現在をうろうろ（1824） 日本の中国嫌いが引き起こすことは・・・？（1） オーストラリアの潜水艦の件は終わったものだと思っていたら、記事がありますね・・・日本の中国嫌いが徒に？潜水艦売り込み失敗の真相｜田岡俊次の戦略目からウロコ｜ダイヤモンド・オンライン 日本の中国嫌いね・・・この視点も悪くないと思いますが、どんな具合やら？ マルコム・ターンブル豪首相は4月26日、オーストラリア海軍の次期潜水艦12隻の共同開発・建造はフランスと行う、と発表した。安倍政権はオーストラリアを対中戦略の「准同盟国」と見て軍事協力を進めようとし、その「目玉」が「そうりゅう」（蒼龍）型潜水艦の共同建造だった。 「日本らしい日本」は、お友達になると象徴的なアイテムを共有しなければならないのかね？オーストラリアの潜水艦だって・・・一応、世界の一流品を集めて作ったような潜水艦ですからね。それほど、悪いつくりではないと思うが・・・確かに、稼働率が悪いのは問題でしたが・・・そして、９ｍの水道を浚渫して開き、スターリング基地の対岸に整備工場まで作りましたが・・・それで、稼働率はかなり向上したみたいな感じですがね？ 2014年4月1日に武器輸出を推進するための「防衛装備移転3原則」を発表したのは、同月5日から来日するトニー・アボット豪首相（当時）との会談に備えたもので、7日の安倍・アボット会談で「潜水艦関連技術の共同開発」が合意された。 政治的なものが中心での話か・・・中国包囲網なんって空想の産物に参加させる？だいたい、どうやって包囲するのかも具体性が無いしね。中国包囲網 - Google 検索 偉大なる安倍晋三閣下の叫ぶ中国包囲網とは何なのか？私にはちっとも理解できない・・・具体的に何かが起こっているという雰囲気もないし・・・中国製品の不買運動が広がっているという雰囲気もないし・・・ 実効がある政策を偉大なる安倍晋三閣下は売っているのだろうか？中身の無いスローガンのデパートみたいなところであることは認めますが・・・ 単に偉大なる安倍晋三閣下が騒いでいるのは・・・現状を変更し、緊張を高め得るあらゆる威嚇的、威圧的、または挑発的な一方的行動に対し、強い反対を表明する・・・とか言いつつ、なぜか日本は軍備を増強して・・・戦争のできる国になろうとしている・・・東京新聞自民内で「敵基地攻撃能力を」 「専守防衛」逸脱の恐れ 政治(TOKYO Web) 敵基地攻撃能力とか変な言葉で表現していますが・・・中国が米国に対して敵基地攻撃能力を発揮したら？当然、中国と米国の間での全面戦争ですからね。 近頃は、何が何でも戦争をしたいのだという意思表明しか現れていないですからね・・・選挙権の年齢の引き下げがあったし、高校卒業とともに徴兵検査かね？選挙権は成人たる国民の権利ですから・・・まあ、義務でもあるけど・・・権利には義務が生じるから徴兵かね？自由主義や民主主義というものが脅かされていると、独裁者が叫び、徴兵と人間の安全保障などは、どこ吹く風と戦争が行われようとしていますからね・・・ 同年7月には安倍首相が豪州を訪問し、同月8日に「防衛装備品・技術移転協定」が署名された。これには「船舶の流体力学を含む」と特記され、潜水艦の共同建造を念頭に置いていた。  船舶の流体力学ねぇ・・・？そうりゅう型って何か特徴的な形をしていたっけ？鼻先が下がってる貧相なメタボなものにしか見えないのだが・・・これが、水上2900トンですからね。気になるのは・・・なんで4200トンって水中排水量で言うかね？ 兵器などは重さで示すはずなのに・・・軍縮条約なら・・・トン数・・・つまり、船と搭載物の重さでで制限がかけられますからね。海上自衛隊：ギャラリー：潜水艦（艦艇）：そうりゅう型 （SS SOURYUClass） 基準排水量 ２，９５０t と公式に示されていますからね。 「そうりゅう」型は、競争相手のフランス、ドイツの潜水艦と比較し、運用実績、性能、価格で有利と見られ、豪海軍首脳も「有力候補」と言っていただけに、この落選は安倍政権の防衛、外交関係者にとり大きな衝撃だ。 お友達じゃない！と言われた気分になったかな？ オーストラリアにとり、中国は圧倒的に第一の輸出先であり、世論調査でも中国に「良い印象」を持つ人が57％、「悪い印象」が33％だ。日本の潜水艦を採用して反中国同盟に加わるように誤解されては迷惑千万だから、あえてフランスと組んだとも考えられる。  