現在をうろうろ（1834） 北朝鮮へのロシアの制裁は・・・？ 北朝鮮はなかなか興味深いですね・・・2・3つの気になる報道があってね・・・1つはロシア、北朝鮮への燃油輸出を中止か？ DailyNK Japan（デイリーNKジャパン） ロシアが、北朝鮮への燃油の輸出を中止したことが明らかになった。この影響で、北朝鮮国内のガソリン、ディーゼル油の価格が急騰していると、米政府系のラジオ・フリー・アジア（RFA）が伝えた。 デイリーNKは今年3月、ロシアから北朝鮮への燃油供給が始まり、北朝鮮国内でのガソリンとディーゼル油の価格が大幅に下落したと報じた。 咸鏡北道（ハムギョンブクト）の情報筋によると、ガソリン、ディーゼル油価格の下落は市民生活にも好影響を与えた。 燃料油の価格の低廉は良いですね・・・私も、近頃はガソリンが比較的安いので、かなり気軽に車を走らせることができますが・・・それでも、基本的に貧乏なので・・・海岸の小屋への往復8kmを自転車にするかどうか悩みますね・・・しかし、北朝鮮の庶民は貧乏人の集まりであると言われて・・・エンジンを所有していないはずなのだが、私が車を所有していなかったらガソリンの値段の変動など気にもしないのだが・・・？ 例えば、清津（チョンジン）市では、ディーゼル油を燃料とする発電機を使う人が増えた。電力供給がまともに行われず、自力で電力を調達しなければならないからだ。 ふむ？ディーゼル油を燃料とする発電機を使う人が増えた？これって、どんな人なのかね？私も海岸の小屋にディーゼルエンジン発電機の導入も考えたことがありますが・・・結構高価でね・・・結局は大電力に需要に対応するために2ｋWのガソリン発電機を導入しましたが・・・基本は風力発電機とソーラーパネルも使っていて・・・LED電球を使うようになり、省エネ型のノートパソコンでソーラーパネルだけが残ったという感じですね。 北朝鮮って不思議ですね・・・ディーゼル発電機が安価に流通しているのかね？私は・・・一時期、プリウスに乗っていて・・・こいつで海岸の小屋の電力を賄った時もありますが・・・プリウスは起動して置くと勝手にエンジンを止めてサボるので、プリウスのメインバッテリーから電気を盗んでいたんでね。メインバッテリーの容量は大きいので簡単には無くならないのが良いですね。確か、270Vぐらいでしたっけ・・・真空管アンプなどをいじっていた事があるので、この程度の電圧は扱ったことがあるので・・・インバーターは組んで実験しましたが・・結局、補器バッテリーから盗む方が簡単で、勝手に充電されたようでしたね。時々、エンジンが回って暖を取っているようでしたが・・・じゃなくて・・・ 北朝鮮ではディーゼル発電機は貴重品じゃないのかね？何しろ・・・給与レベルがお小遣い銭みたいな話ですから・・・そもそも、ディーゼルエンジンなど軍用が優先され、トラック用とかで・・・民生用の発電機などに回ってくるとは思えないが・・・まあ、トラックをジャッキアップしてのタイヤにベルトを・・・これで発電機を回すとか・・・それならわかるが・・・発電機がゴロゴロしているなら別ですが・・・？ちょっとわからない状況ですね・・・ また、道内の各貿易会社は、取り扱う燃油を中国産からロシア産に切り替え、ガソリンスタンド事業に進出するなど、ちょっとした「オイルラッシュ」に沸いた。 しかし、最近になって清津の東港に常に姿を見せていた石油タンカーが、いつの頃からかどこかへと消え、ロシアからの燃油供給が突然止まってしまった。 その理由について、各情報筋は「わからない」としているが、今年3月に国連安保理で採択された対北朝鮮制裁決議2270に従った措置である可能性もある。 北朝鮮制裁をロシアも始めたという事のようですね。これが2016年5月20日の報道で・・・でも、もう一つ気になる報道があってね・・・北朝鮮とロシア、水産分野の協力で合意 DailyNK Japan（デイリーNKジャパン） これなんです・・・ 朝鮮中央通信は19日、北朝鮮とロシアとの間で水産分野における協力が合意されたとして、次のように報じた。 