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日本貧窮者経済新聞
 日ロ首脳会談が「負け組同士の歩み寄り」だって・・・?(4)

 さて、とにかく・・・日露首脳会談が「負け組同士の歩み寄り」になる懸念|上久保誠人のクリティカル・アナリティクス|ダイヤモンド・オンライン これの続きですね。

 米国の孤立主義は、トランプ氏だけの荒唐無稽な考えとはいえない。米大統領選でトランプ氏のライバルであるヒラリー・クリントン元米国務長官も「TPPに反対」である。そもそも、バラク・オバマ大統領も、2013年9月対シリア内戦への軍事不介入声明を発表した際、「もはやアメリカは世界の警察官ではない」と宣言し、中東からの米軍撤退、将来韓国からの米軍撤退(公表)、2020年から2026年の間に沖縄から海兵隊を含む全米軍撤退(非公式)、NATO(北大西洋条約機構)の閉鎖又は欧州中央軍への統合、中南米、アフリカ地域からの米軍撤退等々を打ち出しているのだ。

 まあ、あまりアメリカ様が世界を弄り回さない方が平和な状態が続くような気がしますが・・・なかなか、独裁者なしでは治まらないような文化圏もあるしね。日本も幕藩体制にまで戻したいみたいな感じだし・・・日本では冷戦が未だに終わっていないみたいですから・・・なんだかね・・・

 いつになったら、日本は1975年のヘルシンキ宣言をまともに扱うようになれるのやら?ロシアとの領土交渉がどんな風になるかによりますかね・・・ただ・・・首相、日ロ首脳会談での発言披露 - goo ニュース ここで述べられている・・・

 首相は、プーチン氏に対して「あなたも、あなたが言っていることは100%自分が正しい、そういう確信のもと述べておられるのだろうと思うし、私もそうですよ。しかし、お互いがそういう議論を続けていけば、あと70年経ってもこの問題は解決できないのではないか」と述べたという。

 一方、世耕弘成・ロシア経済分野協力担当相は、ロシア政府に示している8項目の経済協力案について「11月にはペルーで(日ロ)首脳会談が予定されている。そこまでには何らかの最初の成果を出したい」と語った。


 この経済協力案・・・領土問題の解決手段とするなら・・うまくいかないのではないかとね・・・なんとなく、うまくいかなくなるのではないかと・・・まあ、あまり誠実な解決法にはならないような・・・

 英国のEU離脱交渉が、「残留派」だったテリーザ・メイ首相によって行われるように、「ブロック化」の潮流は、トランプやボリス・ジョンソン英外相というポピュリストの煽動と片付けられない、確かな世界的潮流と考えるべきだ。そして、巨大な「生存圏」を持つ国が、「ブロック化」に動けば、資源も食料も防衛力も自立できない日本のような国はなすすべがない。安倍政権が、ロシアとの関係強化に前のめりになるのは、中国の海洋進出だけでなく、米国も頼りにならず、日本が「ブロック化」の潮流に飲み込まれて極東の一小国に戻ることを恐れているのではないだろうか。

 民族自決の傾向が強くなっているような気がしますがね・・・多様な価値観を認める方向にあるというだけではないかと・・・?
汎アメリカ主義の終焉かもしれませんが・・・モンロー主義なども・・・結局は、国境が凍結された結果のような気がしますがね。かつてのブロック経済とはちょっと違ったブロック化ですから・・・自由貿易圏の拡大ですからね・・・そのためのブロック化・・・日本は閉鎖的なブロックに参加しようとしているのかね?

 どちらかというと、国内での意見集約と方針の説明が不十分で、明確な納得無しに走り出して・・・外交が十分にできないから、なんとなくやってる振りだけで宙ぶらりんになっているだけのような感じですがね。議論を尽くしての・・・というわけではないですからね。なんとなく・・・そんな風に見えるのだが・・・

 しかし・・・生存圏とは・・・なんだか、前時代的な言葉のような気がしますがね。Lebensraum なんだかね?これって、我が闘争に出てくるような言葉ですからね。ドイツには海外植民地が必要である・・・そういったものがね・・・なるほど、なんだか・・・凄いね。私の頭がこの論についていけない理由がなんとなくわかってきましたね。

 基底にある考えが・・・私とは全然違う・・・こんな風な考え方が、日本のスタンダードなのかね?わからない・・・本当に、こういった論理構成が普通なのか?巨大な「生存圏」を持つ国が、「ブロック化」に動けば、資源も食料も防衛力も自立できない日本のような国はなすすべがない。・・・本当かね?

