現在をうろうろ（2299） 2本のムラマツ・スタンダードとミヤザワのMS-80は・・・？ 今日も、フルートをいじっていますが・・・以前にオーバーホールしたやつですから、比較的綺麗・・・なぜか、あまり手にしていなかったのですが・・・いつも出せる状態でしたが・・・何故かね・・・そういえば、ジュピターのフルートもなぜか出番が少ない・・・ とにかく今日は、ミヤザワのMS-80という総洋銀製と思われるフルートです。結構よく鳴るフルートですね・・・  頭部管は上の2本はムラマツのスタンダード・・・色々といじったので、しばらくは出して調整しないとね・・・一番下がミヤザワのMS-80です。一応A-442の刻印が打ってありますね。 音は、ムラマツとは随分と違いますね・・・普通に吹くと明るい音が出ますね・・・ムラマツと並べてあると、どうも、ムラマツっぽい音にしたくなったりもしますね・・・私の場合だと・・・上唇を少し前に出すという感じかな・・・そうすると、ムラマツっぽい音になりますね。 唇の形状は人によって違うから、あまり意味のない話かな・・・まあ、それなりに口の形を工夫すると音調が微妙に変わるものですね。このあたりが、フルートの面白いところであるような気もしますが・・・ 私は、このフルートを吹くと・・・どうも、ビブラートをたくさんかけたくなるようですね・・・ヨーロッパのフルートを吹いたり、初代ムラマツのフルートなどもそうですね・・・なんとなく、ビブラートを多用・・・音色の関係ですかね？  見た感じはムラマツと大差はないですね・・・ただ、音がかなり違うから、好みが分かれるだろうと・・・私は・・・どちらも好きですね。欲張りだから・・・吹く曲が変わるし、より技巧的に・・・なぜかわかりませんがね・・・まあ、コントロールしやすいフルートなのかもしれませんが・・・かなり、古い製品ですから・・・近頃の物とはかなり違ったものなのかもしれませんがね。 いつの時代の物か不明ですがね・・・  ムラマツとの違いは・・・キイカップの脇の調整ネジの形態ではないですね。 近頃のムラマツも表に調整ネジは無いようですがね・・・私の所は基本的に古いものしかないのでね・・・まあ、ある程度磨いて、ちゃんと音が出ればOKですからね・・・ フルートは磨けばきれいになって、それなりにメンテナンスすれば音も出ますからね・・・頑張れば新品に近いところまできれいになる・・・ただ、プロに頼む価値があるフルートは少ない・・・ということでしょうね。  ヤマハの211なども、どの程度メンテナンスされるのだろうとか、考えちゃいますからね・・・私の所に来たときは、フルートの形をしたものというレベルの物が多くてね・・・おかげで技術が身についたという感じですがね・・・ 彫金などをやっていたので、金属を磨くのは得意だという素養があって・・・時計いじりなどもしていたので、工具もそろっていた・・・わけですが。 ノックピン抜き工具を持っていたのに、それに気づかないぐらいですから・・・かなり間抜けなんですけどね・・・ 意外と、古いメンテナンスなどされることがなさそうなフルートをきれいにしている方が、なんとなく凄いことのような気がしてきますね・・・プロに任せるには金が要りますからね。 女房殿がいたら・・・絶対に、口が1つなのになんでこんなにフルートがあるの？売って来なさい！だろうな？でも、値段がつかないフルートは売りようがないですからね・・・もし、私が中古フルート店を開いて売るには・・・販売品には、やはり、分解磨き2000円とかじゃないと無理だよな・・・とか思いますからね。タンポの全交換で1万円ぐらい、バランス調整は無料とか・・・このぐらいじゃないと、まあ・・・何本も維持はできないかな・・・なんってね。 音に特徴があるフルートを色々と並べて吹くのは面白いですね。しかし、維持することはなかなか難しい・・・単に、私が貧乏なだけか？まあ、技術を手に入れることで豊かになる努力はしていますが・・・自由になる金が無いのが問題だね。 2016.10.30 |
|
|
|
