現在をうろうろ(2107)
日本貧窮者経済新聞
 偉大なる安倍晋三閣下の東方経済フォーラム全体会合 安倍総理スピーチは・・・?(1)

 さて、偉大なる安倍晋三閣下の原稿でも眺めますか・・・まあ、賢い人が書いているようですから、いろいろな事柄が出てきて面白いですからね・・・演説は、たどたどしいのであまり聞く気にはなりませんが、時々はチェックを入れますけどね・・・聞くと、こいつは大丈夫かよ?なんって思っちゃいますからね。平成28年9月3日 東方経済フォーラム全体会合 安倍総理スピーチ 平成28年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ 興味深いウラジオストクの話がたくさん出てくることでしょう・・・

 司会のケヴィン・ラッド豪州元首相、御紹介ありがとうございます。そして朴槿恵大統領、再びお会いできて大変光栄に思います。何よりもウラジーミル・プーチン大統領、お招きに応じて、初めてウラジオストクの地を踏むことができました。心より嬉しく思っております。

 外交成果は何かあったのやら?その方が気になりますが・・・まあ、普通の挨拶ですかね。

 今回は、もちろん飛行機でやって来ました。しかしこの街では、港がその玄関です。海から見ると一際美しいといいますから、ウラジオストクは本来なら、船で来るべき街なのかもしれません。約百年前、湾内から見た景色に息を呑み、「ここより美しい場所が、何処にあるだろう」と著書に記した人がいます。かの有名な、極地探検家のフリチョフ・ナンセンでした。

 船で行くと・・・境港を出て韓国の東海経由でウラジオストクへ行く航路があるのかな?DBSクルーズフェリーの旅客利用-とりネット-鳥取県公式サイト これですね・・・ふむ、結構近いね・・・ウラジオストクに14時に入港ね、これは良い時間ですね。私もお金持ちなら行きたいものですね。

 ウラジオストクの街はGoogleEarthで予習済みですから、かなり自由に歩き回れると思いますね。こういった水道に入って、左の方へ航行していくとウラジオストクの港へといけますね。まっすぐ行くと本土と、東方経済フォーラムの行われたルースキー島とを結ぶ橋・・・写真中央の水道を結ぶ橋がありますね。東ボスポラス海峡の上を横切る世界最長の斜張橋ですね。

 港を横切る橋の上からの眺めだと右のような感じですね。軍事基地と工場と発電所なら詳しいですが・・・一般観光用の見方をしていないので、ちょっと面白がって眺めていますがね。

 ふむ、フリチョフ・ナンセンね・・・ノルウェーの科学者で極地探検家の話か・・・ナンセンは北大西洋辺りを航海していましたね・・・いつごろの話かね?・・・どうやら1913年のカラ海からシベリア内陸部への交易路を探る旅で、ウラジオストクへ行ったようですね。Through Siberia, the Land of the Future - Cambridge University Press どうやらこの本のようですね。偉大なる安倍晋三閣下の博識なこと・・・すごいね。私は極地探検の方は多少は読んでいますが・・・岩波新書のナンセン伝は読んだっけ・・・記憶が確かではない・・・手にした記憶はあるが・・・近いうちに自宅の書庫をチェックしなきゃ・・・Through Siberia, the Land of the Future - Fridtjof Nansen - Google ブックス どうやら、このあたりの記述のようですが、閲覧制限で先がわからない・・・平易な英語で訳されているようで・・・私でも何とか読めますね。

 ああ、抜粋はありますね・・・Vladivostok travel guide - Wikitravel Fritiof Nansen, the Arctic explorer described the city: "It reminds me of Naples by its location on terraces. Although there is no Vesuvius the city has a beautiful harbor and islands".ということのようですね。

 街の中にも訪れたい場所があります。アリューツカヤ通りへ行くと、「王様と私」でオスカーを取ったユル・ブリンナーの生家があって、銅像も立っているそうです。ここは外せません。

 ユル・ブリンナーの生家か・・・左の写真のような場所ですね。43°06'51.5N 131°52'51.8E - Google マップ ここですね。ул. Алеутская - Google マップ なかなか面白いね。ウラジオストク駅の近くですね。帝政期のロシアの建物ですかね?ユル・ブリンナーが生まれたのは1920年・・・

