現在をうろうろ(2105)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(30)

 さて、相変わらず海岸の小屋の庭は実験場と化していますね・・・キュウリの肥料の最適化を図って、それなりに成果があったのですが・・・食の嗜好が変わって、キュウリは大きくなきゃダメ!って方向転換・・・キュウリが肥大してからの収穫を始めたら・・・葉に異変が・・・葉脈の辺りだけが色が濃く、葉の周辺の色が落ちてきている・・・病害虫・生理障害情報 野菜栽培での病気 害虫 生理障害情報  タキイの野菜 【タキイ種苗】 これによると、カリウム・カルシウム・マグネシウムの不足ですね。葉の色が落ち始めたので、苦土石灰は投入済みとなると・・・カリウム不足が考えられる・・・
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 亜鉛 マンガン ヨウ素 セレン クロム モリブデン
1 200 26 15 36 0.3 0.2 0.11 0.07 1 1 1 4
 食品分析表を眺めると上のような感じですからね・・・カリウムが確実に不足・・・100g当たり0.2gも含まれているから、明らかに不足するわけですね。カルシウムやマグネシウムとは桁違い・・・直径で倍近いから・・2×2×2=8倍も余計に肥料が必要になると考えればOK・・・道理で・・・

 近頃は、様子が変わったとなると食品分析表を眺めての肥料計画ですね。明日は、ばっちり根圏にカリウムを投入しなければ!花の付も急に悪くなったし・・・植物の肥料に対する応答速度は結構早いことを実感しますね。私の食の嗜好が変わったのが8月の末、台風のやってきたころあたりですね。花芽が減ったり、葉の色の変化は数日前に気になって・・・こりゃ、日誌をつけないといけないかね?研究ノートなんか取り始めたら本気の研究にしなきゃいけなくなるから遊び研究にしてるのに・・・

 まあ、食い物ですから・・・かなり本気ですが・・・だいぶ、私の目も良くなってきましたね・・・ちょっと気になるのが、左の情けないキュウリの葉なんですが・・・台風で2本の蔓がごちゃごちゃになって、さらに別れたやつも絡み合って、順がわからなくなっていますが・・・なんとなく、葉が成長した時の栄養状況を保存しているような気がしてね・・・なんとなく、カリウムが不足していた時に大きくなった葉が、カリウム不足に早く反応したのではないかと・・・たぶん、葉が大きくなる時に、液胞に大きくなった時の肥料状況が収められていて・・・実の肥大によるカリウム不足で、カリウムの供出に応えるために、カリウムの放出を行うと・・・貯蔵時点でのカリウムの不足した葉からカリウム不足の症状が出る・・・葉にとびとびに出てるのでね・・・

 写真左上の葉は、根圏投入に変えた以降の生育にかかる葉なので、若いし肥料状況が良かったから健全・・・下の方の葉は、ひどく劣悪な条件で生育させていた時の葉で・・・これに似た状況で、葉面散布によって健全であるかのように戻ったことがある葉なのでね。

 まあ、推測としてはこんな感じですかね。明日は、カリ肥料を投入しないと・・・まったく、基本的に地力が無いですから、肥料不足は直ぐに出てきます・・・鉄とかも足りないかも?しかし、ここで投入したものが回り回って私の口に入るのでね・・・ただ、当の私は・・・どうやらナトリウムが不足しているようですね・・・海水を蒸発させているやつ・・・かなり濃くなってきていますが・・・味見をすると、塩辛さがあまり感じられない・・・多分、ナトリウムが不足・・・カリウムは十分だろうと・・・微量元素もそれなりに・・・私の口の中に入った量で、追肥を・・・ん!科学的・・・間接的に肥料を食べているようなもの・・・

 さて、海岸ではダンゴムシによる食害が激しくて・・・昨日空いている所に蒔いたひよこ豆が、さっそく食害にあっていますね。このほか食害は・・・トマトにもあって・・・

 なぜか、トマトのへたが食害にあうのです・・・右のようにへたが短くなっていく・・・裂果すると、裂け目にダンゴムシが現れますが、こいつを齧っているのは何なのか不明ですね。

 葉の食害は今のところ無いですが・・・徐々に、おいしいものがあることがばれつつあるような感じですね。どうやら、肥料及び水の根圏への直接投入はなかなか調子が良いようです。追肥の管理も簡単ですから・・・

 今頃になって、ミニトマトの花は全力で咲いていますね。いつの間にか、枝葉が普段見ないところへも伸びて・・・

 8個ほど熟れたのがあって、おいしくいただきました・・・どうやら、トマトの方も管理の基本が見えてきた感じですね。

 このところの不安は、右の奴、雨どいと軽石・ミズゴケを使った水耕栽培もどき・・・資源を最小限に・・・青梗菜の根圏は結構小さいことが分かりましたからね。

 エアレーションなしで・・・実は、こいつの肥料は苦土石灰と普通の高度化成15-15-15を使ってみようと思っているのでね。高価な肥料は使わないで、一般的な奴をそのまま使うとどうなるか?全滅覚悟で例のごとく始めましたがね・・・ただ、幸いなことに、水の流動はほとんどないようなので、濃度傾斜をつけるようにしていますから・・・うまくいけば、最適条件を見出せるかもしれないというわけです。さて、どうなるやら?現状では・・・水中の酸素濃度は高いはず・・・盛んに酸素の泡を出しているやつらがいますからね・・・うまい具合に仲良くやってくれるか・・・青梗菜が大きくなった時にどうなるかですね・・・そのころになれば・・・根が水中と水上に半々になって・・・水位変動がなければそれなりに育ちそうな気がしてね・・・貧乏なので、水までケチることになる・・・

 あとは・・・新規に始めたトマトの水耕栽培・・・こいつはあとで紹介しましょう・・・

2016.09.06

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの

 首相官邸ホームページ
 国会提出法案|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren


食べ物が・・・

 野菜ナビ

inserted by FC2 system