現在をうろうろ(2328)
日本貧窮者経済新聞
 中国の戦闘機と、その基礎技術を生み出した研究所と・・・

 あれ?中国の戦闘機の話がありますね・・・中国の次世代ステルス戦闘機「殲20」、デモ飛行が意味するもの ワールド 最新記事 ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト どんな内容やら?ちょっと、気になりますね。

 中国・珠海市で開催された国際航空宇宙博覧会において、初めて一般公開飛行を行った中国の次世代ステルス機「殲20(J20)」が披露したのはごう音だけにとどまらない。

 航空・軍事分野における超大国を目指す中国は、その野望を改めて世界中に響きわたらせた。ロイターは今月、中国のJ20が、米防衛大手ロッキード・マーチン製のF22戦闘機の対抗機になり得ると報じた。

 そろそろ、中国はそういった高性能の兵器を投入できる状況にあると思いますね。何しろ、基礎研究関連の投資が大きいですからね。中国を衛星から眺めていて・・・その躍進ぶりが分かりますからね。特に、航空宇宙関連の投資はかなりのものですね。

 どうも、「日本らしい日本」は見たくないものは見ないし、見えなくなっちゃう弱虫ですから仕方ないかもしれないですが・・・どうもね。既に、馬鹿にしていられるようなレベルではないと思いますが・・・しかし、どうやら馬鹿にしたいらしい・・・中国は遅れていると・・・どういった現状認識をしているのか?私には理解不能ですね。

 軍事分野を中心としての基礎研究は、資金が豊富になるのが普通ですからね・・・

 中国の習近平国家主席は軍事改革を進めている。汚職を一掃し、新たな部隊を増やし、兵器を更新している。同国はまた、南シナ海における領有権の主張を強め、国際社会と争っている。

 景気が停滞し、最近では軍事費の減少が見られるとはいえ、中国は依然として世界第2位の軍事大国である。

 景気が沈滞?どうして、こんな風にとらえるのかよくわからない・・・成長率は多少落ちていますが・・・未だに結構な伸びでは?私は、GDPに関しては国債指標だと思っていますから、USドルで比較していることにしていますから・・・名目GDP(USドル)の推移(1980〜2016年)(中国, 日本) - 世界経済のネタ帳

 日本は、沈滞どころか、落ち目じゃないかと心配になりますね。伸び代はどちらがあるか?だって、中国の方が人口が多い・・・日本は人口が減っている・・・それで決まるのでは?・・・まあ、私は自分の豊かさのために、GDPに貢献するようなことはしなくなりましたが・・・食べ物があるという豊かさは凄いね・・・

 中国の勢いが少し落ち着いたけれども、日本の経済の減速はこれからが本番だと思いますね。アベノミクスは1本目の矢と2本目の矢あたりまでは飛ばしたが・・・この2本の矢で、為替を中心に湧いて出たあぶく銭は既に消えているのでは?

 先に3本目の矢の期待が飛んでいれば、飛ぶ条件がそろっていたら・・・湧いてきた金を3本目の矢への投資に回したのだろうが・・・中身のない「この道しかない!」・・・私なんか、まじめに偉大なる安倍晋三閣下の演説の中に道が示されるかと眺めていましたが、何もないようだと、判断せざるを得ないので・・・紙幣が紙屑になってもOKなように、現物の食い物の生産へ走ったわけですからね。

 単なる馬鹿であるようですからね・・・その証拠だけは沢山見てしまった気がしますね・・・世界から相手にされなくなりつつある偉大なる安倍晋三閣下・・・ロシアの大統領にも見放されたらどうするかね?爺さんの話やよもやま話では馬鹿にされると思うが・・・まあ、どうでもよい・・・私には食べ物がある!と言えるようになるのは・・・ジャガイモの作柄次第ですね・・・

 中国は新しい兵器や防衛システムの自国製造を増やしている。これまではそうした軍需品をロシアとウクライナに頼っていた。ストックホルム国際平和研究所によると、中国は2005年、ロシアからの武器輸入は過去最高を記録したが、その後2年間で50%減少している。

