現在をうろうろ(1760)
日本貧窮者経済新聞
 売れなかった日本の潜水艦は・・・?(5)

 ああ、また中国の評判が悪くなるのかね?オーストラリアは中国の圧力に屈して、日本の優れた潜水艦であるそうりゅう型をベースとした潜水艦開発をあきらめた・・・こいつが定説になりそうな感じですが・・・果たしてどうなのやら?【社説】豪次期潜水艦計画、日本案葬った中国の圧力 - WSJ この社説は変なんです・・・?

 だが、ターンブル首相の決断に最も大きな影響を与えたのは、オーストラリアにとって最大の貿易相手国で、日本の参加に公然と反対していた中国だったかもしれない。中国の王毅外相は2月、日本の武器輸出の野望は「平和憲法を守って」いないことを意味するとし、第2次世界大戦を思い出し「アジア諸国の感情を考慮するよう」オーストラリア外相に求めた。

 中国政府が懸念している理由は明らかだ。日本案が採用されれば、オーストラリアと日本の関係が強まるうえ、オーストラリアの次期潜水艦は米国製の戦闘システムと魚雷を搭載することから、オーストラリア海軍、日本の海上自衛隊、米国間の相互運用性が高まるためだ。さらに日本が潜水艦の輸出大国になるのを支援することになっていただろう。

 ターンブル首相が中国を訪れ、オーストラリアがコモディティー(商品)への過度な依存を減らす上で中国市場は重要だと持ち上げてから1週間後にフランス企業の選定を発表した意味を日本は理解できる。アボット前首相は、特に日本が強く訴えた「戦略的な」理由から日本案を支持していた。この理由をターンブル政権はあまり重視していない。

 オーストラリアと日本で多くの人が強調しているように、オーストラリアが今までより防衛のことを真剣に考えており、日本との協力強化が必要という意見が今も大勢を占めていることは朗報だ。オーストラリアは潜水艦の数を12隻に倍増させるほか、向こう10年間で防衛費を約230億ドル増やす計画だ。

 オーストラリアの潜水艦契約は、中国の海洋進出がアジア諸国の反発を招いていることを浮き彫りにしている。シンガポールやベトナム、インドネシア、マレーシアなども潜水艦の近代化を進めている。次にその必要性を検討するのは米国かもしれない。米海軍は攻撃型潜水艦の数を2028年をめどに現在の52隻から41隻に減らす計画を立てているにもかかわらず、ハリー・ハリス米太平洋軍司令官は先ごろ、「潜水艦が不足している」と警鐘を鳴らした。広大なインド洋・太平洋の海上交通路をいつでも使えるようにするには民主主義国間の協力――そして潜水艦の艦隊が必要だ。

 これって、運良く読めたパターンの奴なので、長文を引用・・・後半部分ですが・・・中国の外交姿勢は・・・日本政府が憲法の精神を蔑ろにしているということについて文句をつけているわけですから・・・そして、偉大なる安倍晋三閣下の中国嫌いがね・・・まともにお話しできない小心者ですから仕方ないと思いますが・・・田舎政治屋の限界で、恐怖を煽ることで票田を耕しているのだろうと思いますが・・・みっともない小物を演じている・・・

 雇用とか、これって・・・潜水艦の建造に伴う副次的なものですね。技術移転なども・・・こいつは、買い物をする側の要求でもあるが・・・本来の買い物は何?国防の要になる重要な器の話ですからね。2800人の雇用も技術移転も・・・買い物のおまけですからね。おまけで、潜水艦を買うのとは違う・・・グリコのキャラメルを買うか森永のキャラメルを買うかの決め手はおまけか?グリコのアーモンドキャラメルも捨てがたいが・・・これにはおまけがつかない・・・潜水艦はおまけかね?

