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日本貧窮者経済新聞
 MRJは・・・三菱はどこに何人乗りを売ろうとしているのやら・・・?

 なんだか、私の頭が悪いのか・・・変な報道が流れているね・・・MRJ・・・米納入MRJが重量オーバー 解約回避へ軽量化着手 - 産経ニュース この記事のようなやつが気になっていて・・・

 三菱航空機(愛知県豊山町)が米国の航空会社に納入する小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」(88席クラス)の重量を削減することが23日、分かった。MRJは、米航空会社とパイロットの労使協定による機体の重量制限を超えており、このままでは営業運航ができない恐れがあった。解約を回避するため、搭載燃料や座席数の削減、機体の一部を改善して対応する。

 88席クラスが問題になっている・・・600kg分を内装や座席などで削るわけですね・・・

 協定の最大離陸重量は乗客を含め39トン。MRJは39・6トンあり、600キロ超過していた。ライバルのブラジルのエンブラエルの同クラスの機種も重量を超過しており、制限緩和を期待していたが、納期が近づいてきたため重量の削減を決めた。

 関係者によれば、2社と搭載燃料や座席数の削減、貨物制限による対応などで重量を削減する方向だ。


 88席が売りだった・・・と思うのだが・・・MRJ90という機体が?・・・MRJ70を代わりに売りつけるのかね?MRJ70はまだ強度試験機の段階ですよね・・・?それで気になった記事が・・・三菱重工、MRJ拡販で新戦略・南米の航空会社に営業攻勢 - BusinessNewsline これね・・・

 三菱重工が開発を進めているリージョナルジェットの「Mitsubishi Regional Jet (MRJ)」について、今後は、南米を最優先市場として営業攻勢をかけていく方針であることがMitsubishi Aircraft Corporation America/CEOのMasao Yamagamiによる発言で明らかとなった。

ブラジルを始めとする南米諸国は、原油価格の急落を受けて、第二次世界大戦後、最大規模の景気後退局面入りをしているが、Masao Yamagamiは、南米の経済情勢は今後、回復していくとみており、景気回復を受けて、南米市場は、次の20年で合計350機のリージョナルジェットの需要が生まれるだろうと分析している。

南米の場合、ブラジルの航空機メーカーとなるEmbraerがこれまで有利な地位を占めてきたが、Embraerの小型機となるE-Jet E2ファミリーの場合、一番小型のE175-E2であっても座席数は88席の構成となっており、MRJ70の70〜80と比べてると一回り大きいのが特徴となっている。

 ここで何で、MRJ90と同クラスのE-Jet E2ファミリーの場合、一番小型のE175-E2であっても座席数は88席の構成となっており・・・だよね。MRJ70の70〜80と比べてると一回り大きいのが特徴・・・で、MRJ90+の88人乗りをを対抗馬として売り込むのではなく、搭載力が小さいMRJ70を売り込みに行くということは・・・しかし、E170って70人乗りとE-175の75人乗りからこのシリーズはスタートしていなかったっけ?元々、小型旅客機のメーカーだし・・・エンブラエル E-Jet - Wikipedia ん、確認・・・E170ってのがあるね。

そのため、三菱は、他社メーカーの競争が生じない座席数が70〜80のMRJ70に焦点を絞ることで、今後需要拡大が見込める南米での拡販に努めていく考えとなっている。

 ここで、E170/175が既にあるのに?これは競合しないのかね?機材-機内サービス 航空券予約・購入はフジドリームエアラインズ(FDA) 日本国内の航空会社の主力旅客機になってるのだが・・・これって、競合しないということかね?フジドリームエアラインズのE170は76席、E175は84席・・・E170は2機だけであとはE175ということは、運航会社としてはE175の方が良いのでは?

Masao Yamagamiはまた、MRJに搭載されているPratt & Whitney PW1200Gエンジンは、メキシコ、エクアドルなど、高い標高に位置している南米の都市でも高い燃費効率を達成することが可能であり、PW1200Gを搭載したMRJは、南米の航空旅客に最適のリージョナルジェットとなるだろうと述べている。

 このエンジンって・・・E170シリーズの後継というか、エンジンを同じ系列の奴にする・・・Embraer E-Jet E2 family - Wikipedia これの話か・・・これではE170の76座席が消滅するから・・・E175-E2の最大90座席と比較して、それより下のクラスとしてMRJ70を想定しての記事ということですかね・・・?

PW1000Gファミリーのエンジンは、ファンの回転数をギアを使って減速させることで、ターボファンエンジンの効率性を向上させるという新しい発想に基づくもので、MRJだけでなく、Bombardier、Embraer、Irkutの全ての小型機に採用されているものとなる。

しかし、ファーストカスタマーとなるBombardier CSeriesでは、搭載されているPW1500Gの不調で飛行試験が再三に渡って中断されるなど、現状においては、技術的には安定しているとは言い難いなどの問題も有している。

Pratt & Whitneyは、PW1000Gファミリーの生産体制が安定するにはあと数年の期間がかかるとの見通しを示しており、エンジンの問題は、MRJの営業面での離陸に困難な問題を突きつける形ともなっている。

一方、今回、三菱が南米というニッチ市場の中でも、更に座席数が70〜80というニッチな市場を狙うと述べたことは、リージョナルジェットの領域においてもメインストリームとなる座席数が80〜90の機体はメーカー間の競争が激しく、営業的には成功は難し状況となっていることを示唆したものとなっている。

 事実上もろかぶっているけど・・・小さいから違うということですかね?

競合メーカーのBombardierやEmbraerは、リージョナルジェットだけを開発している訳ではなく、他にも多数の種類の旅客機の生産を手掛けている。その点において、MRJだけしか開発をしていない三菱は、様々な面で競合に比べると不利となっている。

現状、三菱が新たなターゲットに絞り込んだ南米の景気が何時、底を打つのかは、まだまだ見定め難いものともなっており、南米の景気同様にMRJの将来もまだまだ不透明なものとなっている。


 さて、困ったね・・・最大離陸重量に関しては、E170は72〜78席で35,990 kg でクリアーしている・・・このシリーズに対抗して36トン未満を目指して88席を開発しようとしたが、600kgの超過で、アドバンテージが出せなかったMRJ・・・実質的にE170をあきらめて、E175-E2の88席44.8トンからの新ラインナップでMRJと同系のエンジンで・・・これって、有利な勝負ができるのかね?

 まあ、隙間を狙っているともいえるが・・・36トンの壁があるのはアメリカ国内の話ですからね・・・経済性の問題が大きいですからね・・・同じコストでより多くの乗客や貨物が乗せられるというのが重要ですからね・・・

 なんだか、私は頭が悪いのか・・・どうも、理解できないことが世の中に多くてね・・・

2016.11.19

  

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