現在をうろうろ(2209)
日本貧窮者経済新聞
 洋銀製のフルートは・・・ニッカンNo.30は・・・?

 ああ、なんだか日本の貧困は貧困でないところに貧困があるような感じだし・・・私は、どうも日本の「恥の文化」=「馬鹿にする文化」として捉えていますが、どうやらこれみたいな気がしますね・・・日本製品は、年々入門用の安価な製品が消滅して、高価な製品へとシフトしているみたいな気がしてね。確かに、人件費を捻出するには、付加価値性の高い製品でないと無理という部分もありますがね。

 このところ、私のテーブルの上に出ているフルートが・・・昔の洋銀製の物が多く並んでいて・・・新品価格7000円ちょっとの中国製も・・・安物中国製は安物で使い物にならないか?と言えば・・・一緒に並んでいる、ムラマツのスタンダードやサンキョウのArtistと比べて・・・私の腕では遜色がない・・・下手すぎるともいえるが・・・もちろん、それぞれのフルートには音色の違いがあるが・・・

 ああ、ムラマツのダークな音ってのは・・・なんだかドヘタが吹くとそうなるというような気がしてきましたね。息の速度が無い・・・ビール瓶を吹くような・・・それだけの事の様でね。口の形が不適切で、息の束のコントロールが悪すぎるとということのようですね。さすがに、2年近く、毎日数本のフルートを吹いていますから、ドヘタではなくなりつつありますが・・・フルートは結構、1本1本個性を持っているという感じですね。

 いま、テーブルの上には古いニッカンのNo.30が2本並んでいます。吹き比べてもその差は・・・ほとんどないですね。シリアル番号は5000番ほど違いますが・・・何しろ中古の手入れの悪い物ばかりですから・・・近頃仲間入りしたやつは・・・始めて吹いたときに、あれ?これってニッカンの30かよ?という感じ・・・一応、もう1本のニッカンはケースが無いので、テーブルの上に常駐ですから・・・比較は簡単。

 反応は鈍いし、音は濁るし・・・まあ、単に調整が悪いだけなんですがね・・・きっちり調整すれば、持ち替えてもわからない・・・そのレベルの工業製品のようですね。

 まあ、日本製ですからこいつを吹いていても馬鹿にはされないが、中国製だと馬鹿にされるかね・・・別に、中国製のフルートだって、悪くは無い・・・プラ管でも・・・ムラマツの9Kと比較しても別に遜色があるわけでもない・・・使い方次第ですかね。少なくとも、安物であれ・・・あれば、フルートが吹ける!これが大きな違いですね。

 さて、中古でも顧みられることのない価格帯のフルートでも紹介しますか・・・

 今日話題にしたニッカンの30このフルートは・・・高級感があってね。

 あれ?写真を撮ろうと2本のニッカンNo.30を見ていたら、リッププレートの形状が微妙に違いますね。手前の方のリッププレートが中央が低くなっている・・・わずかに・・・シリアルは5000番ほどの違い・・・しかし、わずかに違うんでね。なんで?頭部管のバリエーションがあったのかね?

 まあ、大昔のフルートですから・・・かなり、いい加減なのか?音の差は感じられませんが・・・?

 写真に撮ると、どうも表面の荒れが写っちゃいますね・・・シンプルな控えめなものですね。

 近いうちに、全体に磨き上げて、フルオーバーホールして、新品に近い状態にしたくなりますね・・・なかなか、上品な感じのフルートですから。

 頭部管はかなりきれいになってきていますが・・・

 キイは左のような感じですね。

 きれいに磨き上げないとね・・・音も悪くないし・・・まあ、洋銀製のフルートはどうしても輝きが失せていきますからね・・・まあ、銀製品より扱いが難しいですね。

 しかし、気になるのは・・・フルート用のケミカル用品があまり無いような感じでね。

 右のやつ・・・バズ・シルバークリーナー・・・これは良いですね。

 成分は多分・・・チオグリコール酸アンモニウムか何かで、銀の酸化物を還元して・・・使うと、茶色く変わるのでね。そして、アルコールに混ざるほのかな香りは・・・カルバナ蝋でしょうね。

 銀の硫化物を還元して取り去り、ワックスをかけているので保護層が表面にできる・・・車のワックスのシュワラスターのワックスと同じ香りですね。実は、車にワックスにはシュワラスターを常用しているので・・・めったにワックスがけをしませんが・・・実は、フルートもワックスがけをするわけです・・・サボるとちゃんと茶色く変わりますね。丁寧に磨けばOK・・・

 このバズは・・・事実上、車のホイールの鉄粉取と同じようなものですね。実は、実験してみました・・・ワックス成分が合成ワックスですね・・・まあ、これも代用になるけど・・・バズの方がきれいになりますから・・・やはり、これが楽ですね。

 カルナバ蝋は食品添加物の物がありますから・・・それを使う手もありますね・・・チョコレートなどのコーティング剤などに使われる奴ですね。薬局方でも指定がありますね。錠剤のコーティング剤などに使われていますね。

 さて、足部管・・・まあ、ちょっと古臭い感じもしますが・・・まあ、悪くないですね。やはり・・・ピントップはちょっと違って見えるところが良いかもしれないですね。

 まあ、J.Michaelの奴もピントップアームですから・・・磨くとなると、普通のYアームの奴の方が楽ですからね。まあ、丁寧に磨いていれば問題ないですが・・・汗や手の油が残っていると、深く腐食するのでね・・・それが問題なだけですね。銀は直ぐに硫化するし・・・ニンニクや玉ねぎを炒めたりすると、すぐに茶色くなりますからね・・・こいつが問題ですね。

 よく、洋銀製は傷みやすく長持ちしないなんって言われますが・・・私に言わせると・・・使い方が悪いとしか言いようがないですが・・・確かに、洋銀は安物というイメージが強いですが、だから、きちんと手入れしない・・・そういったのは理由にはならないとね。

 洋銀のフルートもきちんと手入れできないようであれば・・・銀製などはもっと扱いが面倒なんですがね・・・まあ、腐食しにくいのは確かですが・・・まあ、洋銀のフルートもきちんと扱えなくて、傷みやすいとか長持ちしないと言っているようでは・・・どんな扱いをしているのやら?何しろ、金属ですからね・・・持たないわけは無い・・・私の所にも、古いフランス製の洋銀に銀メッキのフルートがありますが・・・多分100年ほど前の製品ですが・・・今でも問題なく使えますからね・・・材質は白銅ですが銅とニッケルの合金・・・50円玉や100円玉の素材ですね。洋銀は洋白、ジャーマンシルバーなどと呼ばれる500円玉の素材ですね。銅とニッケル、亜鉛の合金ですね。この亜鉛が・・・結構曇りを作り出してくれますがね・・・

 私も、ルイ・ロットの白銅のフルートなども欲しいと思いますが・・・さすがに買えませんね・・・吹いてみたいとは思いますが・・・さすがに高すぎますから・・・20万円が限界ですね。近頃は2万円が限度・・・100本たまったら中古のフルート屋でもするか・・・

 しかし、日本語でルイロットの材質の・・・マイユショール・・・Maillechort フランス語で ニッケルの ですね。発音はGoogle 翻訳 Maillechort のようですね。私にはマイショーに聞こえる・・・ニッケルシルバーの略語のようですね。フルートの用語や、フルートの手入れなどの扱いはなかなか難しい・・・

2016.10.04

  

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