現在をうろうろ(1848)
日本貧窮者経済新聞
 日本の報道は読み方によっては笑えるのか・・・?(2)

 しかし、なんだか情けないね・・・【伊勢志摩サミット】安倍外交の成果 対中包囲網で結束、東シナ海・南シナ海の懸念を首脳宣言に明記(1-3ページ) - 産経ニュース 日本は本当に後進国なのかね?

 「南シナ海情勢や北朝鮮をめぐり、アジアの安全保障環境が厳しくなっていることは、出席した欧州の首脳にも十分に伝わった」

 安倍首相は27日午後のサミット議長記者会見で、こう胸を張った。首相はアジアから地理的に遠い欧州の各首脳らに、いかに中国や北朝鮮問題の重大性・喫緊性を認識させるかに腐心してきたが、今回は確かな手応えを感じたようだ。

 「安倍首相のリードの下で、民主主義、法の支配など普遍的価値観を共有する各首脳らは各国の事情も含め率直に話し合っていた」


 この一連の文の「   」鍵括弧の使い方がよくわからない・・・安倍首相は27日午後のサミット議長記者会見で、「南シナ海情勢や北朝鮮をめぐり、アジアの安全保障環境が厳しくなっていることは、出席した欧州の首脳にも十分に伝わった」と、こう胸を張った。・・・こんな風に書き直せば「  」内は偉大なる安倍晋三閣下のお言葉であることは明瞭ですが・・・でも、次の奴は何?ってね・・・それより・・・首相はアジアから地理的に遠い欧州の各首脳らに、いかに中国や北朝鮮問題の重大性・喫緊性を認識させるかに腐心してきたが、今回は確かな手応えを感じたようだ。・・・これって、何で述べるかね?【日独首脳会談】共同記者会見詳報 安倍首相「アンゲラ(メルケル独首相)は世界で最も影響力ある政治家」(8-9ページ) - 産経ニュース

 私たちドイツは経済だけに興味があるのではないかという。ドイツは経済だけではないかということをいわれるが、そんなことはない。私たちは非常に他の分野でも対中国でもって緊密な協力がある。例えば人権に対しても対話を行っているし、文化もそうだ。6月にはまた首脳会議がある。非常に幅広いところで私たち独中は話し合いをしている。もちろん問題がないわけではない。南シナ海の問題は一つのテーマである。最初に申し上げたように私たちは対話を欲しているということになる。問題は、紛争はできるだけこれを緩和していく方向に持っていき、平和的な手段のみこれを解決することを私たちは主張している。もちろん中国というのは遠いところであるが、そちらの中国の全体的な進捗というのを非常に良く見ているつもりだ。私たち世界は、世界でどこか何か大変なことが起きても、直接的に私たちのところに影響力を行使する。ロシアやウクライナの問題が日本に影響しているのと同じだ。これは対岸の火事ではない

 偉大なる安倍晋三閣下は何も知らない馬鹿者で無駄な事ばかりしている・・・首相はアジアから地理的に遠い欧州の各首脳らに、いかに中国や北朝鮮問題の重大性・喫緊性を認識させるかに腐心してきたが、今回は確かな手応えを感じたようだ。・・・やっと、今回のサミットで、世界はちゃんと中国を見ており外交もきちんとやっていることを偉大なる安倍晋三閣下も知ることになった・・・と書いてあるように見えちゃうね・・・それとも、ドイツは中国の事など何も知らない!とでも言っているのか?何しろ・・・中国とドイツは直通列車で繋がっていますが・・・これって、中国とドイツの間の国々での確実なつながりの上で成り立っていることなのではないかと・・・列車ってシステムですからね・・・中国からドイツまでの国家間の連携があって初めてできることですからね。

 やはり・・・首相はアジアから地理的に遠い欧州の各首脳らに、いかに中国や北朝鮮問題の重大性・喫緊性を認識させるかに腐心・・・無知すぎるのじゃないかと・・・大丈夫かね?釈迦に説法のような事をして呆れられたのが真相ではないかと・・・心配ですね。だって・・・事前に話す内容は分かっていますから、馬鹿にされないように・・・話ができないようじゃ困るから最大限の勉強をしてきているはずですからね。偉大なる安倍晋三閣下の議長ですから、最初に偉大なる安倍晋三閣下の演説があってそのあとは自由討論で、偉大なる安倍晋三閣下は眺めているだけで議事が進んでいったのでしょうからね・・・三太夫に任せて・・・

 この状況を言い表したものが・・・【伊勢志摩サミット】中国の脅威、G7共有 及び腰の欧州も 南シナ海問題、安倍首相が物証示して説得 - 産経ニュース ここで述べられている・・・

 日本政府関係者は「欧州各国は日本との2国間会談では厳しい対中認識を共有するが、複数の国が同席する場ではとたんに消極的になる」と語っていた。

 この状況を示しているのではないかと思われますね・・・しかし・・・年寄りの繰り言みたいに毎回同じ話をしていて大丈夫なのかね?中国の件に関しては産経の記事もまるで同じパターンですからね・・・

