47 2.0 0.7 0.11 0.32 3 3 2 5
はつかだいこん 根 生    8 220 21 11 46 0.3 0.1 0.02 0.05
かぶ 葉 生    30 20 84 92.3 2.3 (2.0) 0.1 (0.1) (0.01) (Tr) (0.04) (0) 3.9
かぶ 根 皮つき 生    9 20 84 93.9 0.7 0.6 0.1 (0.1) (0.01) (0.01) (0.05) (0) 4.6

 多分、双葉のマグネシウムに手をつけさせないで済ませられれば苦土石灰の投入が間に合うことになる・・・塩化マグネシウムとどちらが安くなるかの問題ですかね・・・あとは、根酸との兼ね合いで、どの程度石灰が中和に必要なのか?苦土石灰だけでマグネシウムを与えるのは・・・ああ、そういえば・・・根がはみ出てくると、苦土石灰の残留物も無くなるね・・・かなりの量の石灰が、根酸の中和に使われているのか・・・そうなると、石灰が少し残るぐらいを維持して、不足するマグネシウムを塩化マグネシウムで補給・・・塩化マグネシウムが手持ちであるから・・・

 道理で、灰色の粉も消えるんだ・・・本気のアルカリに傾いた土地では、根酸では根の周囲の物質を溶出して吸収することができなくなる・・・根酸を利かせる余地のある程度の中性が良い・・・中性よりわずかに酸に偏った位・・・石灰は基本的に水に溶けないから、アルカリ資材であるがニュートラル・・・酸があって初めてアルカリ資材として働く、消石灰や生石灰とは働きが違う・・・ああ、ちょっと分かってきた・・・ようリンコンクリート板を少しつくっておかなきゃ!セメントの水和反応が進まない状態ではアルカリが強いですからね・・・実用的な硬さになったら、水の中に放り込んで養生して使えば良さそうですからね・・・じゃなくて・・・カリウム・・・

 二十日大根100gで220mgのカリウムが必要・・・葉も含めるから、400mgと仮定・・・葉をつけて1本70g程度・・・いいや1本当たり400mgで・・・50本で20g必要・・・普通化成8%だから・・・250g・・・初期投入が25g・・・成育ステージで分ける必要が出るが・・・10回に分けて投入・・・投入開始から収穫まで25日として・・・成長曲線があればOKじゃん・・・重さで0スタートで終末が3500g成長速度が大きく変わるところで先行投入分を見込んで、台形をいくつかつないだ形にして・・・面積計算で投入量を決定・・・最終投入を収穫時期より・・・投入期間の1割ぐらい手前で終わらせて・・・ちょっと、実験するのも良いかもね・・・しかし、肥料のカリウムは酸化物の重さだっけ?酸化カルシウムは94g/mol程度で酸素は16か・・・カルシウムは40程度ね・・・K2Oだから・・・8割程度・・・300gか・・・これって、多くないかね?二十日大根の灰分は100g当たり0.7g葉も入れて1.5gぐらいで・・・窒素は消えてるから・・2g程度3割増し・・・1本当たり2.5gの有効成分として・・・500gぐらい?まあ、妥当な線なのかね?・・・まあ悪くない数値じゃないかと・・・

 セミ水耕栽培だから、元肥の概念が事実上ないから・・・成育ステージの切り分けをどうするか?何か規格化しておかないと・・・無肥料で、発芽させて、本葉が出て双葉が黄変して落ちる時期とか、胚軸部が肥大する時期とか・・・成長段階を切り分ける時期の規格化ですね・・・データベースに乗せるとなると・・・積算温度とか・・・まずは観察するしかないね・・・

2016.11.25

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの


 首相官邸ホームページ
 国会提出法案|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren


食べ物が・・・

 野菜ナビ

inserted by FC2 system