現在をうろうろ(2243)
日本貧窮者経済新聞
 日ロ首脳会談が「負け組同士の歩み寄り」だって・・・?(3)

 さて、とにかく・・・日露首脳会談が「負け組同士の歩み寄り」になる懸念|上久保誠人のクリティカル・アナリティクス|ダイヤモンド・オンライン これの続きですね。私には理解不能な枠組みが目の前に提示されていましたから・・・ん?深淵すぎて・・・判らない部分が多いね・・・さて、気を取り直して・・・

 大国の生存圏「ブロック化」の潮流で日本が極東の一島国に戻る懸念
 一方、日本にとって最も悩ましい問題は、中国の南シナ海や尖閣への海洋進出だ。地政学的に、ランドパワー(中国)が、海洋に進出してくるのは、シーパワー(日本)にとって最悪の事態である(前連載第64回)。しかし、中国の海洋進出以上に、深刻な問題がある。それは、世界の「グローバル化」から「ブロック化」への変化の潮流である。


 どんな意味合いで、グローバル化・ブロック化を語るのかね?興味深いね・・・

 本連載で、「英国のEU離脱」を論じた際、「これまで世界は国家間の『相互依存』の深化に努めてきた。だが、これからは、それぞれの国が『生存圏』をどう確立するかを考える時代に変わっていくのかもしれない。英国のEU離脱問題は、米国の孤立主義とともに、ジョンソン氏やトランプ氏というポピュリストが騒いでいるだけと考えるべきではなく、大きな時代の転換点を象徴しているのだと考えるべきなのかもしれない」と指摘した(第134回)。

 生存圏ね?相互依存になったら、生存圏の概念そのものが一国の物ではなくなる・・・経済ブロックが生存圏になるのだろうが・・・米国は孤立主義は唱えるのは簡単ですね。巨大な島の住人ですからね・・・新世界という孤島の住人ですから。ヨーロッパから見ると、こんな風に見えるのではないかとね・・・EUは基本的にランドパワーの範囲の拡大を行ってきているから・・・英国は島国であるし・・・英連邦で考えるべきだし・・・近頃は、米国に対して・・・世界は敬して遠ざけるどころか・・・避ける位になりつつあるような感じでもあるし・・・やはり、ポピュリストが騒いでいる田舎者みたいですからね。まあ、偉大なる安倍晋三閣下も大差ないような気がしますが・・・

 「生存圏」とは、例えば英国の「英連邦」である。英連邦には、資源大国であるカナダ、オーストラリア、南アフリカ、世界で2番目に人口が多く、ハイテク国家としても知られるインドや、マレーシア、シンガポールなど東南アジアの多くの国も含まれる。今後「世界の工場」となることが期待されるアフリカ諸国の多くも英連邦だ。EU離脱後、英国は当然、英連邦との関係を固めることになる。英国は、単体では人口6000万人の小さな島でしかないかもしれないが、英連邦を1つの経済圏と考えて、関係を再構築すれば、凄まじく巨大な「生存圏」を確保することになる。英国は、EU離脱しても生き残る力を持っているのである。

 ああ、こう来たか・・・アメリカ様とEUの陰でしたから、英連邦という概念を「日本らしい日本」は無視していたような感じですね。このあたりは共感できますね・・・アメリカ様は英国との関係で・・・主となりたいのは自明なんですが・・・ランドパワー・ロシアはシーパワー・英米によって完全に封じ込められてきた。・・・なるほどね・・・ここでの英連邦が現れると思わなかったから・・・

 一方、米国は「シェール革命」によって世界有数の産油国になり、世界最大の石油の輸入国から輸出国に転じようとしている。そして、米国内で「ものづくり」を復活させ、米国内に360万人もの新しい雇用を生み出すという。

?米国がエネルギー自給を達成し、製造業を復活させると、国際社会にどのような影響があるだろうか。ドナルド・トランプ氏の過激な発言を思い出してほしい。「日本から、何百万台もの車が、ひっきりなしに輸入されてくる。アメリカは、日本に何か買わせたか? 牛肉を輸出した、だが日本は買いたがらない。これは貿易不均衡だ」 。