 欧州各国は日本との2国間会談では話を逸らすのは失礼と思って頷くことだけやっているので・・・もしくは、小さな子が一生懸命、お母ちゃんに言われたことを繰り返しているから仕方なしに厳しい対中認識を共有するかのように偉大なる安倍晋三閣下には見せるが、複数の国が同席する場ではそれはさておいてもっと面白い話があるのだと・・・とたんに消極的になる・・・どうせまた同じ話だから、共同声明に「開かれた安定した海洋の確保」って文言だけ入れてあれば、奴も満足しているだろうし、お国の報道の連中もそれだけで大喜びで記事を書くからいいんじゃん!のノリなのではないかと・・・フランス語かラテン語あたりで話題を変える合図をして誰かが議論をさらっていっちゃってるんじゃないかね?

 中国の南シナ海に関する状況はそれほど変わっていないから・・・議論などしても仕方ないと思いますが・・・一応、「開かれた安定した海洋の確保」って文言を入れておこう・・・これだけでしょうからね。

 日本の報道って、駐日大使館の連中はどんな風に分析しているのかね?それが気になりますね・・・新聞を取っていて当然スクラップブックでも作っているでしょうからね・・・本国へも送っているでしょうから・・・笑われないレベルの報道をしているのだろうか?ちょっと心配ですね。

 ただ、今回のサミットで話題として大きなものは・・・多分、北朝鮮問題では?これは大きな話題になったから、偉大なる安倍晋三閣下は大喜びだったのかな?無知をさらさずに済んだのかは不明ですがね・・・

 外交筋はこうサミットを振り返るが、会議がうまく運んだ理由の一つは継続性にある。安倍首相のサミット参加は、第1次政権時を含めて5回目だ。それだけ各首脳らとの親睦も深まり、意思疎通が良好となっている。

 毎回、同じ話しかしていないようですから・・・意思疎通どころか・・・暗記している可能性が高いのでは?そして・・・為替や財政の話などもほとんど話題にしないようにしているみたいですからね。味付け程度で牽制してくるわけでしょうね・・・やはり、偉大なる安倍晋三閣下はあまり相手にされていないような感じですね・・・

 昨年3月に、ドイツのメルケル首相が来日した際、安倍首相との間で首脳外交の意味をめぐってこんなやりとりがあったという。

 安倍首相「あなたは中国には何度も行っているのに、日本にはずっと来なかったのはどうしてか」

 メルケル氏「日本の首相は毎年代わるから、会っても仕方がないと思った」


 毎年変わっても会う価値があるかどうかではないかと思うのだが・・・日本の政治屋で会う価値がある人っているのかね?基本的に原稿読みですから・・・あまり論客という感じの人はいないし、やくざの出入りの恫喝まがいの会話が好きなのとかいますが・・・内容のある会話を楽しめそうな政治屋君は思いつかないね。つまり、単に会う価値が無いと判断されていたのでは?サミットなどで顔を見る程度で・・・

 昨年はサミットの議長国であることと、どうやら・・・敗戦の70周年で何やら気配が変だから来ただけではないかと思いますがね・・・はっきり言ってくれればよいのに・・・原稿を読むのを聞くなら手紙でも同じだと・・・事前の根回しで台本が出来上がり、台本通りの儀式を行うだけなら会う必要はないですからね。ちょっと気になるのは、伊勢志摩サミットで偉大なる安倍晋三閣下はワーキング・ランチやワーキング・ディナーに原稿を持ち込んだのか?式辞を読んだ可能性が高いような?あとは、頷くだけ?議長だから式辞でOKでしょうからね・・・まさか、メニューの紹介をしただけとか?なんだか、魅力的な話をしそうには・・・だって、オバマ大統領との寿司屋の件がありましたからね・・・数字をあげての難しい話には対応できないことを世界が知ったわけですから・・・

 ワーキング・ランチとかでは・・・原稿を読むのは不可でしょう?会話を紡ぐ作業ですからね・・・でもやっているんじゃないのかね?会議と演説とは違うという事が判っていない可能性が高いのでね・・・

 当初は中国への警戒心が薄かったメルケル氏も、現在では南シナ海での中国の一方的な軍事拠点づくりなど力による現状変更に強い関心を示すようになった。外務省幹部も「やはり安倍政権が長く続いていることが外交に与える影響は大きい」と指摘し、こう語る。

 「そうじゃないと、オバマ氏が広島を訪問するわけがない。安倍政権が安定していて強いから訪問が実現した」

 へ〜、こういった言い方もできるのかね?長期政権だからか・・・でももうじき任期切れじゃん・・・改憲で終身総裁で、非常事態宣言で独裁者・・・この道しかないのかね?、ああ、オバマ大統領が広島訪問したのは、任期切れが近いからですね・・・大統領として広島に行くにはこの機会ぐらいしかないでしょうからね・・・

2016.05.29

  

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