現在をうろうろ(198)

 豚流行性下痢のPEDを防ぐには?

 あれあれ?PEDって豚の下痢の感染症はますます拡大の一途を辿ってるって?何と6月1日現在で38道県で確認され、約22万3千頭が死んだ・・・私が、このPEDを知ったのが4月の末でしたから、1ヶ月で対策が為されたかと思ったら・・・そうでも無くて・・・という事のようですね。

 しかし、報道によれば・・・PEDの発生時の国や都道府県、市町村による役割分担を明記した防疫マニュアルを9月ごろまでに作成・・・とかやっていますね。まあ、対策としては安上がりに消石灰をまいて、アルカリでウイルスを不活性な状態にして蔓延を食い止めるとかやっていましたが・・・報道からすると、あまり上手く行っていないという事のようですね。

 私のページにやってくる人は結構 豚の下痢のPED対策は・・・? が上位を占めているので・・・ちょっと気になってPEDV - Google Search 米国のニュース・英文 を見たりと・・・

 米国では、対策が進んでいるのか?豚の10%程が死んだとか・・・PEDがPEDVと長くなっていますが・・・どうなっているのやら?一応は対策マニュアル(英文)子供向けかな?がありますね。ざっと訳してみますか。

PEDV対策を考えるには
 病気が広がるのは・・・病気が広がるのを防ぐには、まず、あなたの豚がどのように感染して行くかを知ることが必要です。豚は様々な病気にかかりやすいものです。そして病気は病原体によって引き起こされます。この病原体は、細菌やウイルス、寄生虫などの場合があります。
 感染は直接の鼻から鼻の接触によって感染したり、感染豚からの咳・くしゃみなどで空気中に出たものや、ほこりなどが仲立ちとなって感染します。また、病気に感染した豚の糞便をを使った肥料や、寝わらや病原体を含んだ糞便で感染します。他には繁殖のための接触で感染する事があります。また、病気の豚を乗せた体重計や、仕分けのための仕切り、トレーラーやつなぐためのひもなどでも感染する事があります。又、蚊やダニなどの他の動物によっても感染する事があります。

一般的な豚の病気対策
 まず、新しい豚を導入するときや、ショーなどで農場の外に出して戻ってきた豚は、一定期間、他の豚と一緒にしないでください。そして、病気の兆候がないかよく確認する必要があります。その後で、他の豚と一緒にしましょう。
 また、このように別の所に置いた豚に接するときには、それぞれ別の靴をつかうか、きちんと洗って乾燥させて次の日に使うなどの配慮が必要です。

洗浄と消毒、そして乾燥
あなたの施設やトレーラーや器具などの洗浄と消毒は最優先事項です。適切な洗浄によって、糞便などを取り除く事で、病原体によって病気が広がる事を防ぐ事ができます。適切な洗浄と消毒、乾燥のための手順は次のようなものです。
・洗浄のための道具や、トレーラーなどはショーなどに連れて行かなかった豚とは遠ざけておくことが必要です。
・すべての寝わらや汚れたもの、糞便などを取り除きます。
・できるだけ高い温度の水で、使っている器具や、部屋を洗って下さい。食器洗いの洗剤などを使うと、より簡単に掃除をする事ができます。
・掃除が終わってから消毒をしましょう。
・消毒薬の使用は、ラベルの使用法を確認して指示に従って、散布しすすぐ必要があったります。
・器具を完全に乾燥させて、病原体を殺す事が重要です。
・乾燥は時間をかける事やヒーターを使ったり、直射日光などを利用しましょう。

人とふれる事をできるだけ避ける
・人の体や衣服などは病原体を運ぶ事があります。車両なども病原体を運ぶ事があるので、近づけないようにします。
・訪問者もなるべく豚に近付けないようにします。
・訪問者には、清潔な靴にはき替えるかプラスチックの靴カバーをつけます。また清潔な衣類に着替えさせる必要があります。
・農場の外と、豚の飼育現場とを行き来する車を制限します。

野生の動物への注意
野生の鳥や虫やネズミ・ウサギなどの仲間は様々な病気を運んでくる事があります。
・納屋のまわりには野生動物の餌になる草やゴミなどを置かないでください。
・フェンス・防鳥ネットなどを設置するなどして、納屋に野生動物を近づけないようにしましょう。
・殺鼠剤を用法を守って使いましょう。殺鼠剤は豚が食べないように注意しましょう。
・もし豚が死んだ時は、直ちに処分する事。

まだ、続きますが・・・概要はこんな感じですね。基本は、汚染されたものを持ちこまないためには何をすれば良いか?これを良く考えるように!ということですね。靴についたもの、車についたもの、鳥や獣が持ち込む物の対策ですね。まるで生物兵器対策みたいだな・・・具体的にどう取り組むかですね。検疫などをチェックすると・・・動物検疫所-家畜の伝染性疾病の侵入を防止するために 靴や車両の消毒に関する内容がちょっとありますね。、動物検疫所が行う消毒講習のテキストでもネット上に落ちていないか探しましたが、見当たりませんね。参考になるのは口蹄疫に関する防疫作業マニュアル - Google 検索 これで出てくるマニュアルの最後の方に消毒ポイントの設定などの図がありますから、こういったものは基本ですから眺めておくと参考になりますね。最初の方は殺処分の話ですから、農場の平面図が現れるあたりから見ればOK!9月前に対策しないと・・・国産豚肉などは益々高価なものになっちゃう・・・既に私の口から肉が遠ざかってしまいますから・・・

2014.06.08

  

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