現在をうろうろ(175)

 報道の文章の構造は複雑で・・・どうして、こんなになるのかね?

 アジア安全保障会議での我が国の防衛相の発言がありますね。それをざっと見ていると・・・こんなに海外の軍との防衛協力があるんだと、改めて感心してしまいます。とにかく・・・

 知らない事がいっぱいある・・・パシフィック・パートナーシップ2014に日本の自衛隊も参加するのか・・・Advancing Military-to-Military Cooperation Itsunori Odonera IISS パシフィック・パートナーシップってのが良くわからんが・・・軍事パレードではなさそうですね。Pacific Partnership - Wikipedia, the free encyclopediaどうやらこいつに参加したようです。そして、日本は鳩山首相時代に参加を始めた・・・2010年から日本は参加しているのか・・・防衛省・自衛隊:パシフィック・パートナーシップへの参加・・・一時期話題になりましたが・・・続いているとは知らなかった・・・医療分野での軍の協力体制・・・2004年のインド地震による震災を発端とした軍の人道支援のものですね。それを拡大して・・・医療を行う協力事業。

 他には・・・Pacific Reach 2013 か西太平洋潜水艦救難訓練・・・潜水艦の救難体制を整えるための訓練・・・防衛省・自衛隊:多国間の安全保障協力・対話 なるほど、色々とやってるんですね。なぜか、こういったものはあまり目に触れないですね。後でちょっと、丁寧に見ておかないと・・・HA/DR分野か・・・Humanitarian Assistance/Disaster Relief人道支援活動、災害救援・・・

 何と穏当な・・・これって国内報道だとどんな具合になるのかね?毎日新聞の報道を引用してみると・・・

 小野寺五典防衛相は31日、シンガポールで開催されたアジア安全保障会議で講演し、防衛当局間の対話に応じない中国を念頭に「軍同士の協力にとって重要な規範は『問題があるからこそ対話と交流を継続する』姿勢だ」と指摘し、日中間の対話の重要性を強調した。「ルールを守らない危険な行為を決して行うべきではない」とも述べ、偶発的な軍同士の衝突を避けるため、安全の手順を定める各国共通の行動基準の早期構築を呼びかけた。

 小野寺氏は講演で中国への名指しを避けながらも「対話を行うことに条件を付けるのは、対話を行う態度ではない」と述べ、安倍晋三首相の靖国神社参拝などへの批判から日中首脳会談に応じない中国側の姿勢をけん制した。また、南シナ海での海洋進出を念頭に「軍当局の任務は地域の繁栄を守ることで、壊すことではない」と述べ、ベトナムなどとの対立を深める中国に自制を促した。

 こんな具合ですね・・・該当箇所は?上の報道で赤字で示した部分が、小野寺防衛相が述べた内容ですね・・・一般的な心得のように見えるが・・・最初の方は次のようなものですね。最初の『・・・』姿勢は後回し・・・

It is unfortunate that there are security concerns in the East and South China Seas. Japan as well as all concerned parties must uphold the “rule of law” and never attempt to unilaterally change the status quo by force. Also, no country should ignore international rules and attempt to take dangerous action counter to military professionalism in both maritime navigation and over-flight in and above high seas. International norms and laws of freedom of navigation and over flight on the high seas are an important basis for the development of future military-to-military relations in this region.

 ふむ・・・一応は述べていますね。後の方の発言と最初に言及した姿勢に関してはは・・・

I would also like to stress another important norm of military-to-military cooperation. That is a continuation of dialogue and exchanges even when there are problems due to political issues. Setting conditions for commencing dialogues is far from an attitude that facilitates dialogues. Japan does not accept any unilateral action that tries to change the status quo by force, and we should promote defense exchanges for the purpose of avoiding crises.

 どうやら、日本の軍は、政治的な問題がある場合でも対話をする強い意志があるようです。ん?重要な規範・・・軍と軍の協力について・・・軍って命令で動くものと思っていた・・・私の訳し方がおかしいのか?対話を続ける事、意見交換をする事を、政治的に問題があるとしても・・・対話を開始するための条件を設定する事は、対話をする姿勢から程遠い・・・日本は、力で現状を変更しようといかなる一方的な行動を受け入れない、そして我々は危機の回避を目的とした防衛交流を促進すべきである・・・こりゃ絶対訳し方が違うよね?ありえないもの・・・でも、こんな感じみたい・・・?これって、軍が政府を批判しているみたいになっちゃう・・・政治的に問題があるからこそ軍は対話と交流を続ける・・・赤字の部分は何と訳す事が正しいのか?軍が手打ち式をやって、政府が戦えと命じたら・・・という事ですからね。日本語版が出るのが楽しみ・・・

 日中の防衛交流・協力の現状は・・・防衛省・自衛隊:日中防衛交流・協力 によれば、11年6月の第10シャングリラ会合で終わっているようですね。

 どうも、良くわからない・・・なんだか、戦争を従っているのは・・・報道関係者?確かに、戦争報道は面白いかもしれないが・・・過激な言葉で戦争を煽っているような・・・まさか、日本の民主主義の発達を遅らせているのは・・・戦前から解体される事なく続いている報道機関という事になるのかね?そうは、考えたくないが・・・

 なんだか・・・大うつ病エピソードが進行して混合性特徴の特定用語ってやつが発症しているみたいな感じ・・・新しい言葉を使ってみたくて・・・馬鹿みたい、でもなんとなく、経済と軍備の間で大きく揺れ動く報道関係者の集団的心理状態が、こんな報道を流している理由なのでは?なんってね・・・でも、お前こそ躁病エピソードだって言われそうですが・・・まずい、こういったことをなくすためにわざわざ、名前を付け替えて下らない事に使わないようにしようという、精神科医の努力を無駄にしてしまっているような感じ・・・悪い使い方の方は旧来の広い範囲の障害を示すXXXXを使って区別すべきなのか?ちょっと気になります・・・

2014.06.02

  

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