 おまけのそうりゅう型というのはちょっとね・・・おまけのそうりゅう型・・・まあ、日本のお子ちゃま的な発想ではこれでもよいような気がするが・・・え?グリコのキャラメルって・・・今は4個入りなのか・・・

 私は、おまけ付きの、グリコのキャラメルは親に買ってもらったことがなかった・・・誰かからもらうことはあったけどね。親が買い与えるのは、森永キャラメルかグリコのアーモンドキャラメルだった・・まあ、キャラメルを買うのならその選択だね・・・明らかに、キャラメルがおまけのような感じですからね。

 ああ、政府は、中国包囲網へのオーストラリアの参加へのおまけとしてそうりゅう型を使ったということかね?私は、どうも政治的な駆け引きの方には疎いのでね・・・中国包囲網参加の国へはもれなくそうりゅう型がついてきます・・・そうりゅう型をおまけと考える日本政府と、おまけじゃなくて潜水艦が欲しいオーストラリア政府という構図かね?
【おもちゃの注意事項】・対象年齢3歳以上・おもちゃは中国製です。・・・おもちゃなのかね?日本政府にとっては・・・?なんだか、Wikiの記事に・・・登場作品があって・・・

『日中世界大戦』 「そうりゅう」以下3隻から発射したハープーン対艦ミサイルで与那国島に向かっていた中国海軍の「遼寧」以下数隻を撃沈する。その後、「そうりゅう」「うんりゅう」「はくりゅう」が空母回航の護衛のためヨーロッパへ派遣される。

 ああ、おもちゃ感覚が「日本らしい日本」なおかもしれない・・・本気の人殺しの道具なんですが・・・長々と引用したのは・・・

 中国政府が懸念している理由は明らかだ。日本案が採用されれば、オーストラリアと日本の関係が強まるうえ、オーストラリアの次期潜水艦は米国製の戦闘システムと魚雷を搭載することから、オーストラリア海軍、日本の海上自衛隊、米国間の相互運用性が高まるためだ。さらに日本が潜水艦の輸出大国になるのを支援することになっていただろう。

 この部分が気になったわけです・・・コリンズ型の潜水艦は・・・戦闘システムはAN/BYG 1ですからね。そして魚雷はMk 48だし・・・もともとアメリカ様というか・・・NATOの標準的な装備なんでね。主体がNATOなのだから、ガラパゴス兵器体系の日本がNATOの標準型の兵器体系に再び参加する形になる良い機会のように思えたが・・・この部分の中身は日本的な知識というか理解だからね・・・フィナンシャルタイムズらしくない・・・?

 ああ、中国政府の深慮遠謀かね?日本をNATOの兵器体系の中に組み込まないために・・・ガラパゴス兵器体系の中に取り残したくて、それに成功したのか?

 なんだか、この記事は日本人が日本的な観点で書いて・・・それを英訳したものをベースにしているような気がしてね。英文からの翻訳として箔をつけた?論調が・・・ひどく日本的・・・政府系の通信社の論調そのまま・・・フィナンシャルタイムズの論調ってこんなだっけ?・・・ああ、忘れてた・・・フィナンシャルタイムズは日経の傘下だった・・・つまり、これは・・・日経の社説なのね。この記事は中道とは言い難いのでね・・・なるほど・・・報道が危ないね・・・強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法 これの第二十八条・・・

 (諸外国の理解の増進)
第二十八条  国は、国際社会における我が国の利益の増進に資するため、我が国の国土強靱化に対する諸外国の理解を深めるよう努めなければならない。

 既に、これの実装が行われているということか・・・言い訳しなければならない国土強靭化なんだよね・・・そして、言い訳めいた記事だね・・・Submarines Down Under Australia rejects a Japanese bid after Chinese pressure. - Google 検索 ざっと検索してみても、今のところあまり反応はなさそうですね・・・なんだか、中国脅威論は信じがたいと思うのだが・・・そのうち、大暴露大会が始まるかもね・・・あまり、藪をつつくものではないと思うのだが・・・

 しかし・・・なんで、同じものを持っていないと・・・お友達じゃない!とか騒ぎ出すのかね?共にそうりゅう型を持つお友達?反吐が出るね・・・みな事情が違うのに・・・

 しかし、負けたのは中国によるものかね?どう見ても、製品がニーズに合っていないだけのような気がするが・・・?

2016.04.28

  

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