現在をうろうろ(2374) 農業のIoTを実装するためには・・・?(110) さて、今年は色々な栽培システムを作って遊んできましたが、ちょっとその評価をしてみますかね・・・ああ、純粋な土耕はやってないや・・・というか、こいつはプロの技には太刀打ちできないのでね・・・基本的に、同じことをするしかない・・・代々積み上げてきた技には最初から勝ち目がないですから・・・肥沃な土壌に改変してきたものに対しては・・・どうせ、私の海岸の土地は下は砂ですから・・・掘っても砂・・・とりあえず6mまでは確認済み・・・ というわけで、水耕栽培や溶液土耕系の物を色々と試しましたが・・・システムとして、現状で優秀な成果を収めているのは・・・塩ビ管を割いて作ったシステムですね。現在の主力の野菜生産システム・・・根圏への溶液の直接投入で、効率が良いですからね。 システムの概要は、左の奴ですね。これに軽石を盛って、土をかぶせただけですね。2m毎に給水ポイントがあって、水を毎日、時々ハイポネックスを入れたやつを流したり、OAT5号とかを投入していますね。こいつは、結構わさわさと作物が・・・ 毎日のように私の収奪を受けていますが・・・一応ね・・・右のような状態で稼働していますね。 したがって、こいつで栽培しちゃえばOKなんでしょうが・・・低いところは苦手でね、地上30cm以上の高さの所が作業効率が良いということは分かっていますから・・・そこで、 キーホールガーデンをモデルとしたやつに、植木鉢による根圏への直接投入と・・・上の奴の廉価版・・・畦平ってこの土を盛るために使っているプラスチックシートで樋を作って赤の枠の下に埋設してある奴ですね。 一応これも、順調ですね・・・基本は不耕起なのでこれでOK・・・溶液土耕のようなシステムですね。どうやら、この生産性も悪くなくて、現状では毎日春菊とちょっとは芥子菜を供給してくれていますね。もうじき、芽キャベツも・・・辛味大根も・・・辛味大根の苗をまた作るか・・・ これの元になったのが・・・どうなるかわからない奴・・・ 右の奴ですね。土寄せをサボろうという横着な奴・・・上の写真の植木鉢を使った根圏への直接投入型のものですね・・・右の写真から、既に1か月が経ってるのか・・・1日が近頃短くてね・・・ そして、普通の地面に対しての植木鉢システムは・・・ 左のトマト小屋の下にありますね。ここへの水やりは近頃は植木鉢に挿した棒を頼りに如雨露の先を突っ込んで給水していますが・・・お金があれば、右上の塩ビ管をさしたいのですが・・・貧乏なのでパス・・・慣れると場所が分かるのでね・・・あれ?この写真の時より、トマトの背丈が既に随分と伸びていますね・・・どうやら、この環境を気に入ってくれたのか?そろそろ、肥料をちょっとやらないと・・・ ここと同じようなシステムが、バジル小屋の方ですね・・・ 右の奴、屋根裏があって・・・そこが現在の発芽場になっていますね。育苗前期を管理している場所ですね。徒長が無いし、昼の温度は30℃近くになるし・・・まあ、現状では問題ないですね。10月16日に作り始めたんだっけ・・・このあたりから寒冷対策を始めたのか・・・ ここでは、現在例の固形のカルシウム・ケイ素・リン・苦土の肥料のテスト中ですね。 左のコンクリート板がそうですね。アルカリ資材を固めたものです。一応ネギの方にはこの手のアルカリ資材を一切与えていないですが・・・まあ OKのようですね。コンクリート板の下には、しっかりとネギの根が伸びていますね・・・根毛を傷つけることになるでしょうから、月に1度ぐらいはチェックしています。多分、これでもOKのような感じですね。流出しないし、偏在ですから・・・根の役割分担になるかと・・・ああ、ペリエの瓶はOAT5号の投入用ですね。 そして、それとほぼ同等なシシトウの植木鉢による根圏投入・・・が右ですね・・・一応生きていますからOKかと。ただ、もう少し明るくできるので・・・1200円ほどの資金投入をするかどうか・・・ このあたりが、土耕系のものですね。家庭用の手抜き菜園では、この植木鉢による根圏への直接投入が良さそうですね。水の投入量は地表に撒くのの3分の1程度、追肥も簡単、普通化成を少し入れて水をドボドボ・・・苦土石灰は周囲の土の上にちょっとまけばOK・・・ 左のような奴もありますね。四角いやつは例のアルカリ系の固形肥料、下には植木鉢の皿があって、そこにペリエの瓶による給水を行っていますが・・・近頃は半日で水が空になる・・・翌朝でも土の表面は湿っているから・・・かなりの蒸散量があるかどこかへ回っているのか?ただ、水が垂れ流しになっている雰囲気は無いですね・・・イチゴは水分消費が大きいのか? 現状では・・・約2か月が過ぎようとしているかな・・・ 右のような状態ですね。なかなか調子が良いようです・・・ランナーを伸ばして逃げようとしているし・・・ ああ、もう一つあった・・・ 軽い実験用の大根の栽培・・・10月の末に始めましたから、2週間半ぐらいですかね。この葉の色が気になって・・・苦土不足じゃないかとテスト中のものですね。葉の色はかなり改善され・・・ 右のようになっていますね。菜っ葉も黄色になるというから気になってね・・・結果は、かなり健全なようでね。水分ストレスを与えた場合に葉が黄色くなるかどうか・・・もうちょっと葉が伸びたら試して食べちゃわなきゃね・・・ 一応、これらの1日の水の使用量は・・・12リットルぐらいですかね・・・時々その倍ぐらい与えるときもありますが・・・葉の艶が違いますからね・・・ このあたりが土耕系のシステムですね・・・あとは、水耕栽培系のシステムが色々とあって・・・まあ、似たようなシステムが色々と・・・材料が・・・貧乏なのでなかなか揃えられないので、安っぽいものが多くてね・・・ 土耕は肥料などの量がかなりアバウトで良いのがね・・・この大根の場合は肥料は非常に気を使いますね・・・極小の空間を選択すると、難易度が上がるというだけの事のようですね。現状では密植実験に近いですから・・・ 2016.11.18 |
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