現在をうろうろ(234)

 北朝鮮のミサイルの飛行経路は?

 なんだか、再び北朝鮮のミサイル対策の話が出ているようです。私の個人的な妄想的見解では・・・北朝鮮のミサイルは発射される可能性は現状では無いと思いますし、発射されるときは・・・北朝鮮が崩壊する事を覚悟で行うしか無いという事ですかね。そして・・・

 我が国は、対抗手段を持ったとしても、それを起動するのは、ミサイルの被害を受けてからになりそうな気がするというわけです・・・従って、対抗手段を持っても、それが活用される事は無いから無駄だと思うだけですね。どうも、政治屋さんたちは、実際に物事を運用するという事に関して無関心で、自分の政治的な野心にで動きがちなのが問題ですね。その点、アメリカの大統領の方が立派に見えてきますね。あと、自分で判断して動いているように見えるXXXの国家主席の方が・・・

 さて、北朝鮮のミサイルに関して考えてみるとしますか・・・

 まず、北朝鮮が保有しているミサイルで、日本を射程として捉えられるのは何か?これは・・・多分スカッドミサイルから発展したノドンですね。このミサイルの射程は1500〜2000kmとされていますから、これで十分ですね。このミサイルの開発は1990年に試射され・・・パキスタンとイランにも輸出されていますから、それなりの実績を持っていると考えられますね。四半世紀前の設計がさらにリファインされて信頼性も向上しているはずですね。

 従って、北朝鮮は四半世紀前から日本にミサイルを撃ち込むための能力を持っていたという事ですが、幸いなことに本気のミサイルは飛んできていないという事ですね。

 所詮ミサイルなどはただの輸送機械で、ロケットですから・・・北朝鮮のロケット試射場を眺めるとしますか・・・座標は・・・

 39°39'36.59" N 124°42'41.92" E ここですね・・・右の写真のような発射台を2基持った衛星の発射基地ですね。

 まあ、こいつは開発実験場ですから、ここで悠長に組み立ててアメリカに打ち込むなどはありえないと思われます。何しろ、飛ぶかどうかも分からないものを飛ばす場所なんでね・・・

 この場所から米国東海岸に向かってミサイルを発射するとなると左の写真のようなコースを通る事になりますから、日本が迎撃することなどは不可能で・・・やるとなると、中国に向かって発射、次はロシアに向かって発射する事になりますから、事前の条約をどのように結ぶかが問題になりますが・・・

 多分、ロシアも中国も国連加盟国なので、米国に向けて発射されたミサイルは・・・国連加盟国として集団的自衛権を行使してミサイルの迎撃に務めるはずです・・・まあ、自国領に向かうミサイルを無視できないでしょうから・・・しかし・・・中朝友好協力相互条約もあるけど・・・ロ朝友好善隣協力条約もあるけど・・・フォークランド紛争のパターンからすると・・・

 中国が北朝鮮の米国行きのミサイルを国連の一員として迎撃したら・・・とうぜん中国と北朝鮮は戦争になると思われますね。その場合、中国は北朝鮮の国益を著しく害するわけですから・・・・しかし、我が国の首相はどんな具合に地球儀を眺めているのやら?まさか、緯線に沿ってミサイルは飛ぶと信じてるとか?まさかね・・・優秀な側近がそれは教えるでしょうからね?

 ロシアは・・・さすがにミサイルの高度が1000kmとかそういったあたりを飛行する事になるので迎撃は困難ですが・・・通報ぐらいすると思われます。

 アメリカの場合は・・・サンタクロースも追跡している組織で監視していて、その指示で・・・アラスカ、カナダ、本土での迎撃という事になるのでしょう。さて、不可能な米国行きのミサイルの迎撃は考える必要はなさそうですね。さて、それでは頭の上の蝿を考える事にすると・・・

 即物的に、目標は東京、北朝鮮領から他国領を通らずに直接攻撃は右のような範囲で行われますから、石川県・富山県・長野県・栃木県・埼玉県あたりが日本の首都防衛の要になるという事ですかね?このあたりでミサイルを落とさないと、落としたあとが大変です。

