現在をうろうろ(1776)
日本貧窮者経済新聞
 中国が懸念する日本経済の停滞は・・・?(2)

 眠いね。何か食べると豊かな気持ちになって眠りそうです。ヘルシーな野菜・冷凍の安物肉団子・マカロニ入りトマトスープ・・・貧乏人御用達の玉ねぎ・キャベツ、冷凍のミックスベジタブル・肉団子、トルコ製のマカロニ・・・味は良いですが・・・安上がり・・・レトルトのナポリタンソースがなぜか一般的なトマトソースより安いので・・・日々工夫・・・さて、政府や日銀は統計もいじり始めているね・・・

 前回の、個人消費を示す新指標は・・・個人消費を包括的に表す公的な統計としては、総務省が毎月発表する家計調査がある。ただ同調査はこのところ調査対象の偏りが著しく、消費が実態よりも弱く示されているとの批判が多い。・・・誰が批判しているのかね?偉大なる安倍晋三閣下かね・・・家計調査は・・・私にとってはすごく高い数値になっているような・・・私が貧乏生活をしているだけなんでしょうが・・・外食なんか絶対にできないですから・・・余計な手間による所得税、消費税を抜いて・・・自分の手を使うことで、かなりの節税・・・今飲んでいるスープが外食で300円とすると、人件費で3割程度・・・90円、この分で所得税などで10円ほど、消費税は24円・・・多少の節税になる・・・労働は他人任せにしないことが重要だね。貧乏人は日々努力して節約しているのだよ・・・

 そういえば、近頃は生パスタを食べてないな・・・節約のために生パスタにするか・・・

 日本経済の停滞はすでに常態となっている。「日本病」は潜伏期間にはわかりにくいが、発病すると拡大していく。「オランダ病」、「英国病」、「ギリシャ病」などと似ており、物価の低迷、内需の縮小、投資の不振、負債の山、翌年の収入を食いつぶさなければならない経済的困難、産業の空洞化、競争力の弱まり、根本的対策にならない各種の政策、デフレや低成長から抜け出せない遅々とした歩み、といった病状も似ている。

 というか、日本は基本的に格差社会だが・・・見栄を重んずるから、そこそこの出費を維持しているのではないかと・・・私などが買い物に出かけると・・・派手な買い物になりますね・・・一般品に、いろいろと派手なシールが張られたものを買い込んできますから・・・50%OFFとか、素敵なシール・・・貧乏だから仕方がない・・・消費期限が当日の肉などは・・・塩コショウをすればOK・・・もう少し熟成させても問題はないし・・・腐敗や発行に関する知識があればOK・・・期限切れ間近な肉のブロックも、それなりの処理をして3か月も過ぎれば立派なハムになる・・・価値からすると3倍から5倍・・・?

 しかし、問題は・・・政府の借金による粉飾じゃないかね?物価の低迷、内需の縮小、投資の不振、負債の山、翌年の収入を食いつぶさなければならない経済的困難・・・物価の低迷によって、私は消費の拡大無しにちょっと良い暮らしへ移行、投資はとりあえずOK、負債は無いより、信用が無いから負債を背負いようがない・・・したがって、翌年の収入を食いつぶすこともできない・・・経済的には困難だけれども、苦にはならない・・・だって、貧乏だから!

 貧乏教の布教でもするか・・・見栄とハッタリってのは金がかかるのでね・・・「貧乏だから」という信条告白に類似の行為ができると、見栄やハッタリに惑わされることはなくなりますからね・・・ほしいものがあったら、貧乏だから・・・この言葉を思い浮かべるだけで・・・買わずに済む・・・値切る時も簡単・・・貧乏だから・・・誘惑に負けそうになったら・・・貧乏だから・・・簡単ですね。

 そして、信頼できる告白になるように日々実践すれば、誘惑に負けることはない、家事仕事にだって・・・貧乏だからの一言で、自分でやる気になる・・・ああ、フルートの具合がよくない・・・ムラマツに出すか2万円ぐらいか?・・・貧乏だから・・・自分でやることになる2万円の節約と1600円の消費税の脱税?に喜びを・・・?・・・魔法の呪文・・・これで、私は低成長下でも問題なくやっていける・・・虚栄は金がかかるのでね。簡単な話・・・