 それからプーチン大統領ならよく御存知の、ロシアに初めて講道館柔道をもたらしたワシリー・オシェプコフは、コラベリナヤ通り21番地というところで最初の道場を開いたそうです。その建物もまだ残っているのでしょうか。そんなあちこちへ行くのは、いつかまた来た時の楽しみに取っておきます。
  その「いつか」を、そう遠くない将来にしたいと思っています。どうしてかは、後ほど申し上げたいと思います。


 住所からすると、右の写真の場所のようですが・・・レストランか何かのようですね。GoogleEarthの写真をチェックするとПервый клуб дзюдо とありますからВЛАДИВОСТОК И ДЗЮДО Клуб при Японском центре во Владивостоке 多分この場所ですね。43°06'48.5N 131°53'55.1E - Google マップ ここですね。

 ウラジオストクには、ロシア帝政期の魅力的なお菓子のような建物がいっぱいあって面白いね・・・

  プーチン大統領は、議会に報告する年次教書で毎年、国家発展のため最も重要なのは、ロシア極東地域の開発だと指摘しています。ウラジオストクを「自由港」とし、これをモデルに、他の港湾都市も自由港にするお考えです。ウラジオストクに、往年の、真の国際都市としての面目を取り戻させたいと思っておいでなのでしょう。

 あれ?往年の国際都市?現在も国際都市じゃないのかね?極東地域の発展は伸び代がありますからね。最も人口増加が見込める地域だと思いますね。ロシア・中国・北朝鮮そして韓国の貿易が盛んになりつつある中でね。ああ、偉大なる安倍晋三閣下は、このあたりの貿易事情を知らないのか・・・ウラジオストクに、往年の、真の国際都市としての面目を取り戻させたい・・・この言い回しからするとね。やがて、ウラジオストクに中国からの高速鉄道が伸びてくる・・・今もなお国際貿易都市じゃないのかね?

 プーチン大統領のそんな夢は、私の夢でもあります。プーチン大統領、このウラジオストクを、ユーラシアと太平洋とを結ぶ、ゲートウェイにしようではありませんか。

 昔も今もそうなんじゃないかな?ヨーロッパの国々と直接つながる場所ですからね。シベリア鉄道によって・・・それで、マツダがこの周辺に進出している・・・ああ、「日本らしい日本」の頭には鉄道貨物ってものは頭にないということかね?確かに、日本を中心に考えると、ウラジオストクはそれほど重要な国際貿易都市とは考えないということかね?そういえば、モンゴルの石炭が、このあたりから流れてくる話はどうなったのかね?製鉄用なら、この近くの炭鉱の石炭が良いのでは?八幡製鉄所をモデルにした北朝鮮にある製鉄所はここの石炭を使っていますからね・・・モンゴルのは燃料炭にしかならないのでは?それも気になりますね・・・

 あとは、アムール川沿いの諸都市に関しても、あまり知られていないかもしれないね。極東のロシア海軍の艦艇が建造されている場所とか・・・最寄りの海岸から240km離れた内陸にあるコムソモリスク・ナ・アムーレ、ここには製鉄所があって、造船・航空機製造もおこなっていますね。50°32'31.7N 137°02'57.4E - Google マップ この造船所、Yu・A・ガガーリン記念コムソモリスク=ナ=アムーレ航空機製造合同の工場もある・・・50°35'56.9N 137°04'19.0E - Google マップ 1930年代に、目的で都市が作られていくのでね。「日本らしい日本」は結構他国を見下げて考えるので、おらげの村とやり方が違うと、遅れている!とか言い出しますからね。アムール川沿いの諸都市と不凍港であるウラジオストクとの関係を見ていないような感じですね・・・役割ってのが重要なのだが・・・「日本らしい日本」は役割を振るのが下手みたいだね。幕の内弁当みたいに詰め込んでしまう・・・それも、良い面もありますがね。

 ああ、一旦切るか・・・極東ロシアの産業などを調べたくなっちゃうから・・・そんなことをしたら終わらなくなる。

2016.09.07

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの

 首相官邸ホームページ
 国会提出法案|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren


食べ物が・・・

 野菜ナビ

inserted by FC2 system