現在をうろうろ(1982)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮のウラン濃縮工場と目される場所があるって・・・?

 お騒がせ北朝鮮の、ウラン濃縮工場と目される場所だって・・・?米研究所「北朝鮮未公開ウラン濃縮施設と思われる場所発見」 記事は韓国語の物ですね。日本語の物はこの時点で見当たらなかったのでね。機械翻訳を行うと・・・

米国ワシントンの政策研究団体である科学国際安全保障研究所(ISIS)が21日、北朝鮮の寧辺の核施設の近くで未公開の??ウラン濃縮施設で目に見える場所を発見したと発表しました。

この団体は、非管理者や専門家、衛星写真、脱北者の証言などを総合して調査した結果疑い施設が平安北道構成時防眩飛行場の将軍大山地下にあると明らかにした。
(地名が上手く変換されていないです)

この場所は、寧辺の核施設から西に45kmの距離にあります。


科学国際安全保障研究所は、北朝鮮が1990年代から2000年代初頭までこの場所でウラン濃縮に必要なガス遠心分離機の開発を試みたものと推定しました。衛星写真観測によると、一般的な大山には地下に向かう二つのトンネルがあり、一つは、航空機工場、隠された他の一つは、ウラン濃縮施設と接続されたものと推定されるというのです。

 ああ、この場所ね・・・この場所は、以前に確認済みですが・・・39°52'54.0N 125°14'18.0E - Google マップ ここの坑道ですね。この近辺の鉱業は・・・亀城には金山があって・・・多分、39°56'14.8N 125°14'09.5E - Google マップ この辺りにある鉱山群が亀城金山の中心になる部分と思われますね。

 左のような感じの鉱山ですね。この周辺の鉱山は・・・三成金山に50瓲處理工場、:龜城金山10瓲處理工場、吉祥鑛山50瓲處理工場などが、帝国領であった時に操業が行われていたと思われます。国立国会図書館デジタルコレクション - 検索結果 選鉱製錬試験報告. 第27回 金銀鑛の選鑛製錬調査報告 ここに掲げられている金山の推測位置は・・・

 中央やや下の丸が、話題になっている地下秘密ウラン濃縮工場という事で・・・上の□がどうやら、三成金山・亀城金山の様で、左下がおそらく吉祥鉱山であると思われます。左中ほどの鉱山かもしれませんが・・・詳細は不明ですね。つまり、この周辺には金山や金山の廃坑があってもおかしくないという事ですね。

 地下への入り口が・・・2011何8月23日の画像では左の写真のように草木で素晴らしく秘匿されています。そして2015年2月6日の画像をロールオーバーを仕込みましたから、左の画像の上にカーソルを乗っていくと・・・秘匿が解けて見えるようになっているという事のようですね。

 たぶん・・・これって、金山の廃坑を再び開いたのではないかと思うのですが・・・この辺りには金鉱がありますから、周辺の金鉱からの鉱石を運び込んでの精錬を行っているとかでは・・・

 そして、この鉱山が廃坑になったのが・・・地下水の湧水によるものであるとすれば・・・近年の中国からの排水ポンプの輸入の増加・・・これと照らすと、エネルギー事情の改善とポンプの導入で、再び鉱山が再開されたと考える方が普通のような気がしますが・・・

 それでは北朝鮮報道は面白くないですから・・・もう少し、この場所の周辺を眺めて、地下の秘密工場らしく眺めると・・・残念ながら、クーリングタワーとか換気設備などが見当たりませんからね・・・それに、電力の気配がほとんどない・・・受電設備が見られないという事は大きな電力の使用はこの辺りでは見られず・・・多分、最寄りの熱電併給所と思われるのは・・・39°53'13.5N 125°14'03.4E - Google マップ ここの工場内の物ぐらいしか見当たりませんね。

 そして大きな受電施設は・・・右の写真の右下の工場の建物群の中の赤丸の部分にあって、これは泰川水力発電所からの系統電力に接続しています。

 この辺りの送電系はかなり頑張って調べましたが・・・1950〜60年代ごろにソ連の技術導入によって、どうやら、ここの自家発電施設を持った工場が建設されたようです。40°04'04.9N 125°11'44.3E - Google マップ この建物がかつての発電施設です。

 左の×のついたところがこの発電施設で、この工場は何を生産しているかは不明ですが、重要な工場であると思われます。ただ、この工場に関する情報は皆無ですね。私の調べ方が悪いのかもしれませんが・・・この場所は小八営洞と思われます。そして、右下の赤丸に泰川からの系統電力からの送電線が入り、この小八営洞まで系統電力が引き込まれ、この小さな発電所は役目を終えたようです。

 そして、左の写真の線で囲った工場は、ここの引き込み線の様子や改修された時期からすると・・・どうやら、西海衛星発射場の物と類似性が高いので・・・この工場で大型ロケットの組み立てが行われている可能性が高いと思います・・・

 亀城周辺の電力は・・・どうやら、40°00'41.2N 125°16'05.5E - Google マップ この中核となる変電設備から分けられているようです。直結の工場は電力の優先順位が高い・・・多分・・・泰川水力からの送電線を直で引き込んでいる施設はこの近くには・・・40°01'49.9N 125°18'46.0E - Google マップ ここがありますね。ここではどうやら火薬を扱っているようで・・・この北の谷をさかのぼっていくと火薬庫や火工所が連なっているのが見られますね。

 従って・・・この記事で問題にされている地点への大きな電力供給は無く・・・只の鉱山の再開ではないかと思われますね。

2016.07.25

  

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