現在をうろうろ(208)

 戦争を合理化するために・・・ITの発展のために・・・金がいる。

 義肢や装具の事でちょっと思い出しましたね・・・日本には誇るべき、ロボット・スーツがある事を CYBERDYNE ここの製品ですね。この会社、上場してるんだ・・・2014年3月26日・・・株式を分割する・・・

 CYBERDYNE(サイバーダイン、7779*J)・・・ロボット関連銘柄か・・・ソフトバンクの参入で元気づいている・・・ふむ、ロボット関連株なんって気にしていませんでしたね。ちょっと面白いかも?株の流動性を高めるために株式を分割か・・・業績はまだ出てこない・・・

 この会社の製品は・・・介護ではなく軍需に食い込めれば化けますね・・・災害対策用HALってのがあるね・・・謳い文句は・・・特殊な環境下でのレスキュー活動支援のために、チタンと炭素繊維強化プラスチックで構成された強化全身フレームと放射線遮へいジャケットや装着者用冷却装置、バイタルセンシングシステムを装備しています・・・これの稼働時間が長ければOKですね。少なくとも3日とか・・・最低10時間かな・・・戦争ってのは、結局は体力勝負みたいな面がありますから・・・歩兵は基本的に一人で持てる物の重さで戦力が計られるようなものですから・・・小銃弾がマガジン6個180発で3kgとか・・・これの10倍持てるとか、個人装甲とかできれば・・・それでずいぶんと違う・・・1人乗りの戦車のような装備の歩兵の誕生というのも興味深い・・・まあ、初期は兵站業務ではないかと・・・補給車から動力を供給されるような・・・紐付きの作業支援用などが良さそうですね。

 補給車にドライバーと荷降ろし用のHALを装着した輸卒が荷台に控える・・・輸卒・・・輸卒は今なんていうのかね?輜重兵?輸送科隊員?・・・とにかく荷役作業用に初期導入が良さそうですね。何しろ弾薬は重いですから・・・輸送車の装備の一部という位置付けであれば大きな動力源を持つ必要がないですから・・・重量物運搬に特化できるかもしれないですね。そのうち、台車の代わりにトラックの必需品になるかも?まあ、近頃のトラックは荷台の横が開いて、フォークリフトが活躍するタイプの有蓋貨物車が増えていますから・・・有蓋トラックの荷台での重量物運搬などは流行らないのでしょうがね・・・有蓋トラックの中・・・天井にあと半分とか書いてあるのを思い出しましたね・・・気持は分かりますね。

 重迫撃砲とか・・・そういった、中途半端に重い兵器などの操作用に良いかもしれませんね。160mm迫撃砲弾だと1発約40kgにもなりますから・・・160mm迫撃砲の付属品としてのHALとか・・・

 どうも、旧式な大量生産ができるような兵器ばかりを想定してしまいますね・・・しかし、このロボット・スーツは、軍の合理化には最適なのでは?局地戦の切り札に使えそうな感じですから・・・あとは、投擲補助具とか・・・手榴弾の飛距離が違います!とか・・・

 どうやら、陸戦兵器はIT技術を応用する事で長足の進歩を遂げられる分野であるような気がしてきましたね。軍事技術コンサルティングなんって仕事は無いかね?ふと、そんな事を考えてしまいますね。まあ、SFの親戚かね?ただ、国防ってやつは厄介で、開発資金が使いたい放題になりやすい・・・安価で、他分野への応用も利くようになる開発姿勢が重要になりますからね・・・既存の産業も育成しつつ・・・

 2足歩行の自走兵器とか・・4足でも良いが・・・不整地用の電源車・・・どうかね?犬を連れて歩くように、動力源も連れて歩くとか・・・例のクラウド技術を使って、大量の動きのデータを集めて解析すれば、それなりのプログラムが作りだせるのでは?・・・変なものを想像しちゃいました・・・歩きまわる迫撃砲・・・ブリューゲルの世界のような・・・

 怪奇と幻想の世界・・・やはり、戦争は宜しくないが・・・戦争をネタに金を引き出してより有用なものを作りだすのが良いのかもしれませんね。ただ、政治屋は使いたがるのが多いのが難点ですね。

 戦争用なら、限定目的で大きな予算が見込めますから、こういったあたりで開発資金を稼ぐのが良さそうです。そのうち、核電池とか・・・民生用では使えないような技術だって・・・・

 他には、歩兵を最大限に活用するには・・・スマートグラスかね?視覚情報の共有化・・・戦術的なもの・・・個々の兵士の精密な位置情報があれば、視覚情報は処理して状況把握の一助になりますね・・・複数の視点から捉えた全体像の構築とか・・・

 遺跡調査の高速化・・・掘りながら視覚データを集積して立体構造をマッピングするとか・・・

 戦況データか・・・標的指示なんか面白いですね。そこへ向けて引き金を引けばよい・・・索敵能力の強化ですが・・・問題はやはり電波かね?

2014.06.11

  

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