現在をうろうろ(2122)
日本貧窮者経済新聞
 偉大なる安倍晋三閣下の9月5日の記者会見は・・・?(4)

 さて、平成28年9月5日 内外記者会見 平成28年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ こいつの前回の続きですね。

 「晴れて方(まさ)に好(よ)く」、「雨も亦(また)奇なり」。
 「本物」は、いかなる状況でも、その輝きを失うことはありません。古来、絶景を称えられてきた西湖を、今回訪れることができました。心温まるおもてなしをいただいた杭州の皆様に、心から感謝申し上げたいと思います。


 これって・・・Wordで作った原稿をテキストに落としたのかね?振り仮名はこんな風にテキストになるというか()は手で付けたのか?自分で原稿を書くときはルビは要らない・・・原稿作家君がたぶん読めないだろうと思って入れたのか?公開用だから普通の使い方でないやつに読みを入れたのか?まあ、わかりませんが・・・教養がいるね・・・

飲湖上初晴後雨
 水光瀲艶晴方好 山色空濛雨亦奇 欲把西湖比西子 淡粧濃抹總相宜

 こんな七言絶句ですね・・・有名な奴ですから・・・湖上に船を浮かべて飲んでいたらはじめは晴れていたが、あとで雨になっちゃった・・・そんな状況を詠った詩ですね。晴れていた時は、さざ波に輝く光が良かった、雨が降ってきたら、雨に煙る空と山の様子もまたよかった、西湖と西子(中国四大美人の一人)を比べるならば・・・光で装われている薄化粧も、濃いヴェールに包まれたさまもどちらもふさわしい・・・こんな所かね?妄想的解釈・・・これで、合格点がもらえるかは教師次第ですね・・・

 結句からの演繹をしたくなるのでね・・・薄化粧・・・光のきらめき、濃い化粧・・・地が見えない・・・どちらも良い・・・起句は光、承句は雨・・・転句で西湖を美人に例えて・・・結句でどうでもよい・・・じゃなくて良い景色でも美人でも、素顔でも化粧をしても良いものだ・・・酔った勢いで書いているから、解釈の内容はあてにならないよ・・・

 でも・・・起句の西湖の水の幻惑は西湖を表しているのかね?お日様があってのきらめきですからね・・・酒を飲んで軽く酔って・・・湖面の光の戯れを楽しんでいた・・・雨にあって、初めて周りを取り巻く景色を見た・・・そんな感じですからね・・・しかし、結句からするとこれは取れない・・・西湖の水面の光のきらめき・・・雨で消されて・・・仕方なしに周囲を見渡して・・・西湖の水面のきらめき以外の、周囲の景色によって西湖は装われているのだ・・・そんな感じですかね。

 景色や詩はそれを見る人の数だけ解釈があるわけですからね・・・景色や詩を楽しむことより・・・点数がもらえる解釈が優位である・・・かな?この詩もまっとうな点をもらうために学んだ気がするが・・・

 ふと、学生時代のレポートを思い出しましたね・・・遊ぶ金欲しさに同じテーマで何本か書いた奴・・・頼まれ物は出題の趣旨に沿って、授業内容に即して・・・それらはA(優)でしたね・・・自分用に書いた奴はB(良)・・・余計なことをしてはいけない・・・ある種の教訓・・・でもね・・・自分で勝手に考える癖があるんでね・・・わかっちゃいるけどやめられない・・・

 西湖を見て・・・この詩が頭に浮かんだのか・・・大したものだ・・・受験勉強で必死に覚えたのにな・・・漢文に関しての知識があるのは、私の経験では・・・受験で学んだ連中が多くてね・・・高校では古文のおまけですから・・・付属の連中は漢文の素養の無い連中が多かった気がしてね・・・さすが偉大なる安倍晋三閣下、大したものだ・・・

 私は明日、ラオスへと向かいます。この半月ほどで、リオデジャネイロ、ナイロビ、ウラジオストク、杭州、そしてビエンチャン。地球2周分の距離を動き、積極的な外交を展開しています。スーパーマリオのように、土管でワープできれば一瞬ですが、そういうわけにもいきません。

 どうも、リオのオリンピックの奴は問題になりそうな感じですがね・・・国ではなく都市が開催するというのが基本にあるし・・・あれでどれだけの金がかかったのやら?外交成果は?売名行為かね・・・そのうち土管に埋められてしまうか住むようになるのじゃないかと・・・移動距離で外交を騙らないでほしい物ですがね・・・最近は、先進国へ行くのが怖いのではないかと・・・それとも、相手にされていないのかね?そのあたりが気になりますね。

 不透明感を増す世界経済、地域紛争、テロ、難民。世界は今も、様々な課題に直面しています。そうした課題の解決に、 日本は「積極的平和主義」の旗を掲げ、リーダーシップを発揮してまいります。世界の平和と繁栄に貢献していく決意であります。

 積極的平和主義の意味内容が問題なのですが・・・時々解釈を変えるのではないかとね・・・確か、軍拡による戦争の抑止の意味で使ってたと思われるのだが・・・戦争の恐怖の伝道かね?いつものことで・・・何か平和に貢献するようなことをしているのかというと・・・徒に緊張感を高めるばかりではないかね?

 南シナ海の問題を始め、ASEANも様々な課題に直面しています。いかなる時においても、また、課題が複雑であればあるほど、私たちは原則に立ち戻ることが重要です。
 いかなる紛争も、力の行使や威嚇ではなく国際法に基づいて、平和的・外交的に解決しなければなりません。


 南シナ海の現状を本当に理解しているのかね・・・どこの国も岩礁に人工的な施設を作っている中で、中国だけを非難することは困難だしね・・・南シナ海の周辺国の間での会議を偉大なる安倍晋三閣下が主催するというのならわかるが・・・

 このあたりの浅瀬には、ざっと左のように施設があってね・・・見落としているのもあるから・・・調停するのはなかなか大変だと思うのだが・・・偉大なる安倍晋三閣下の外交能力で何とかなるものではないと思うね・・・試しに、公海の開発に関する国際会議でも主催したら?・・・何か主導的な役割を担うつもりはなさそうですが・・・

 法の支配ってのは・・・みんなが納得して認められたもの・・・南シナ海は、事実上無法地帯なのでね・・・そこに新しい法を作り出さなければならない・・・裁判所の裁定ではなくてね・・・裁判所は既存の法の範囲でしか行動できないが、現実は既存の法を超えて進んでいる・・・したがって、新しい法を生み出さなければならない・・・そのために、国際会議を主催するというのであればよいのですがね。その気配はない・・・国際法に基づいて、平和的・外交的に解決・・・外交をきちんとやろうね。ということだけですが、その気配が無い・・・

 法の支配を貫徹し、この地域の平和と安定、そして将来にわたる繁栄を確かなものとする。東アジアサミットでは、そうした地域の未来について、ASEANの友人たちと共に、しっかりと語り合いたいと思います。
 私からは、以上です。


 ああ、日本国憲法は携帯電話もない時代に作られた時代遅れの憲法だから、新しい憲法=新しい法の支配体系を構築しなおすつもりなのではないのかね・・・南シナ海の現状は、海洋法が作られた時代と大きく変わっていますからね・・・中国の領土は日に日に拡大中・・・中国の領有する島は日に日に減少中ですからね・・・

 しっかりと話し合ってほしいものですね・・・原稿を読むのでなく・・・

2016.09.11

  

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