現在をうろうろ(206)

 IT時代の兵站システムは?・・・

 さて、どうせ戦争をするみたいな感じですから、何か面白い兵器を考えたくなりますね・・・現在の兵器システムだと・・・海軍は昔から艦隊戦を行う都合上通信系を重視した軍の構成になっていますね。空軍も然り・・・陸軍は、通信が一般に脆弱ですね。なにぶんにも、地面に這いつくばるような感じですから・・・アンテナを高くに出す事ができない・・・ああ、それで、準天頂衛星が必要になるのか・・・軍事通信システムを構築するつもりなのか?しかし、準天頂衛星の通信への応用はどうなっていたのかな?ちょっと気になりますね。

 ふむ・・・準天頂衛星の通信分野は・・・準天頂衛星システム メッセージ通信サービス これか、これなら陸軍用のシステムに良さそうですね。問題は通信妨害ですかね。結局のところ、電波は通信妨害に弱い側面があるのが難点ですね。少なくとも、戦闘員の安否確認システムには使えますね。ちゃんと、アップリンクや放送系のシステムを構築していますから、こいつはそのまま軍事転用できる技術ですね。こいつを上手く使うと、陸軍も兵士単位での運用が可能になる・・・そうなると、次の段階は、個々の兵士の武装の強化という事になりますね。このあいだ、戦車などの自走兵器に関して検討しましたが・・・IT技術によって飛躍的に強力な武器システムに改変できそうな・・・

 陸軍は、どうしても電子機器は使いにくい環境に置かれますからね・・・通信機もそこそこな重量があるし・・・そういえば、自衛隊の通信機器ってどんなものを使っているのかね?これをちょっとチェックしてみないと・・・どうやら85式携帯無線機が現役なんですかね?・・・後継機は携帯無線機1号のようですが4kg程度のものか・・・三菱電機製・・・三菱電機 宇宙・通信 ふむ、ここには兵器ネタが沢山ありますね。興味深いものです・・・三菱電機 三菱モービルマッピングシステム 高精度GPS移動計測装置 このシステムを装甲車に組み込めば面白い・・・強行偵察システム・・・平時には車に上手く埋め込んで、隠密裏に偵察をして侵攻作戦を円滑に進める事が可能になりますね・・・ちょっと手の込んだキャンピングカーに搭載して・・・直ぐに妄想が広がります・・・

 兵士単位での統率ができれば・・・侵攻作戦が円滑になりますね。そして、位置情報がつかめれば・・・兵站計画だって楽ですから・・・攻勢終末点なんってのは兵站の限界からそれほど先までは進めない事が分かっていますから・・・兵站が重要ですね・・・兵站用の無人機とか良いかもしれませんね・・・そう・・兵站システムを高度なものにする必要がありますね・・・兵站、能率的な在庫管理システム・・・汎用性があって、武人の蛮用に耐えるもの・・・RFID Radio Frequency Identification System ですね。米軍と豪軍がこのシステムを導入して連携を深めたはずですね。米軍の戦域配送センターは効率が良いといわれるようになっていますからね。

 まあ、日本の配送業者だってそのぐらいはできるはずですから・・・国内の兵站を民間業者に行わせるとか・・・太平洋地区の米軍の物流の中心は・・・右の写真の相模原駅の脇に広がる相模総合補給廠ですね。日本の奴は・・・陸上自衛隊補給統制本部が統括する・・・北海道補給処・東北補給処・関東補給処・関西補給処・九州補給処の5つですね。東京近郊だと・・・

土浦の陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地の関東補給処ですね。左の建物群ですね。なぜ屋根の色がこの紫なのか?ちょっと気になりますが・・・総理大臣旗の地色に似た紫ですね。弾薬庫もあるし・・・なかなか興味深いものです。ここの物流システムが気になります。

 ・・・紫は輸送科の色かね?・・・紫の屋根の建物は、戦略爆撃の目標になる可能性があるのか?北海道補給処は藍色、東北補給処も藍色、関西補給処は概ね青、九州補給処は青と緑ですね・・・何か意味があるのか?ちょっと気になります。

 自衛隊の兵站システムの整備は平成25年の予算がついているようです・・・日本電気が構築するようです。一応は・・・補給管理システムにより、物品管理に関する証書等データ管理、補給・整備・調達会計の処理など、陸自の補給整備業務の効率的な実施が可能。また、平成25年度にシステム換装を実施すれば、、これまでの業務に輸送業務機能の追加及び調達会計業務機能を拡張するとともに、既存の業務用電算機を使用することで第一線部隊(中隊等)レベルまで利用者を拡大でき、補給管理の各種主要業務をシステムを通じてより効率的に実施することが可能となる・・・・ようですから、一応は既存の業務用のコンピュータシステムが導入されているという事のようです。なるほど・・・兵站にはあまり予算がついていなくて、この分野は遅れているという事ですね。中隊までの管理が目標か・・・律令の軍隊だと小隊規模の火が糧食の補給単位になったいたみたいですから・・・兵站の更なる強化が必要か・・・前線の分隊は小隊に申請、小隊は中隊に申請・・・中隊から補給申請を出して・・・やっと物資が送られてくる・・・中隊に届いて、中隊から小隊へ、小隊から分隊へ・・・そして物資が兵士に渡るか・・・兵士は小銃弾を節約しないといけないですね・・・一人の携行弾数は30発用マガジンを6本・・・180発・・・マガジン込みで3kgか・・・1分に89式小銃は650発は撃てる・・・重さからするとあと2本程度は持てるかもしれないが・・・侵攻作戦だと兵站は重要ですね。

 豪州にならって、日本も米軍のシステムを導入した方が良いのかもしれない・・・同盟国で共に戦うなら・・・しかし、独自の技術という事は・・・しかも・・・25年度の換装に伴い、それまでの現行システムの借り上げ、システム切替後の撤去の経費、平成24年度に試行運用した新システムの継続借り上げ、新システムの本格拡張ハードウェアの設置及び借り上げの経費が必要となるため・・・とあるから、平成24年に試行システムを運用し始めている・・・確かに、自衛隊の兵站は脆弱で、東日本大震災の際に、自衛隊自体の物資が不足していましたっけ・・・それで予算がついたのかね?物流ソリューション 電機・機械業向けソリューション NEC 多分、これに類似のシステムでは?物流統合クラウドサービス・・・関東補給処の屋根の色とこのページの倉庫の色が似ている?気のせいかね・・・

 このシステムが稼働するようになると、やっと陸上自衛隊は海外へ進出する事ができるようになるという事かね?あとは、野戦給食センターとか準備しないと・・・日本の自衛隊は外で飯を食っているなんって・・・かっこ悪いし・・・国土強靭化でコンテナ式の給食センターとか整備するのかね?まさか、民間で炊き出しなのか・・・どうも、旧軍とこのあたりの体質は変わらないのかね?ちょっと気になります。

2014.06.10

  

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