 でもね、技を鍛えるから・・・産業の空洞化、競争力の弱まりこれは無いね・・・製造能力は高くなる・・・食事とかフルートの修理とか・・・仕事とするレベルまで高めればよいわけだから・・・競争力は、貧乏神との競争では負けるわけにはいかない、ちょっとくたびれているが清潔な服を着て・・・ネットがあるから最新の音楽や映画を楽しみ、趣味をたしなみ・・・負けてはいられないね。庶民ってそんなものじゃん!生活に負けたら・・・首でも括るしかないもの!

 最近、米国や欧州の経済が弱々しく復興に向かう中で、「日本病」の症状がひっそりとみられるようになった。消費の不振、通貨の過剰供給、これ以上は下がりようのない金利、深刻なインフレなどだ。08〜15年には、ユーロ圏のGDP年平均成長率はわずか0.1%だった。欧州中央銀行は16年のユーロ圏のGDP成長率予測を1.7%から1.4%に下方修正した。同じように米国でも米連邦準備制度理事会(FRB)がGDP予測を2.4%から2.2%に引き下げた。

 借金ができたら・・・私だって、さぼりますね・・・間違いなく・・・借金ができないから、それなりに努力を・・・基本は節約、だって大きく儲けるなんって簡単にはできませんからね。たぶん、旧来の経済学が意味を失っている気がしますね。成長率の低下って・・・何のための成長なのか?そのあたりの問題もあると思いますね。

 欧米などの発達したエコノミーだけでなく、中国を除く新興エコノミーもGDP成長率が軒並み低下し、成長の鈍化が一般的な現象となり、15年の経済成長率は4%にとどまった。モルガン・スタンレーの予測では、16年のグローバル経済成長率は3%で、以前にうち出した予測の3.3%を下回り、これから日本のような長期的低迷に陥る可能性があるという。

 中国を除く・・・なのだよ・・・中華帝国が古代において大帝国を作り上げられた理由は、通商路の整備なんだよ・・・そして、今もその通商路の整備を行っている・・・日本は、すでにものが動いているようで、動いていない・・・原料の移動が国内で僅少になっている・・・したがって富の偏在、交換経済ではない・・・やり取りじゃなくて一方的な供給だから・・・それで、近代工業で狭い地域に富を積み上げて見栄を張った・・・現実には地方の富を都市が吸い上げたに近いと思うね。

 経済ってのは、取引の総体ですからね・・・都市が生産して地方へ売る地方の金が都市へ蓄積して地方への還流が無くなると?地方は買い入れる金が無いので買えない・・・そこで、景気刺激策で、地方へ金を投入すると、投入した金が都市へ流れて、また同じ状態になる・・・これが日本病でしょうね。都市の一人勝ち・・・そして、勝ったことで終わったゲーム・・・

 中国は凄いと思う・・・衛星から眺めて驚いた・・・周口店の猿人の発掘された場所39°43'59.0N 115°54'59.7E - Google マップ 辺りに広がる製油所・・・・日本では海岸の製油所で製品になって内陸へ売られる・・・したがって、海岸の都市が潤う、製品を買う内陸の富が都市へ流れる・・・周口店の辺りに油田が無い・・・大量消費地があるから原油を輸送して精油した方が効率的・・・石油製品がここから売られるわけだから、ここに富が湧くわけですからね。海浜部は海運と陸運の接点で仕事があり富は湧いてくる・・・原料が内陸に入ることで、内陸にも富が湧き・・・相互に製品やサービスのやり取りが成立・・・したがって、中国では内陸諸都市が原料の移入によって富を生み出し続けることができる。日本では・・・海浜部の大都市に富が吸い上げられておしまい・・・

