現在をうろうろ(2349)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(96)

 さて、頑張って朝の8時40分に遊び場を出て・・・材木と例の青い硬質塩ビの波板を買い込んで新しいトマトの囲いを作って来ました。海岸へ行くと・・・なんと、例の黒マルチの覆いは風に引き裂かれて・・・トマトたちは明るい日差しの中で日向ぼっこですからね・・・これじゃ、頑張って仕上げなければならないじゃないか!

 どうも、色々とやることを強制されているような気配も無きもしもあらず・・・今日はだらだらと3時ごろまで海岸の小屋でサボろうと思っていたのですが・・・思惑が・・・

 仕方が無いので、素早く解体・・・90×170で高さがおよそ2mのトマトの囲いを作りましたが・・・多少予定外の事もあって・・・海岸の長野のお友達や、お隣さんとか来ましたからね・・・テーブルはあるが椅子の無いのがね・・・まあ、ブロックを集めて積んで、板を渡せばベンチぐらいすぐにできますからOKですがね。

 幸いトマト囲いの屋根はつけてありましたから・・・お開きになって、あわてて周囲にビニールを張って・・・まあ、完全に覆うつもりはないのですがね・・・多分、トマトは-5℃程度は持つのではないかと・・・霜さえ降りなければかなりOKなのではないかとね。

 トマトの葉に撥水加工はできないのかとか?余計な事ばかり考えますが・・・どうも、トマトやジャガイモ、サツマイモの葉の濡れ性が気になりますね・・・トマトの場合は葉からも水分を積極的に吸収するのかなとか?なんとなくね・・・その場合、葉は濡れた方が有利ですからね・・・霜に対抗する必要が無ければこれでも確かにOKですが・・・霜の降りるようなところで栽培するな!とトマトに文句をつけられそうな・・・

 とにかく、私にできる霜対策をトマトに施してきましたが・・・果たしてどうなるか?放射熱の透過がどの程度なのか?それ次第ですね・・・とにかく、直上への放射冷却は・・・黒マルチと似たようなものかと思われますね。ただ、格段に明るくなりましたが・・・黒マルチでも真昼の直射光は当たりませんが・・・葉の色つやは問題なかったですし・・・いつの間にか随分と実もつけていましたからね・・・別に問題は無かったような感じですね。

 しかし、どうも・・・私が考えている内容と世間の常識が違っているような?なんだかね?

 まあ、私は加温をするつもりは初めから無い・・・従って、植物体の温度を下げないようにするには?これを考えるわけです・・・空気の温度は無視・・・鹿嶋の海岸では-5℃程度までしか下がらない・・・それでも、しっかり氷が張るのは・・・当然放射冷却ですね・・・放射冷却を避けるには・・・赤外線を通さない屋根をつける事・・・単純にこれだけですからね。

 外の水道の栓が凍らないようにするには・・・断熱というよりは、単純の空を見せない事・・・こんな風に考えますからね・・・水道の栓が凍るのは空気の温度が低いからではない・・・空気はそれほど大きな熱を運べないですから・・・動かない空気は事実上断熱材ですからね。

 ウレタンフォームなどの断熱材は空気などの気体が熱を伝えにくい事を利用しています・・・空気も熱を伝えますが・・・それは暖められた空気が勝手に逃げていくので、その結果として熱が伝わっていくだけですからね・・・空気の対流を防げば空気によって熱が奪われることは無い・・・

 いま、直上の空の温度は-24℃ほどですね。熱は温度の高いところから低いところに伝わるので・・・この空の-24℃と熱は・・・ちゃんとつながっていて・・・しっかりと熱が逃げていきますからね・・・間に雲が入れば、雲は熱を反射してくれるので温度は下がりにくくなる・・・熱が逃げて行かないから・・・

 だから、私はできる事なら可視光線は通すが、赤外線を通さない素材で屋根を作りたいというわけなんです・・・そして、できれば夏冬兼用にしたいので・・・夏の強烈な赤外線から保護できて、冬の放射冷却から保護できるような素材を探したというわけですね。一般的に使われている、農業用のビニールは、どうやら赤外線を80%ほど通すので・・・冬は放射冷却で温度が下がり、夏はこの赤外線で温度が上昇して・・・発芽したばかりの苗が煮えちゃう・・・事になる・・・こいつは避けたい・・・ただそれだけですね・・・

 ああ、そうだ・・・今日、二十日大根の芽がかなり生えそろってきました・・・ちょっと、数日徒長するかどうか実験というか・・・放置です。ポリカーボネートの屋根の下にありますが・・・北側の空が見えるから・・・全天の30%ぐらいは二十日大根には見えているはず・・・そこから降り注ぐ紫外線で徒長が起こらなければ・・・この場所を育苗の初期段階の場所に使えるだろうという横着な発想でね。ちょっと試してみたいというわけです・・・

 あとは、スカイライトがどの程度成長に影響があるのかも・・・なんだか、植物に関して知らないことが多すぎてね・・・植物工場などの照明の明るさは日中の日陰より暗そうですからね・・・日陰と言っても・・・空がどれだけ覆い隠されているかによって随分と明るさが変わりますがね・・・だから、光の条件も・・・実は私にはよくわからない・・・

 まあ、何とかなるだろうと・・・何しろ、ローコストでなければなりませんからね・・・従って、最初から人工照明は無視・・・採算性以前に、電力が無いですからね・・・しかし、なんで閉鎖型の人工照明の植物工場がもてはやされるのやら?私にはまるで理解できない・・・

 多分、私が設計すると・・・ 日光にリミットをかけて、雨天や日照が短い時に電力を補助的に使うから・・・今やろうとしている事に近いですね・・・夏の日差しは欲しくない、冬の放射冷却は欲しくない・・・できれば、補助的に加温や、光量を与えたいが・・・無理だからあきらめる・・・だけれども、それなりに効率よく・・・青い光が良さそうだ・・・頭が単純にできていますからね・・・一応、RGBの分光の結果・・・これに基づく妄想ですから・・・

 だいたい、植物の光合成の光飽和などは・・・すぐきちゃいますからね・・・多分、薄曇りぐらいで飽和しちゃう・・・だから、あまり気にもせず・・・トマトの直上を黒マルチで覆ったりしちゃいますからね・・・

 ああ、このままでも良かったのですが・・・あれ?この時よりかなり成長したんだ・・・あまり気にしていなかったですが・・・こんなにスカスカじゃなくなっていましたからね・・・

 新しく作ったやつは、これよりは格段に見てくれは良くなりましたね・・・果たして、トマト君は喜んでくれるか?寒くなったとか?この可能性はありますね・・・一応は、屋根、北側と東側にビニールは張りましたが・・・南と西は開放したままです・・・しばらくはそれでもOKかと・・・甘いかな?

 いずれにせよ、植物は冬至のころの薄曇りの日差しでも、ほぼ全力発揮ができるはずなんでね・・・ああ、農業のIoTどころか・・・常識はずれな事ばかりやっている気がしてきたね・・・乏しい知識での再構築はうまくいくのか?でも、この黒い覆いの下と、ここに入っていない部分では、朝には有意な差が見られますからね・・・下を向いているか向いていないか・・・今日も、直上の温度は-32℃・・・でも、鹿嶋では東からの暖かい風が入っていますね。外へ出ても寒くない・・・しかし、水戸や鉾田では順調に気温が下がっていますね・・・ただ、水戸は湿度が高いから、露が降りるだけかな?

2016.11.12

  

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