【平壌５月１９日発朝鮮中央通信】水産業分野における協力に関する朝露共同委員会第２９回会議の議定書が１９日、平壌で調印された。 調印式には、朝鮮側から水産省をはじめとする関係部門の活動家が、ロシア側からロシア水産総局代表団員、駐朝ロシア大使館参事が参加した。−−− さて、この水産分野での協力って何なのか？なんって奴ですね・・・そして・・・ロシアも北朝鮮との金融取引を全面中断 Joongang Ilbo 中央日報 ロシア中央銀行は通知文で、「北朝鮮との金融取引を継続したり北朝鮮内の口座を維持することを希望するロシア金融機関は、サービスが安保理決議に背かないと判断する根拠となる書類を２０日までに外務省と中央銀行に提出する必要がある」と伝えた。続いて「北朝鮮との送金取引を維持する場合、こうした協力のリスクを考慮しなければならないだろう」と警告した。事実上の取引中断を指示したと解釈される。 ロシアメディアは６日、ロシア政府が自国内の北朝鮮銀行と子会社・支社・代表部・合弁会社の閉鎖および北朝鮮産鉱物の輸入中断などを内容とする大統領令を近く施行すると報道していた。しかしロシアと北朝鮮の協力事業である「羅津（ナジン）−ハサンプロジェクト」は大きな影響を受けない見込みだ。ガルシカ極東開発相は「昨年、羅津−ハサンを通じた貨物運送量は１５０万トン」とし「北朝鮮の核実験が経済協力を妨げているが、羅津−ハサンのように重大なプロジェクトは打撃を受けないだろう」と述べた。 物は動くし・・・漁業には軽油は必須だし・・・漁業会社は軍が運営しているところもあるし・・・どこまでを規制しているのかが不明だし・・・という事で、実質的な制裁は行われている気配はないという事ですかね？ただし、ロシアは国連安保理決議２２７０履行措置は取っているという事になりますかね？なんとなく・・・昔懐かしのバーター取引での決済へ移行したという感じではないかと・・・金融制裁は物々交換には及ばないという事のようですね・・・共産圏は昔から外貨が不足していましたから、物々交換での決済が発達していましたからね・・・どうやら、この経済体制へ移行することで・・・事実上の制裁回避という事になるような感じですね。 なんだか、制裁の度に・・・旧共産圏の結びつきが強まっているような気がしますがね・・・どうなることやら？偉大なる安倍晋三閣下の対ロ外交はうまくいっているのやら？この状況からすると・・・また、空振りだったような感じがしますが・・・ そして・・・ロシア、6カ国協議の最早期再開について米国・北朝鮮と交渉中 これですからね・・・ ロシアは朝鮮半島の核問題に関する6カ国協議の最早期再開についてすべての当事者と取り組みを行っている。ロシアのイーゴリ・モルグロフ外務次官が述べた。 「6カ国協議再開にはすべての当事者の政治的意志が必要だが、特に米国と北朝鮮だ。ロシアは何らの前提条件もなしに交渉を開始する準備ができており、中国も同様の立場だ」と次官。 次官は「すべては参加国の政治的意思次第だ。もしそうしたものがあるならば再開は非常に早期にあり得る」と特に強調した。「我々はそうした立場だ」という。 ああ、偉大なる安倍晋三閣下では、世界をリードすることなどできそうもないですね・・・6カ国協議の最早期再開についてすべての当事者と取り組みを行っている・・・こういった事ができない首相ですから・・・基本的に首脳外交ができない・・・事務次官級か外務大臣あたりで根回しが終わる範囲でしか儀式を行うことはできないという事を意味しますからね。所詮は原稿読みで、政治的な決断が何一つできないという事なのでしょうね・・・常に、責任回避型の言動ですからね・・・情けないというか・・・本当に、伊勢志摩サミットで議長をやるのかね？凄く心配・・・もう、日が無いしね・・・ 2016.05.23 |
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