現在をうろうろ(2096)
日本貧窮者経済新聞
 TICAD VI 官民円卓会議提言なんてのがあるね・・・?(10)

 さて、TICAD VI 官民円卓会議提言 ってやつの続きですね。なんだか、日本の都合だけで構成されているような感じですが・・・この内容で大丈夫なのかね・・・とりあえず、世界中の誰もが見られるわけですからね。まあ、だから事後的に公表しているのだと思うが・・・

 なんだか、日本の首脳外交は・・・米中首脳会談 協力確認の一方 鋭く対立 NHKニュース こういったものを見るとね・・・4時間も会談をするんですから・・・通訳が入るから、実質は半分程度でしょうが・・・オバマ大統領のスタンスからすると、数字などをちりばめての、内容の濃いやつをやるわけですからね・・・偉大なる安倍晋三閣下との寿司屋での話は、偉大なる安倍晋三閣下がすぐに話についていけなくなっていたようですからね・・・当然、寿司屋の店主は濃密な話の始まる中で、寿司は出せないから困る・・・すきやばし次郎「オバマ大統領は、出された寿司を全部食べた」

 来店したオバマ大統領と安倍首相は、着席するなり「最初から事務的な難しい話に入られたので、どうしていいかわからなかった」が、「普通に出してくれ」と言われた二郎さんが、通常の客にも出す20貫3万円(税抜き)の「おまかせコース」を握った。

 禎一さんは「(おまかせコース20貫を)一通りお出しして、大統領はお出ししたものは全部召し上がりました。日米交渉の話があったので、味わって食べて頂いたかは分かりませんが、『今まで食べたお寿司の中で最高だ』とおっしゃって頂いた」。この「最高だ」の台詞を3回言ったという。

「寿司を残した」とする報道については「官邸やホワイトハウスからコメントするなと言われていたので黙っていました。お出ししたものは全部召し上がって頂いて、喜んで頂いたので、ありがたく思っています」と話した。


 話ができなくて、20貫を食べて終わっちゃった偉大なる安倍晋三閣下・・・ここで、仕方なしにオバマ大統領は箸を置くしかなかった・・・だから、お出ししたものは全部召し上がって頂いて、喜んで頂いた・・・で、しかも緘口令が敷かれた・・・だれが、「普通に出してくれ」と言ったのかね?・・・あれ?

 オバマ大統領が左手で寿司をつまんだ瞬間、寿司はフランス料理のような世界のグローバルスタンダードになった・・・オバマ大統領は、なかなか通だね・・・しかも、きれいな食べ方をしたって・・・米中首脳会談では濃密な話で4時間・・・

 会談後、両首脳は迎賓館を出て夜の敷地内を散策し、ともに地元の茶を楽しむなど「友好」ムードも演出しました。散策の途中、習主席が「今でも毎日運動しているのですか?」と質問し、オバマ大統領が「いつも走ったり、バーベルを上げたりしています。以前は、バスケットボールをしていましたが、けがでうまくプレーできなくなりました」などと応じる場面もあったということです。

 会談ではよもやま話は無いわけですからね・・・しかも、扱いにくい内容もきちんと話している・・・

 習主席は「中国は、直接の当事国との話し合いを通じて争いを平和的に解決する。アメリカには、南シナ海の平和と安定を守るため建設的な役割を果たすよう望む」と述べ、不快感を示しました。

 不快感はあるでしょうが・・・事務的に、いつもの内容を述べたというだけでしょうね・・・私が気になるのは、この話をどんなふうに切り出していったのか・・・お前のやってることなんか気に入らないんだ!じゃないはずですからね・・・

 アメリカの最新のミサイル迎撃システムの韓国への配備について、習主席が「反対する。アメリカには中国の戦略的な利益と安全をきちんと尊重するよう求める」と述べたのに対し、オバマ大統領は同盟国の安全を守るアメリカの揺るぎない決意を伝える

 これもそうですね・・・別に、戦争をはじめに行ったわけではないですからね。日本じゃミサイル恐怖症でブルってるのがいるから、あやすためにはTHAADでも置かないとうるさくて・・・いや、それでも反対だね。あんなもの置かれたんじゃ、我々はアメリカに対してどんな顔で接しなきゃいけないのかね?2014年の11月の日本の弱虫との会談の後の記者会見の顔かね?それは望まないから、韓国の判断を待って、また話そう・・・こんな風ならOKなのかと・・・

 偉大なる安倍晋三閣下の首脳会談はどうせ、原稿を読むだけなんでしょうね・・・まさか、伝えたいことの文章を読んで、その紙を渡すという・・・そんな形にでもしたいのかね?ああ・・・余計なことを思い出しちゃった・・・偉い人の話を聞かないで、何も考えずに予定の賛意を示す・・・「日本らしい日本」で起こった事件・・・奉答文事件 - Wikipedia

 自分が起草した上記一通を懐中し議場に臨み、これを朗読し、議場の賛同を求めたのである。先例で、単に平穏な文字を並べて誠忠、勅意の副う旨をもって起草されることに慣れた議員は、文言にその意を深く留めなかったのか、満場一致でこれを可決した。

 バカみたいな事件・・・いまだに、これに慣らされているのかね?・・・安倍晋三首相が今年もニコニコ超会議に登場、痛車選挙カーから若者にメッセージ - ライブドアニュース

安倍首相:あらかじめストーリーも結末も決まっているが、色々なことを議論して決めていくのが首脳会談。アジア太平洋地域の平和と繁栄を確保する上で、日米同盟が主導的な役割を果たしていくと世界に示せた。

角谷氏:オバマ大統領はどんな方だったか?