どうしても、論点をここへ持って行きたいようですね・・・何で、中国人を嫌うかね？私にはよくわからない・・・How Asia-Pacific Publics See Each Other and Their National Leaders Pew Research Center 中国包囲網は、どうやら、ベトナムと日本で作ることになるのかね？まあ、敵中国！とはっきりしているのが、日本とベトナムという事なのかね？ 反中国同盟ってのが作れそうな状況下にあるのかどうかも問題ではないかと・・・？なんだか・・・この手の調査はよくわからないね・・・知らないものに対しての好感・・・私が、いまインドをどのように思いますか？なんって聞かれても・・・よくわからないとしか答えようがないですね。好感も嫌悪も覚えませんから・・・どこの国に対しても・・・韓国は行ったことがありますから、好感を持ってますけどね・・・色々と教えてもらったし・・・言葉の壁が低い国ですね。 まさか、日本国民たる要件として、中国人に対して嫌悪感を持たなければならないとかいうわけでもないでしょうが・・・ 競争上有利だった日本の「そうりゅう」型 オーストラリアの次期潜水艦計画は、現有のスウェーデン設計の「コリンズ」級（3400t）6隻の後継に、12隻を同国アデレードの造船所で、外国の技術、部品、装備を入れて建造しようとするもので、耐用年数30年分の維持・運用経費を含めて500億豪州ドル（約4兆円）という巨額の経費を予定した同国史上最大のプロジェクトだ。 あれ？コリンズ級も水中排水量に統一されているようですね・・・日本では、水中排水量が問題になっているという事か・・・12隻を同国アデレードの造船所で、外国の技術、部品、装備を入れて建造 単純に、世界中から良いものを集めて建造するという話ですね・・・最大限、オーストラリアで手に入るものを使って・・・日本の消耗品商売は世界的に有名ですからね。というわけで・・・耐用年数30年分の維持・運用経費を含めて500億豪州ドル・・・30年間の商売の話ですからね。基本的にコリンズ級は、汎用品の兵器の集合体のようなものですからね。戦闘システムAN/BYG 1に接続できるものの集合体という感じですからね。電子マストとソナーとマーク48魚雷とハプーン対艦ミサイルとStonefish Mark III mines という爆雷を搭載すればよいわけですから・・・他にもあるねCondor CS-5600 ESMとデコイ・・・戦闘システムAN/BYG 1に対応している製品って結構あるじゃん！ 日本が提供するものは・・・事実上潜水艦の本体とエンジンとモーターとタンクとバルブシステムだけですね。フランスの潜水艦だと、宋級の潜水艦と互換性のあるエンジンですし・・・汎用の一流品を詰め込んで、部品の型番を指定して、あとは任せたよ・・・そんな感じになるんじゃないかね？ああ、非大気依存機関がありますが・・・これって、閉サイクルスチームタービンですからね・・・原理的には簡単で効果的じゃないかな？ 大型の通常推進（ディーゼル・潜航中は電池）潜水艦を造っているのは日本、ドイツ、フランス、スウェーデン、ロシア、中国だが、スウェーデンで設計、オーストラリアで建造した「コリンズ」級は故障が頻発して不評のため、日、独、仏の競争となった。当初の仕様では「4000t級」となっていて、「そうりゅう」型は潜航時の排水量が4200tだからピッタリだった。 オーストラリアが提示した4000トン級って水上ででしょう？そうりゅう型は2900トンでコリンズ級より小さい・・・潜航時の排水量が4200tにどうしてこじつけるかね？防衛省も基準排水量 ２，９５０tとしているのだが・・・コリンズ級より艦内空間の広く長期の哨戒任務に耐えられる艦が欲しいと言ってるわけですからね。70日分の食料が必須なようですが・・・大きい事を誇示するとなると・・・満載排水量になるが、自衛隊は基準排水量としているから・・・満載ではないのでしょう。 たぶん・・・潜航時の排水量が4200tだからピッタリだと思い込んだのが運の尽きなのではないかと・・・ 2016.05.20 |
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