現在をうろうろ(212)

 中国人民解放軍・・・空軍・・・そのインフラは? (1)

 さて、北海艦隊をざっと見たから、それに関連する航空支援体制をチェックしてみますかね。空港は簡単には隠せないですから、比較的余裕で見つけられると思われますからね。しかし・・・中国の海岸線は長いですから・・・とにかく、中朝国境の海に接している端から眺めてみましょう。

 左の写真が中朝国境の丹東市の西の方にある空港です。どうやら民間と軍用の共用空港ですが、軍用のウエートが高いような感じですね。2500m程度の滑走路ですね。右の広いエプロンの部分が旅客機ターミナルのようです。

 ただ、大がかりな地形の改変を行っていますから、この空港の機能は・・・未知数ですね。一応左の方が軍用区画で、軍用の格納庫などがあります。燃料区画は中央ですね。基本的には戦闘機基地ですが、大型機も可ですね。格納庫の区画は拡張されそうな感じです。

 この空港への燃料供給は不明ですが・・・現状で、地下タンク3基で運用しているようです。現状での燃料保有量は直径10m長さ50mの地下タンクだと思われるので・・・4000立米×3=12000立米程度ですね?いや・・・7基の地下タンクがある・・・28000立米もか・・・F-15あたりの戦闘機なら5立米程度の搭載ですから・・・かなりの保有量ですね。そして、まだ燃料区画に余裕がありますね。左の写真がその燃料区画です。給油車両の数はかなりありますから。運用能力は高いと思われます。

 茨城空港の民間航空用の燃料タンクは200立米が2基ですかね。軍用は地下タンクでかつては2000立米3基でしたが、現在は6000立米1基のになていますから、この基地は燃料はかなり保有している事になりますかね?しまった・・・油種が軍用と民用では違う・・・戦闘機用は・・・?現状では12000立米か16000立米のどちらかですかね?

 さて、戦闘機用の格納庫は右のようなものですね。配備されている戦闘機が1機出ていますね。この一連の写真からするとおよそ20機程度の戦闘機があるようです。こいつは整備用の格納庫で、基本は露天駐機かね?いや・・・交互に入れれば入るか・・・

 日本だと、それなりの格納庫があるような感じですが・・・詰め込めば2つの格納庫に20機程度は入りそうですが・・・運用の基本が分からないから何ともね・・・そもそも、この手の格納庫にどのように飛行機を詰め込むのか?交互に・・・少なくともこの格納庫は拡張工事を受けていますから・・・

 とにかく、百里基地ぐらいの規模である事は間違いなさそうですね。中朝国境ですから・・・この格納庫より先にもそれなりの道がついていますが、どうやら街灯があるようで、航空機はここから先へは行けなさそうですね。

 あとは、弾薬庫が必要ですが、それらしい場所は・・・

 多分、距離からすると左の写真の場所ではないかと、航空機用のミサイルと銃弾ですから、こんな感じですかね?

 一応、斜面で半地下なら、これでも弾薬庫となりうるような?少なくとも、戦闘機用の兵装であればこんなものかと・・・まあ、こんな感じのものが戦闘機を有する基地の様子かと理解したわけです。

 さて、次の空港は東港市あたりにある飛行場です。

右の写真の上の方に丸があってその上には対空陣のような感じのものがあります。さて、この空港はどんなものか?・・・どうやら現在は使われていない廃墟のようなものですね。

 対空陣地のように見える部分の大きな円はもしかして、爆撃演習用?類似のものは、左のやつですね。これは、大日本帝国陸軍の鉾田陸軍飛行学校の爆撃演習用のものです。この場所は現在は水道局のタンクがあったっけ・・・近くに、この爆撃目標の着弾観測所が残されていますね。

 多分、この手のものと思われます。上の写真のものは・・・現在使われているかは不明ですね。それとも射爆場として使われている?ちょっと分かりませんね・・・

 ちょっと気になるのは・・・近頃の戦闘機は・・・戦闘爆撃機として運用される場合がありますね。F-4などは結構爆弾をばら撒いていたような?我が国の自衛隊だとF-2が支援戦闘機として爆撃を行いそうですが・・・爆撃演習は行っているのかね?ちょっと気になります。

 廃墟となった基地では仕方ないですから、次に行きましょう。しかし、廃墟があるという事は、軍の再編が行われているという事なのでしょうね。日本にも昔は山ほど飛行場がありましたが・・・敗戦でほとんど消えてしまいましたからね。

 廃墟からさらに西へ・・・普蘭店市の近くの基地には、先ほどのものと類似の爆撃目標がありますね。右の飛行場ですね。ここには掩体壕が2ダースほどあります。40機ほどの戦闘機と2機の大型機が見受けられます・・・この基地は、この8年ぐらいの間に大きく整備されたようです。掩体壕は2005年には存在しませんから、本気の攻撃に耐えられる航空基地という事になりますね。コンクリート製の掩体壕は破壊するのが大変ですね・・・日本の自衛隊基地には戦後新設されたものは?専守防衛だから・・・先に攻撃を受ける事が前提ですが・・・掩体が整備されている気配は無い・・・

 すると、我が国の軍は先制攻撃をする事を前提にしているのか?それとも、単に貧乏で兵器は揃えましたが、とりあえず納屋にしまって防弾までの予算がつきませんでした・・・そういった事なのか?張り子の軍隊なのか気になりますね。中国空軍は敵の奇襲による一撃に耐えられるように作られている事は間違いないようです。

 この基地の北東に、地下燃料タンク群と弾薬庫らしきものがありますね。燃料基地とは地下のパイプラインでつながれていると思われます。土を掘り返した跡が続いていますから・・・

 駐機している大型機は左のようなものです。さて、こいつは何だ?雰囲気はアントノフのAn-12っぽいかな?どうも航空機を識別するのは苦手です・・・そもそも、覚える気がない・・・それが問題ですね。

 新鋭機のY-9は配備されているのか?・・・ふと、こういった写真解析・・・機体の識別とかそういったものは自動化されていてもおかしくないですね。顔で個人識別を行ったりするご時世ですから・・・鼻先がとがっていなくて、お尻がすっきりとしているとか・・・大きさや・・・兵器のデータベースでも作ればなんとかなるかな・・・余計な事ばかり考えてしまいますね。結局のところ画像解析技術ですから・・・

 日本の偵察衛星はどのくらいの解像度なのか気になりますね・・・そういえば、Googleが衛星画像サービス会社のスカイボックス・イメージングを買収しましたね。

 画像更新頻度が毎日になったら・・・軍事行動は事実上、庶民によって監視される事になりますね・・・私が今やっている事なんか・・・数十年前の軍事衛星による画像解析のようなものですからね・・・

 この飛行場に近くには・・・南南東14kmほどの所に廃墟となった空港がありますね。写真が多いので、一旦切るとしましょう・・・それでは次回・・・

2014.06.12

  

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