 別に、アメリカ様はエネルギーの輸出国になるよりは・・・エネルギーの安全保障の立場での産油国という枠組みのような気がしますね・・・製造業の儲けが大きいことは、中国を見ればわかりますからね。農業も大規模化すれば利益率は大きく改善される・・・「日本から、何百万台もの車が、ひっきりなしに輸入されてくる。アメリカは、日本に何か買わせたか? 牛肉を輸出した、だが日本は買いたがらない。これは貿易不均衡だ」・・・工業製品の桁違いの付加価値性の大きさの話ですね。数万円の原料が数百万円になる。でも、原価を考えると、儲けは農業が大きいから・・・

(もし中国などが日本を攻撃したらどうするかという質問に)「アメリカが一歩引いても、日本は自ら防衛できるだろう。 日本は中国との戦争に勝ち続けた歴史がある。なぜ、アメリカは日本を守ってやっているのか?ご存じの通り、日米安保条約は心憎い。なぜなら、他国がアメリカを攻撃しても、日本はアメリカを助けなくてよい。なのに、他国が日本を攻撃したら、アメリカは日本を助けなければならない」。一見、荒唐無稽に聞こえるが、本質を突いている部分がある。

 これはありえないね・・・日本は中国との戦争に勝ち続けた歴史がある・・・ああ、勝ち続けても屈服させた歴史は無いね。これが、ハートランドのある国の厄介なところですね。今の中国は、常任理事国としての義務の外征力を有するようになりましたから・・・もう、日本には負けるづけることは無いね。中国が攻撃するとは考えにくいし・・・中国と戦うと、体力が違いすぎますからね・・・あっという間に高級な矢玉が尽きて日本は竹槍になっちゃいそうですからね。

 日本は戦争をしてはいけないのだよ・・・資源が無い、エネルギーが無い・・・まあ、原発を最大限に活用して、原料物質の生産でもすれば別ですが、この原発も捨てるつもりのようですから、どうするのかね?まあ、それも良い選択肢だね・・・原子力が無ければ・・・日本の先端産業とその芽を摘むことになるから、日本は静かな国になりそうですからね。文化的にもそれほど優れているようには思えないのでね・・・さらに、その文化を戦前まで後退させることが流行っているようですから・・・

 しかし、日本の外交のバランス感覚がよくわからないね・・・アメリカ様べったりが・・・アメリカ様が押し付けた現行憲法を改憲・・・これで、日米安保の枠組みが変わる・・・ロシアに尾を振り、中国は嫌い!なんだかこんな感じですからね・・・こういった枠組みでの未来は?

 日本の高度経済成長は、端的にいえば、米国が大量の日本製品を買ってくれたからであり、米国が「世界の警察」として日本を防衛してくれたからだ。そして現在、世界中の新興国が、米国に製品を買ってもらって成長しているし、米国に守ってもらっている。しかし、エネルギーを世界中で探す必要がなくなった米国が、「世界の警察」をやめ、世界中の国からモノを買うのをやめて、米国製品を世界に売り始めたらどうか。実は、米国はなにも困らない。しかし、日本など世界の多くの国は、頭を抱えてしまうことになる。

 まあ、こんな感じですかね・・・エネルギーを世界中で探す必要がなくなった米国が、「世界の警察」をやめ、世界中の国からモノを買うのをやめて、米国製品を世界に売り始めたら・・・これは・・・無いね。農業も含めた最先端がアメリカ様は好きだから・・・最先端というか、欲しい物って感じかな?日本は・・・その最先端の上澄みをちょっと工夫して現実のものとして量産してきただけですからね。そういえば・・・近頃、日本はあまりアメリカ様の市場調査が足りないのでは?

 いや・・・アメリカ様・・・近頃、欲望の形が変わったのかね?うひゃ随分長くなってる・・・頭重いし・・・一旦切るか・・・

2016.10.13

  

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