日露首脳会談は「負け組同士の歩み寄り」か
 結局、日露首脳会談とは、日本・ロシアそれぞれが弱みを抱えている「負け組同士の歩み寄り」のように思える。どちらがやや有利かといえば、衰えたりとはいえ、巨大な領土と資源を持って「生存圏」を確保できるロシアだろう。二島返還に楽観的な論者が多いが、果たしてうまく話が進むだろうか。


 外交能力が高いことが必要とされる中で、首脳会談が無意味な日本だから・・・こりゃ無駄ですが・・・資源を持つロシア・・・何もない日本・・・というのであれば、歩み寄りは難しいね。経済援助と言っても、そろそろ、国民の積み上げた信用も底を尽きそうですからね・・・金も無い中でどうするのかね?最後に残るのは・・・誠意ぐらいになりますが・・・それもなさそうですからね・・・「私はぶれない」=「強制し奉りても所信を断行すべし」・・・このパターンですからね。

 生存圏ね?日本の生存圏をどこに設定したいのかね?かつての日本は朝鮮半島から満州へ・・・大東亜共栄圏を・・・日満経済ブロック・・・北朝鮮征伐と満州への道を開きたいのかね?北朝鮮征伐が困難だから・・・満州へのアクセスとしてのロシア・・・しかし、中露関係はかなり良いようですからね・・・44°24'46.5N 131°11'22.3E - Google マップ 国境に余計な施設が作られるようになりましたからね。非関税区域とか・・・鉄道網も・・・

 巨大な生存圏を有する中露が結びついたら・・・ロシアが負け組になっちゃうのかね?日本は零落中ですから・・・どんな首脳外交を展開できるかの問題では・・・根回しの結果の確認だけでは無理でしょうからね・・・腹を割って話をしようとすると、実は腹には何もないことがバレるだけのような気がしますが・・・その結果は、単独の負け組になりそうな?まあ、庶民はそういった政治とは関係なく生業を営み生きていくわけですから関係ないですがね。

 プーチン大統領の「大国ロシア」のメンツを尊重せざるを得なくなり、「二島返還と平和友好条約への協議開始で合意するだけ」で、経済協力を前のめりに進めることになり、それでも安倍首相が「70年間、動かなかったことを、『わ・た・し』が、動かしました!」と、甲高い声とヘラヘラ笑いで、成果を誇ることになる。安倍政権の「いつもの光景」が繰り広げられることになるのではないだろうか。

 4島一括返還からの方針転換に関しては、公式の説明や討論は行われているのかね?私は関心が無いので、気にしていないですが・・・北方領土「2島先行返還」で譲歩? 安倍首相が描くシナリオとは - ライブドアニュース どうも、特に話は無いようですね・・・

 北方領土問題について、これまで「4島(国後、択捉、歯舞、色丹)一括返還」を唱えてきた安倍晋三首相が、外交的功名心から方針を転換し、ロシアのプーチン大統領に歯舞、色丹の「2島先行返還」で譲歩しようとしていると見る向きもある

 憶測ですからね・・・しかし・・・結局、外交面での実績は・・・世界100か国以上へ金をばらまく儀式を行いに行っただけみたいだし・・・でも、山口県第四区ではなぜか人気があるから、解散総選挙をやって、当選しちゃいますからね。なんで、地域の利益代表を東京生まれの東京育ちで、ほとんど地元の面倒も見ないのに・・・当選させるかね?意識が低すぎるのか・・・なんだか、幕藩体制下に未だに下関や長門市はあるのかね?不思議な日本・・・なんだか、北朝鮮の金王朝の選挙とレベル的に変わらないような?馬鹿々々しい・・・

 どうやら、アメリカ様の民主化教育は日本では失敗したということですかね?既に70年経っても・・・封建領主のような・・・不在地主のような偉大なる安倍晋三閣下に平伏しているわけですからね・・・まあ、日本はグローバル化には縁が無いのかもしれないですね。

2016.10.14

  

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