 当然の事ですが迎撃しても、核弾道ミサイルには核物質が含まれていますから・・・この核物質がばらまかれたり、外れたミサイルが落ちてきたり・・・上がったものは落ちてくるという絶対確実な物理法則がありますからね。市ヶ谷あたりでミサイルをぶっ放すわけにはいかないはずなのに・・・朝霞・市ヶ谷・習志野に配備したやつから飛んだパトリオットミサイルはその20km程の範囲に落ちてきますから・・・1発のミサイルに対して16発ほどのミサイルを飛ばせば・・・17発分のミサイルの破片が降ってくる・・・国の中枢施設を守るために、庶民の頭の上にミサイルの破片や・・・核物質をばら撒く事になるわけですね。

 そうだな・・・私は悪い人間だから・・・ミサイルが迎撃されると判断したら本気の核爆発で自爆するように設計するかね?着弾の最終段階で、高度100km程度で核爆発を起こせば・・・かなり広い範囲での電子機器への影響があるだろうから・・・そこを狙って第二弾を放つとか・・・迎撃が成功しそうになったらEMPによる混乱と、それに乗じての再度のミサイル攻撃・・・

 図からすると、能登半島に固定基地を設置して迎撃ミサイルを運用する事が手っ取り早いですかね。そして・・・富山湾あたりに軍港を設置・・・舞鶴地方隊管内になるのでしょうが・・・新潟と舞鶴にしか基地が無く・・・弾薬の補給施設は舞鶴になりますから首都防衛のためには富山湾に海上自衛隊の基地が必要になりますね。停泊中でも迎撃ミサイルは飛ばせるでしょうから・・・

 結論からすると・・・このあたりには自衛隊を展開する基盤が存在しないという事になりますかね?富山県には施設・通信隊があります。石川県には航空自衛隊小松基地・輪島分屯地、陸上自衛隊金沢駐屯地・・・海上自衛隊を置かないとイージス艦が置けない・・・まあ、レーダー基地があるし・・・海上自衛隊の基地を置く事での経済効果は?こいつも気になりますね・・・基地の規模にもよりますが・・・かなりのお金が落ちる・・・

 さて、報道では新規に導入するのは・・・THAADミサイル・・・これって、このレーダーシステムだけが米国から提供されて青森に配備されているとか?京都にも配備される予定とか?ふむ・・・首都防衛にためには?輪島にミサイルを配備かね?輪島分屯所もあるし・・・

 射程200kmとか言いますから・・・輪島分屯所に置けば・・・左のような感じで関東へのミサイルは防げる事になりますかね?

 どうやら、我が首相は・・・首都防衛よりも先に、迎撃不能な北朝鮮からアメリカ行きのミサイル迎撃を叫んでいるという事ですかね?

 ちょと気になるのは・・・このミサイルとか、地上型SM3は・・・イージスシステムと同じものですよね・・・単純に富山湾にイージス艦母港を建設して、集めちゃえば良さそうな気がしますが・・・

 どうもキナ臭い中国だって国連という軍事同盟の同盟国だし・・・ロシアも韓国も・・・基本的な仮想敵国は北朝鮮なら日本の防衛は日本海に集中させても良い気がしますがね?このあたりはどうなっているのやら?なんだかよくわかりません・・・

 中国やロシアと戦う事になると・・・日本は国連の枠から弾き出される?どうも、我が国の総理のやる事は理解できない?多分、私の頭がおかしいのでしょうね・・・

 あとは、迎撃するのには発射から6分から15分程度で着弾しますから3分以内で判断を下す必要がありそうです。3分で判断を下せる国なのか?と思うと・・・やはり厳しいですね。隣国とは仲良くしなければいけないという事になりようです。しかし・・・北朝鮮と中国と戦うのは・・・厳しいですね。軍備の強化は抑止力より・・・使いたくなる可能性が高くて・・・日本は戦争するとしか考えられませんね・・・あと1万日は何事もありませんように。

2014.06.22

  

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