現在をうろうろ(1872)
日本貧窮者経済新聞
 核は運べるか 北朝鮮ミサイルの謎を暴くだって・・・?(7)

  さて、前回の続きで・・・核は運べるか 北朝鮮ミサイルの謎を暴く  WEDGE Infinity(ウェッジ) さて、続きは潜水艦からのミサイルの発射能力に関するものですね・・・

日米韓のミサイル防衛にかかわる潜水艦発射能力

 実は日本にとっては、4月23日に試射された潜水艦発射弾道ミサイル(KN-11)の存在が大きい。たった30kmで散ったとしても、それが海中から飛び出し、点火することに成功したからだ。

 これって、成功っていうやつですよね・・・水中発射の実験ですから・・・別段遠くまで飛ばす必要はないから爆破でしょうね。そうすれば、警戒区域などを設ける必要もないし・・・見えるところ爆砕すれば、残骸の心配をする必要はないですからね。種子の発芽実験をしている場合、発芽したら・・・あとは食べちゃっても問題ないでしょうから・・・大きく育てる必要はない・・・

 先述の通り韓国軍は失敗と評価したが、朝鮮中央通信(4月24日)は「最大発射深度での弾道ミサイル冷発射システムの安全性と新たに開発した大出力固体エンジンを利用した弾道ミサイルの垂直飛行態勢での飛行動力学的特性、階段熱分離の信頼性、設定された高度で戦闘部核起爆装置の動作正確性の確証を得ることを目的として……信頼性の完全な確証が得られ」として、発射準備が短くて済む固体推進薬のミサイルを海中の潜水艦から高圧ガスで撃ち出し点火、所定高度で核の起爆装置試験を行い、成功したと説明した。

 やはり、潜水艦発射ミサイルは固体燃料ロケットですね・・・そうなると、R-27のコピーだとか言われましたが、R-27は液体燃料ロケットだから違う技術の系列のミサイルという事になりますね。大出力の固体ロケットエンジンを搭載というわけだから・・・そのまま飛ばすと・・・射程が1000kmもあればどこかの国の領土にたどり着いちゃうから、爆破したのは納得・・・固体燃料ロケットは途中で噴射を止められないですからね・・・段階熱分離の信頼性?これは何かね?どこかから、このときの動画を引っ張り出してチェックしなきゃね・・・

 ほい、多分・・・固体推進薬のミサイルを海中の潜水艦から高圧ガスで撃ち出し、点火とともに階段熱分離の信頼性・・・点火の時の小さな閃光が走るというやつ・・・左の写真の状態ですね。ロールオーバーが仕込んでありますから、ここで、射出用のコンテナとミサイルを分離して・・・ロケットエンジンが点火した後の炎との違いが確認できるような気がしますね・・・そして、垂直飛行態勢での飛行動力学的特性をチェックして、固体ロケットなのでそのまま飛んで行ってくれては困るから・・・所定高度で核の起爆装置試験で30km程飛んだところで爆発で、成功した・・・という事ですね。

 まともな説明じゃないかね?

 どうも、北朝鮮の報道ってのは・・・衛星から確認できる範囲に関しては、かなり確度の高い報道を行っているような気がするのだが・・・政府系の報道って、事実系の奴はかなりの確度であるはずですからね・・・本気で嘘をつくときは・・・結構感情的なもので作るのでボロボロになる時もあるけれどもね。

 まあ、額面通り受け取って、その対策を静かに考えて実行するのがよさそうな気がしますが・・・中国は確実な対策をやるのが怖いね・・・日本は感情的に始めて・・・政治の段階で弄り回しているときはちゃらんぽらんで、ここで消えることが多いが、決まればその先はきっちりと行われているという感じですね。

 米ジョンズ・ホプキンズ大学の北朝鮮分析サイト「38ノース」は、衛星画像の分析から、北朝鮮が弾道ミサイルを撃つためのさらに大きな潜水艦を建造している可能性を指摘した。従来、北朝鮮の弾道ミサイルは地上発射だけだったので、日本も米国も韓国も北朝鮮の方角だけを警戒していたはずだが、潜航中の潜水艦からの発射となれば、警戒すべき方角が広がる。

 潜水艦工場の改修を行っていますからね・・・North Korea Development of Submarine-Launched Ballistic Missile Continues 38 North Informed Analysis of North Korea このあたりでも言及されているようですね。40°01'20.4N 128°09'47.0E - Google マップ 工場の前の埠頭を伸ばしているというやつですね。

 この工場の浮きドックはどこへ行っているやら?右の写真で埠頭の先に合成しましたが・・・こんな具合に浮きドックに移して進水させるわけですが・・・この辺りの海は浅いので、埠頭を伸ばすことで水深を確保しての運用になるようです。

 どうやら、この工場に普段いる浮きドックではサイズ的に問題があるように思われますね。いずれにせよ、今までの物より吃水の深い潜水艦を作る予定のようですね。しかし・・・大型の浮きドックは・・・建造中かね?

 まあ、ミサイル潜水艦は母港からそれほど遠くへは展開しないはずですが・・・戦争が近くなると、出港していくだけですからね・・・ですから、単にミサイルを積んで母港を離れるだけですね。ただそれだけ・・・射程が十分なミサイルを積んでいれば、母港の攻撃のあおりを食わないあたりで様子を眺めることになるのではないかと思われますね。

 どうやら、潜水艦用の地下基地も作るような感じだし・・・40°00'39.5N 128°08'52.8E - Google マップ 北朝鮮はなかなかしっかりと国家を経営しているような感じです。

 しかも、金正恩氏は「強力な核攻撃のもう1つの手段」(前掲)と評価していた。どの方角から飛んでくるか、予測しづらい潜水艦からの核弾頭。実現すれば、ノドンとともに日本にとって厄介な存在となるかもしれない。

 ちょっと、余計なものが出て来ちゃった・・・どうやら、白頭山英雄青年3号発電所の様です。北朝鮮の白頭山ダム、竣工後すぐに漏水 東亜日報 どうやら、衛星写真と称するものとは随分と違う気がしますが・・・

 なんとなく似ていなくもないが・・・どうもね・・・

 まあ、お騒がせの北朝鮮ですから、こんなものなのかもしれないですね。水の漏れるダムは、それほど珍しくないですけど・・・日本でも4つくらい漏水で有名なダムがあるようですが・・・

2016.06.06

  

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