安倍首相:ビジネスをさくさくと進めていくタイプ。しばらく雑談をしたりヨモヤマ話をして本題というよりは、時間を大切にいきなり本題に入っていく。日米間で話すべき課題が多かった。北朝鮮、中国、ウクライナ、TPP、たっぷり仕事ができたなと思う。


 決まっていることしかできない、よもやま話で終わらせることはできない、当人の見識を確認されちゃうと・・・襤褸が出るね・・・このレベルじゃないかと・・・じゃなくて・・・続きだ・・・

A 質の高いインフラ
■概論
 質の高いインフラをアフリカに根付かせるためには,各企業の提供できる「質の高いインフラ」とは何かを明確にし,官民が連携してアピールしていく必要がある。例えば,設備インフラの販売・供与後の活用法やメンテナンスまで含んだソリューションを提案し,ライフサイクルコストを低減することや,パッケージ型インフラ(ハード面と,運営,人材育成等のソフト面の協力とをパッケージとしたインフラ)の提案,ICT の有効活用等は,日本企業が大きく差別化できるところである。この「質の高いインフラ」をこれまで以上にアフリカ諸国に対して広報・アピールし,その重要性への理解を深めてもらうためには,異業種・同業者の協力体制が有効となる。

 ものを売りに行きたいのはわかるが・・・各企業の提供できる「質の高いインフラ」とは何かを明確にするって・・・売りたいものはこれです!これを売りましょう!なのかね?そうりゅう型が輸出できる、これをオーストラリアに売りたいんです・・・喫水8.5mの潜水艦が、9mの水道でつながるスターリング基地で運用できるのか?というところまで考えないというより・・・オーストラリアのニーズを中心に日本が出せるものを考えるという当たり前のことが抜けているような気がするが・・・日本製で質が高い!これを買え!と書いてあるように見えるんでね。

 オーストラリアの潜水艦で、ドイツ案の4000トンクラスの潜水艦の喫水が4.5m程度なのに驚いて、スターリング基地の海図を見て納得したんでね・・・これじゃ勝てないねと・・・

 左のが、ちょっと古いスターリング基地の周辺の海図ですが・・・潜水艦の整備工場へ開削した水道がこの海図には出ていないですが・・・その整備工場までの水道は9mなんでね・・・

 ニーズに合わないものを売ろうとしても断られるのは自明・・・アメリカ様も、この基地に大型艦の展開を望んで、オーストラリア政府に水道の整備を頼んだが、金がないから無理!との回答ですからね・・・喫水12mクラスの艦を入れることは無理・・・アメリカの原潜もスタージョン級も寄港していないから・・・7.4mも無理なようですね。

 たぶん、コリンズ級の6.8mが限界と思われますね。オーストラリアの最大の艦も7mをわずかに超えるだけ・・・オーストラリア海軍の求める艦船は喫水7m未満と考えればよいような感じですね・・・

 だから、この提言の項目は・・・すでに、失敗事例にあたるのでは?まずはリサーチ・・・情報収集によってのニーズの洗い出しと、その提示によってスタートじゃないかね!・・・あ!わが社のこの型、ばっちりですよ!早速打診しよう!

 どうも、アフリカ向けの商品開発をやる気がないようですからね・・・まあ、オーストラリア向けでもまじめにやる気はなかったみたいですからね。結局フランスが・・・原潜にディーゼル機関を乗せて、長さを右の浮きドックに乗る長さまで切り縮めてオーストラリアに売り込んだわけですからね。

 日本は、現地生産は事実上無理だったのではないかと思いますが・・・日本の技術で、初めからオーストラリアの生産施設で作れるデータを・・・コリンズ級を作った欧州のシステムを学びながらの共同開発をやっていれば・・・日本で設計してデーターを欧州などの工場に流せば、そこで設計通りのものが作れれば・・・大きく日本の造船業が躍進できたかもしれないと思いますが・・・

 どうも、設計を工場の努力で現実の形に変えるという日本型の設計から脱却できないような感じですね。・・・ このあたりが・・・インダストリー4.0の思想の違いですかね・・・

 アフリカでも、手持ちのもので勝負したいということなのでしょう・・・日本製が優秀でこれを買わなければいけないという風な脳への・・・洗脳をしたいようですね・・・この作文をした人たちって・・・お財布様の拒絶というやつの威力を知らないのかね?借金するだけの信用がない者にとっての、お財布様の拒否権の発動は否応なしですからね・・・

 さて、今日は重労働が待っているので、米の飯をたくさん腹に詰め込みましたからね・・・こいつで、力仕事をしてこないと・・・指示は記憶しているから、あとは実行するだけ・・・簡単な話よ!

2016.09.04

  

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