 中国の軍事産業が手本を必要としなくなりつつあるようですね。

 減少の背景には多くの要因があるが、中国で独自の軍需産業が成長していることもその1つ。また、中国が自国の戦闘機「殲11B(J11B)」にロシアのテクノロジーを解析して模倣した懸念もあったためだ。

 技術は・・・模倣するのが簡単なのでね。できるということが分かれば、頑張れば作れる・・・つまり、発想の問題と、基礎の部分が十分であれば・・・科学の世界では論文が発表されれば、興味があり技術があれば、追試を行いますからね・・・再現可能ですから・・・だから・・・STAP細胞の再現性が・・・あまりにも低い、もしくは再現性が無いから問題になっていく・・・単にそれだけの話ですからね。再現性があるのが技術・・・したがって、保護するためには秘伝ではなく、法が必要になるだけの話ですね。

 中国と技術盗難問題を抱えているのはロシアだけではない。今年に入り、F22とF35戦闘機に関連する軍事機密を盗み、中国企業に売ろうとした罪で、中国人ビジネスマンが米国で4年の実刑判決を受けた。中国政府は関与を否定している。米国は1989年以降、中国に対して武器禁輸措置を取っている。

 技術は目で盗めますからね・・・軍事技術は特許では保護することが困難ですからね・・・何かあると、特許収用令とか出ちゃいますからね・・・第八条 第一条の請求を為したる場合に於て軍事上又は公益上急迫の必要あるときは主務官庁は第四条の決定前と雖も直に特許発明を実施することを得、主務官庁前項の規定に依り特許発明を実施したるときは主務大臣は遅滞なく其の旨を商工大臣に通知すべし、前項の通知ありたるときは商工大臣は其の旨を特許権者及び実施権者に通知すべし ・・・まあ、国内の特許ではこの手の話は無かったのかね?ただ、敵性特許は・・・敵性特許権処理要綱で・・・

 潜水艦関連などはフロン式の冷凍機ミフジレーターや昼光放電灯とかね・・・敗戦によって清算されたりね・・・このあたりまでは、この記事の内容はあまり気にしていなかったので・・・気にしたのは・・・米国防総省が最近発表した報告書は、中国が開発中の大規模な極超音速の風洞「JF12」を試験するための新たな施設に注目している。同報告書によると、この風洞は世界最大とみられ、マッハ5から9の空力条件を再現することが可能だという。

 この内容って古くないかね?中国が宇宙飛行機と超音速ミサイルを開発か(2)=ロシア - ライブドアニュース これによると・・・中国・科技日報は2012年6月、北京の郊外でマッハ9の超音速風洞が建設されたと伝えた。 ですから・・・この超音速風洞と思われるものは・・・39°48'47.9N 116°07'47.5E - Google マップ 多分、建設時期や・・・左の写真の銀色のタンク・・・これって真空タンクで・・・かなり巨大ですからね。直径20mあまり・・・空気を押し込んで、真空で引いて・・・これで超音速風洞が成り立つ・・・

 日本の誇る超音速風洞の真空タンクは35°54'07.4N 139°56'07.0E - Google マップ ここにありますね。これで規模が分かると思います。右の写真の建物の影にある直径7mほどの丸いタンクがそれらしいですね。

 つまり、基礎研究が行われている・・・既に、手本が世界に無い状態になりつつあるということですね。39°44'25.6N 116°01'50.7E - Google マップ ここの高速増殖炉とか・・・

 とにかく、中国の航空宇宙関連の研究施設が、先ほどの風洞の近くに林立・・・多分、このあたりが・・・錢學森國家工程科學實驗基地と呼ばれている場所と思われます。この基地の範囲は・・・中国の地図に記載が無いところですから・・・結構広いですね。

 中国には、日本で動いていなくて中国では動いている物ってのがありますからね・・・

 中国の次世代ステルス機J20のデモ飛行に何らかの意味があるとすれば、それは中国が確実に目的に向かっているということだろう。

 「日本らしい日本」は中国の研究開発施設などにはどうやら興味が無いようですからね・・・この10年ぐらいで中国は長足の進歩でしょうからね・・・中国の航空宇宙関連の研究所は凄いからね・・・私は、最先端の農業技術を手に入れないと・・・どうせ、悲惨な戦争へ向かうのですから、お腹いっぱい食べられるように・・・

2016.11.07

  

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