現在をうろうろ(2061)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(28)

 さて、農業のIoTってのはどんな風に実装すればよいのか?結局は・・・作業の精密化って事になりそうですね。つまり、作業を分解して作業単位を明確にして・・・この作業単位での作業の再構築という事になりますからね・・・作業自体が大きく変わることになりますね。

 残念ながら、よくわからないのは水田耕作のシステムですかね・・・こいつに関しては伝統的な水の扱いがあるでしょうから・・・門外漢の私には見当もつかないという事になりますね。海岸の水田は・・・台地の縁から湧きだす水と井戸からの水で耕作していますから・・・水の権利関係は比較的簡単ですが・・・他の所ではどうなるのやら?多くは広域の灌漑システムの中の一員ですからね。

 しかし・・・興味深いのは、農業の担い手の問題は・・・どうやら、集落システムの煩瑣な奴からの若者の逃避のような感じですね。集落での役割がね・・・結局、それからの逃避があるようですね。海岸に別荘を持って遥か彼方の地から遊びに来るご夫婦・・・今頃、家を息子夫婦に譲って海岸で・・・この予定が、どうやら・・・集落での役の問題で若者が戻りたがらないという事のようですね。

 役所を定年で退職して、すでに5年、今年で主な役は終わるから、海岸で暮らせるかと思っていたら・・・という事のようですね。水当番があるとか、色々ね・・・消防団や様々な役割に縛られる田舎・・・かつて、行われた生活改善というやつの広域版が行われる必要がありそうですね。

 都市の自由・・・地方の自治組織の近代化が行われないと・・・地方への人の回帰は無さそうな感じですね。農業のIoTはそういった地域の農業関連の因習的な部分を破壊できるか?というより・・・担い手がいない事で自壊していくような感じですかね?まあ、私が気にする領域の話ではないですがね・・・しかし、こいつもまた現状ですからね。

 さて、私の所のささやかな食料システムですが・・・すごくいい加減な感じになってきましたね。

 大正金時を水耕栽培しているわけですが・・・どうやら、根圏は大した容積を要しないようですね。そして葉を広げる領域はかなり広いようですが・・・支持体が弱くて・・・いつの間にか左のような状況が通常になってしまっていますね。どうやら、この横に伸びた状態でOKのようです。そうなると、現在の本数の倍は行ける・・・普通に上に伸びるやつと横に伸びるやつを上手く配すれば・・・とか余計な事を考えていますね。

 根は水耕栽培では密植が可能で、光の配分を設計すれば良さそうな感じですね。まあ、左の写真は明らかに失敗なんですが・・・まあ、生きていますしそこそこしっかり花芽もついていますから・・・知見を増やすという目的ではOKですね。いっそのこと、吊るして作るのもありかも・・・すぐに飛躍しますンからね・・・つる性の奴を上に伸ばすのではなく・・・下へ垂らすとかね。

 この実験で使った支持体は・・・どうやら、植物体を支えるのには十分ではないですね。しかし・・・こういったいい加減な栽培ならばOK・・・知見が大きく増えたので大成功・・・

 カイワレ大根も冗談のような水耕栽培へ・・・プランターの網を水面と一致するように下げた人工地面の実験ですね・・・さすがにカイワレ大根の種子が網目を通り抜けて落ちちゃうので・・・ミズゴケを薄く広げてその上に密蒔きして様子を見始めました・・・ただ、これが育つとどうなるのやら?根の密度からすると、水耕栽培では多分、根からの水や養分の吸収はOKだと思いますが・・・光の問題という事になりますが・・・

 根からの養分吸収は・・・

 豆苗をそのまま網の上に乗せたやつですね。すでに4回刈り込んで食べていますが・・・やや、硬いのが難点ですが・・・まあ、食えなくはない・・・こういった小さ目の葉が沢山つくような奴は良いですね。複葉の小さな葉物野菜があれば面白いのですが・・・

 こいつも刈らないと横に広がって行きますね・・・ちょうど大正金時と同じようにね・・・小まめに・・・数センチの刈り込みでそれなりに収穫できるので良いものですね。スープまたはお好み焼きの具材に良いような感じですね。まあ、ちょっと固いものは油でいためれば食えるね・・・

 それから、このプランターには3つの領域があって・・・カイワレ、豆苗、そしてバジルの挿し木による増殖を担っていますが・・・バジルは良く根が出るので素敵ですね・・・例の、配管被覆用の発泡材を輪切りにして穴にミズゴケを巻いた挿し穂を押し込んでおけばOK・・・そのままここで栽培しても良いですが・・・風が吹くとひっくり返るので10cmほどになると露地植えにして、その際に芽を切って来て・・・ここで再生産のサイクルになていますね。

 写真の奴は台風で吹き散らされて・・・ちょっと元気が無いですがね・・・

 そろそろ、培養器を増やしてみるかね・・・既に頭は冬なので・・・冬にはこの栽培法は無理ですからね・・・水温を15℃ぐらいに保つことはかなり困難ですからね・・・地下タンクでも用意してそこからの還流と培養器の断熱を考えれば可能性はありますが・・・培養液を還流させるためのエネルギーの問題がね・・・従って、冬の露地野菜へとそろそろシフトしていかないといけないというわけです・・・

 いよいよ、Keyhole Garden - Google 検索 こいつを実装する時期になってきたかと・・・ただ、冬季仕様にしないと・・・熱帯の乾燥地帯などを想定しているわけでしょうからね・・・素材に関しては・・・水稲資材の流用を考えていますからね・・・あぜ板とか言われるやつですね。貧乏なので、こいつが経済的な気がしてね・・・

 私がやりたいのは農業ではなく、自分の口を養う事ですから・・・とりあえず、自分の体力で持続可能なものを・・・外部からのエネルギー肥料は最小限で・・・そのためのデータ収集ですからね・・・残念ながら、圃場を均一に肥料で満たすような普通の農業のデータがあまり役に立たない・・・水も非常に貴重な資材ですからね・・・いま、密植の上をちょっと収奪する豆苗のような作物をやりたくてね・・・これなら、それほど面積が無くても・・・そこそこ収奪できる・・・気分は収穫ではなく収奪だね・・・人間もある意味害虫並み・・・いや、害虫以上の破壊を行っているね・・・

2016.08.23

  

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