 中国が凄いのは・・・新しい都市を作り出せることかな・・・都城を作るのが上手すぎるね・・・何もないようなところに産業をセイの法則を使って生み出すから・・・21°06'19.7N 110°09'31.3E - Google マップ 近代工業の基本ですが、石炭火力発電所とセメント工場が置かれた・・・周囲にはこの生産量を消費する市場が存在しないが・・・ちゃんと人口が集まってくるし、電力とセメントと輸送で・・・富が湧くところに人が集まる・・・鉄道が引き込まれている大規模プラントが私は好きだが・・・ここの立地は、鉄道輸送自体がね・・・海南島への幹線・・・発電所への石炭輸送が定期輸送を存続させている・・・石炭があれば、石炭化学工業も起こる、原料次第では製鉄業も・・・原料輸送があるから水運も生きている・・・まあ、河川が広いというのもあるが・・・欧州でも内陸国に見えても・・・水運でつながり、原料も鉄道で輸送されて産業がちゃんとある・・・イギリスも日本もエネルギーが石炭から石油にシフトする中で、海浜都市が勝利した・・・それによって、負けたということのようですね。

 日本の場合は、早くに鉄道貨物を殺してしまったから・・・鉄道の役割は、地方の人を都市へ吸い上げることに使われた・・・人と富を吸い上げられた地方は農業生産の残存者の領域になった・・・長門市の人が下関に吸い上げられ、下関の人が北九州や阪神へと吸い上げられていった・・・したがって、かつて気炎を吐いていた油谷蔵小田などは静かな佇まいとなった・・・富は人に付くから・・・人を吸い上げられたら、鉄道も不要となり廃線への道を歩み・・・あとには荒野が残るだけ・・・論証終了。

 そこで安倍内閣はサミットの前に大規模な経済活性化プランを再びうち出し、財政・金融の「無制限フリーマッチ」を戦おうとしている。財政予算約450億ドル(約4兆8299億円)を追加拠出して、公共事業の費用を前倒しで支払ったり、「プレミアム商品券」を発行したりするほか、消費税率引き上げの先送りも検討している。ここから「アベノミクス」には目新しいカードがそれほどないことがわかる。

 富の再分配機能にも限界がある・・・地方に産業を起こさないといけないのだが・・・原料を内陸へ運ぶという概念が無い・・・内陸に発電所を作るという考えもない・・・すべては効率よく海岸で・・・幕の内弁当のようにすべてが詰め込まれた海岸都市の一人勝ち・・・商品券を配って、使ったらおしまい・・・簡単な話ですね。そして、政治屋以外は、乞食の良な生活はできないのだよ・・・政治屋は乞食の親戚のようなものだから・・・偉大なる安倍晋三閣下のような、選挙民に富をもたらしていないような奴はね・・・乞食・・・差別的な用語だが、事実乞食だね・・・食を乞う・・・毎日それで食てるんでしょ?庶民は自ら社会に価値を生み出して稼いで食っている!政治屋は右や左の旦那様・・・の高級なプロトコルで食ってるからね・・・中国を県債したと思われるだけでどれだけの金が入るのかね?

 海外の経済専門家の中には、グローバル経済の低迷に対処するには、「アベノミクス」のバージョンアップ版を早急にうち出す必要がある。また金融・財政政策を一層緩和し、構造改革と関連づける必要がある、とみる人もいる。この提案は「船に目印をつけて落とした剣を探そうとする」ようなものだ。腕のある医者ならば、症状に応じて適切な薬を処方し、病状に応じて量を調節し、いろいろな薬を用いて、さまざまな病気を治すことができるからだ。

 残念ながら、偉大なる安倍晋三閣下は3代で長門市と下関市をあれだけ寂れさせた実績を持つだけで・・・腕のある医者ならば、症状に応じて適切な薬を処方し、病状に応じて量を調節し、いろいろな薬を用いて、さまざまな病気を治すことができる・・・こんな、素敵な技を持ち合わせていないけれども、長門市や下関市では絶大なる人気なんでね・・・

 「日本病」は直りにくい病気ではなく、処方箋がないわけでもない。安倍内閣の経済活性化のための使い古したやり方が、新たな情勢の変化に追いついていないだけだ。

 まったくその通りですね。中国は凄い・・・敬服します。

2016.05.04

  

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