現在をうろうろ(2256)
日本貧窮者経済新聞
 ヤマハのYFL-31というフルートの調整と、それと同等のヤマハ・ニッカンのフルートは・・・?

 興味深いね・・・私のヤマハYFL-31はどうやら全タンポが交換されているようですね・・・私の趣味とは外れた調整・・・まあ、中高生が扱うには間違いない調整がされていますね・・・力があれば音が出る・・厚めの調整紙を入れるパターンですね・・・一貫して、その調整が施されていますね・・・

 分厚い調整紙・・・なんと、主管のCキイ、左手の人差し指で操作する奴・・・セラックで張り付けるやつですが・・・こいつに何やら2mm角よりちょっと小さいかな?厚紙が入っていてね・・・私のやる気のないタッチだと全閉にならないので・・・低音に影響が出てね・・・バーナーで軽くあぶって私の好みに調整しなおさなければならない・・・こういった調整をしたくなるのはわかりますが・・・

 ちょっと私の趣味ではないが・・・なるほどね・・四角い厚紙の位置を少しずらして、キイは厳密な平行から外れるが・・・全閉になるようにしてみました・・・これでキイタッチが良くなりましたね。こういった調整の流儀があるのかね?私はセラックの量を調整しますが・・・

 このヤマハのYFL-31は・・・すべてのキイに分厚い調整紙が入っていますから、標準厚の調整紙が・・・沢山要ることになりますから・・・こりゃ、あまりやりたくないですが・・・調整紙を作った方が良さそうですね。

 手持ちの調整紙は標準的な厚さの物は尽きかけていますから・・・仕方が無いので、16mmの皮ポンチを使って・・・17mmのポンチもあるんですが・・・中心の穴をあけるのに精度が出ないので・・・16mmを使うという不甲斐なさ・・・素人仕事ですから仕方ない・・・自分の能力の限界と、精度が保てるかの問題ですから・・・妥協しちゃうわけですね。センターは1mm以内に収まると思いますから・・・

本当は、マイクロメーターが欲しいですが・・・ノギスしかないしね・・・まあ、紙の厚さは・・・見れば、そして手で感じれば判りますがね・・・紙を扱ったことがありますから・・・一応・・連量55kgで0.08mm、90kgで0.1mmぐらいだったっけ?150kgで0.2mmぐらい・・・これが葉書の厚さですね。0.5mmの調整紙は厚すぎないかね?ヤマハの純正の調整紙のセットは、0.2、0.1、0.08、0.05mm位だったかな?ヤマハ フルート タンポ交換調整紙セット - Google 検索 こんな感じですね・・・

 私はいいかげんだから0.08mmぐらいのしか使わないので・・・大抵は2枚か3枚を入れておしまいですかね・・・ああ、裏のG#キイだけは気合を入れて最高精度を・・・組み上げて、これの全閉が悪くて組み直しは避けたいですからね・・・

 さて・・・一通り音は出ていますが、音の輪郭が良くない・・・どこまでばらさなければならないかの問題で・・・G#のチェックから入ります・・・

 ああ、少し調整が甘いね・・・目視では誤差の範囲かな・・・しかし、ガムテープを挟んで全閉にすると・・・DとかFやF#あたりの音がわずかに良くなる・・・従って・・・あまり外したくない奴を・・・

 目視で0.1mm弱が必要ですから、いつもの0.08mmぐらいのを1枚入れて組み上げて、目視でチェック・・・閉じる瞬間を見れば当たり具合は判りますからね・・・このキイの調整の良否は・・・全部組み上げないと判らないのが・・・嫌いだね・・・

 Bキイもちょっと調整紙が足りない・・・ばらしてみると・・・ちぎった紙が・・・この2つのキイのタンポは中国製の物ですね・・・古い調整紙をそのまま組んで、Bキイの方は?何で?もしかしたら、これって私がいじったっけ?こんないい加減なことをするのは・・・記憶があいまい・・・明らかに、他のキイの調整とは違っていますから・・・確か、このフルートは私のところに来たときは、まともに音が出なかったはず・・・酔っていじった記憶はあるが・・・朝、起きると音が出るようになっていた・・・どうやら、時々酔っ払いなのか?親切な小人が出るのかわかりませんが・・・

 主管のCキイとEメカ用のG#キイあたりの調整で終わりにするはずが・・・気に入らなくなるとこれだからね・・・

 結局、主管の全部をいじる羽目に・・・まあ、ヤマハのフルートはメンテナンスが楽ですからね・・・タンポを外すと意味不明な厚さのドーナッツの喰い余しの紙が・・・この厚さでは補正できないはずなんですが・・・おまじないみたいに出てきますね。

 うまく写真に写るかな・・・キイの無荷重での開き具合というか閉じ具合というか・・・この差は・・・

 左のような違いですね・・・ばねを外した状態で、キイの重さだけで全閉になるかどうか・・・

 調整前の奴が、左のキイですね。少し浮いている・・・右がキイの自重だけで全閉になる調整ですね・・・これだと余裕が無いので・・・私はこれに0.05mmの調整紙を入れて余裕を・・・

 さて、組み上げると・・・あれ?A音が背圧が大きくなったので、調整を・・・あちこちいじって・・・OKですね。

 これで、レスポンスは良くなりましたね。私のやる気のない指の力でも・・・ちゃんと全閉・・・ちゃんとキイを叩くようにして閉じるとポン!って音がするようになりましたからね。キイ・パーカッションもできるようになりましたからね。OKだね・・・調整前はダメダメでしたがね。

 それに、分厚い調整紙が入っていたので、キイのネジによる調整代も無くなっていてね・・・調整が困難だったのが解消されましたね。これで、普通のフルートになりますね・・・

 明日にでも、調整をもう少ししておしまいですね・・・一応、3本のヤマハの現在のYFL-311につながるフルートが・・・右の写真の上から、ヤマハYFL-311II、ヤマハYFL-31、ニッカン・インペリアルFL-31・・・どれも頭部管がSTERLING SILVERですが、ニッカン・インペリアルにはこの刻印が無い・・・

 今のフルートと大差はないですね。1960年代辺りからの物ですから50年近く前の製品ですかね・・・一番上のが、YFL-311IIですから、1990年〜2000年ごろの生産品ですかね?

 キイメカニズムは微妙に違いがありますが、大差はないですね。吹いても音の差は感じられないですから・・・キイタッチも今では大差のない3本のフルート・・・

 よく見ると、ちょっとメッキに荒れがありますが・・・まあ、とりあえずはきれいですね。

 しかし・・・フルートのオーバーホールは極めて高価ですね・・・まあ、職人が食っていくとなると、ああいった値段になるのは分からないでもないですが・・・私は、貧乏だから自分でやるしかないのでね・・・これで、調子の良いフルートが1本増えましたね・・・音が一応出るので放って置いたようなものですが・・・ちゃんと調整した方が良いですね・・・

 でも・・・これじゃ、3本あってもどれも差が無いというのがね・・・工業製品ですから、こんなものですかね?ただ、調整の良否で吹奏感が随分と違うものだと・・・

2016.10.18

  

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